こんにちは、藤沢店の平塚です。
寒さが少し戻ったせいでしょうか?
今日は何だか藤沢店ものんびりしています。
勝手に田中のフェイスブックにログインして(私はアカウントを持っていないので)
眺めていたらハーバーからいい感じの写真がアップされていました。
リッチ・ハーバーと孫の写真です。
恐らく次女で現在リッチの後を引き継ぎ
ハーバーサーフボードを切り盛りしているメリッサの息子だと思われます。
おじいちゃんがレジェンドシェイパーなんて
サーファーとしては何とも羨ましい環境で育ちますよね。
それ以前に久しぶりにシェイプルームにいる元気そうなリッチの姿も見れて
微笑ましく感じたのでご紹介しました。
話しは変わりまして、昨年とは別人のような働きぶり(Danoも見習って欲しい)で
入荷頻度の多いガトヘロイですが、シェイプもさることながら
ボードのカラーリングセンスにも毎回脱帽させられます。
前々回入荷のスムースオペレーターに施されたパネルカラーは
ちょっと今まで見たことが無い感じです。
◇モデル:スムースオペレーター
・長さ:9.8ft
・フィン:グラスオンフィン
・価格:¥235,000-
ダブル“ファット”バルサストリンガー、60'sゲルコートグレイマーブルパネル、ボランクロス、グラスオンフィン
説明にある"ゲルコート"とはなんだ?と調べてみたところ
こんな説明を見つけました。
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ゲルコートはポリエステル樹脂などにピグメントと呼ばれる色素成分(顔料)を混ぜ込んで色を付けたもので、「コート」という名前から判る様に製品の表面(表層部分)を形成する為の「色付き樹脂」です。
標準的には厚さ0.3〜0.4mm程度となるように高粘度スプレーガンで型に吹き付けたり、型にハケ塗りしたりします。それより薄いと裏の積層用ガラスマットの模様が表面に出て来たり透けて見えたりしてしまいますし、それより厚いと(なにせ樹脂のみですので)元々の強度が無いため、製品の表面にクラックが発生する原因となります。
ゲルコートの硬化後に、ガラスマット+積層用ポリエステル樹脂で裏張り部分を成形しますが、製品表面の要求精度が高い場合は極薄のガラスマット(サーフェスマット)などから積層を行い、ガラスマットの模様が絶対に表面に出て来ないようにします。
ゲルコートの役目として「製品表面の色やツヤ」などの意匠を担うと共に、「内部の積層用一般樹脂(ポリエステル樹脂)の紫外線に依る劣化からの保護」なども揚げられます。
Yahoo知恵袋より引用
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1052701500
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つまりピグメントという顔料を混ぜた樹脂で色付けされたもので
60年代のボードに見られる「ピンライン」「コンプバンド」や
「パネルカラー」「ストライプ」といったデザインを施す際に一般的に使われた手法です。
現在でも上記のようなデザインは見られますが、殆どはエアブラシで処理されており
ゲルコートとの違いは着色部の厚さになります。
ゲルコートは知恵袋の説明にあるとおり、0.3〜0.4mmの厚さになるので
着色部に塗料の盛り上がりが出来ることが特徴です。
ゲルコートで着色されたボードはクラシックログにこだわったブランドなら
さほど珍しいものでは有りませんが
ガトの場合は、ゲルコートを複数色使い刷毛で模様を描いています。
これによってオイルペイントで描かれた絵画のような
深みのあるカラーリングを持つボードに仕上がっております。
フィンはレイクが効いてドライブしそうな
ロビー好みのフィンがセットアップされています。
その他のボードもフランスに移った後のガトヘロイは
カリフォルニア時代とはまた違ったテイストがあり
藤沢店もエスプリの効いたガトヘロイに囲まれ良い感じです。
是非海帰りに、実物を見にいらしてください。
ご来店お待ちしております。
シーコング
平塚