こんにちは、篠崎店の平塚です。
今日はジャック・コールマンからのプレゼントをご紹介します。
●Imaginary Carpet Market
先日のアレックスノストと一緒に「Polyester」「Happy Beach」の試写会の為、
来日したので記憶に残っている方も多いと思いますが
ジャックコールマンは、写真家、フィルムメーカーとして
独特なスタイルの作品を排出するカリフォルニアの奇才の映像クリエーターです。
8mmと16mmのフィルムカメラを使用した映像が彼の作品の特徴で
それらは世界中のアーティストに影響を与え続けています。
今回もアレックスをフューチャーした映像を24分のフルムービーで配信しています。
アレックスがBMTのボードを駆使してバリ?のホローな波を
独特のアレックススタイルでバーティカルにライディングする映像が
ジャック・コールマンの世界観と見事にはまっています。
そんな映像を見ていたら、篠崎店にあるBMTのボードと目が合ってしまったので
ちょっと棚から出して眺めたついでに、どんなボードがご紹介します。
アレックスが削り始めたばかりの初期入荷版BMTです。
初期ロットはレールの厚みがかなりマチマチだったのですが
この6.7ftはテーパー気味で綺麗なフォイルのレールです。
テールの方はガトヘロイばりに薄く削ぎ落とされていますが
センター〜ノーズエリアにかけては適度なボリュームがあり
厚過ぎず薄すぎず、クセの無い乗りやすそうな形状です。
ロッカーは勿論、ど!フラットです。
去年来日時に削ってきたのは、もう少しロッカーがついていましたが
個人的にはこれぐらい「ど!フラット」なのが「格好」と思います。
※乗りやすいかは別ですが・・・
ノーズから見たボトムはロール気味に膨らんでいて
テールにかけてフラットになっていきます。
テール形状はアレックス得意の絞り込んだピンテールとは異なり
小波でクイックに動かすことを意識したラウンドテールです。
そして特筆すべきは前目にセットアップされたフィンボックスの位置
通常15cmぐらいが平均のところ1インチ以上も前にセッティングされています。
これらの特徴から推察するに、ボードのトリム、コントロールは
通常のボードよりもノーズ寄りで処理することを意識しているようです。
波が厚くてフェイスを使えない時は、リラックスしたトリム姿勢でクルーズし
カールしてきて走れるフェイスができた時は、前傾姿勢でフェイスを広く使う
ミッドレングスボードに乗るアレックスのライディングと
ボードの特徴が重なる気がします。
あくまで気がするだけなので、憶測、創造の域を超えませんが
ジャック・コールマンの映像と、ボードを交互に眺めることで
なんとなく「その気」になれるから面白いものです。
他にも初期ロット版ピンテールの8.2ftが篠崎店にございますので
「その気」になりたい方は、Imaginary Carpet MarketをDVDに焼いて持参の上
店頭でBMTを見ながらバーチャルアレックスになってみてはいかがでしょう?
寒いので海には入れなくても、結構満足できるかもしれませんよ。
シーコング
平塚
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今朝オーストラリアのアンディとロビーからほぼ同時にメールが届きました。
どうやら次回の「ダクトテープ」はオーストラリアのヌーサで毎年盛大に行われる“ヌーサフェスティバル”のイベントの一つとして3月15日、16日に行われるようです。
今やメジャーとなった「ダクトテープインビテーショナル」とは、シューズブランドのVANSがジョエルチューダーともに開催しているシングルフィンロングボードの大会で、世界中から16名だけが招待され2日間その技を競います。ただしコンテストとは言っても、ASPのようにピリピリしたムードではなく、あくまでもシングルフィンロングボードの楽しさ、格好良さを競う街ぐるみのイベントです・・・・と、このくだりは発売中の『NALU』に記事を書かせていただいているので、是非、本屋に立ち寄ってご覧ください。
とにかく世界中から毎回16人の名だたるサーファーが集められるのですが、その16人の内容は、毎回招待される常連組と開催地の地元のサーファー、そして当落線上にいて、毎回招待状が届くか届かないかのサーファーに分けられます。
今回も当然招待されているメンバーは、ご存知我らがロビー・キーガル、アレックス・ノスト、ジャレッド・メルに加え、トロイ・エルモア、ハリソン・ローチ、タイラー・ウォーレン、ジェームス・パーリー、ジャスティン・クィンテル、ライアン・バーチです。要するに彼らがロングボード界の正真正銘の“メインストリーム”であり、多くのサーファーがそれに続こうとしているのです。
このメインストリームのサーファーが乗るボード、ライディング、陸上での服装、振る舞いのすべてがロングボードシーンを牽引し、その他のサーファー達に影響を与えているのです。
このメンバーを見てお分かりの通り、シーコングはとってもラッキーです。9人のうち4人も出ています。彼らのボードがそのまますべての皆さんにご満足いただけるとは限らないのですが、彼らのボードが素晴らしいことに変わりありません。
ということで、今年も皆様を興奮に導くボードをどんどん輸入してきますのでご期待ください。
ちなみに現在招待されているその他のメンバーは、デーン・ピーターソン(ずっと以前にはシーコングで取り扱っていました)、マッティ・チョナスキー(ガトへロイ、ダノーに乗っていました)、ジェイ・ノリス、ジャイ・リー、トーマス・ベクソン、マット・コーディ、他、ローカル枠です。
大会ディレクターのノーラン・ホールのブログもご覧ください。
そのガトへロイですが、次週も「2012秋コレクション」が12本届きます。どのボードが届くのかは相変わらずわからないのですが、どのボードも昨年の夏、ロビーがフランスに旅立つ前に作った渾身の力作です。ご期待ください。
同時に、ウェーバーも入荷いたします。
■スタイリスト:周囲を置き去りにする最速のテイクオフとイージーなコントロールが特徴のスーパーマジックボードです。週1サーファーの方が最大限に楽しめるボードとしておすすめの驚きの性能です。
9.2ft #17212 ベイビーブルーピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.2ft #17213 ピンクベージュピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.2ft #17215 ディープマジェンタピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.4ft #17219 グレイピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.6ft #17220 スカイブルーピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
10.0ft #17224 ミディアムブルーティント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
■プレイナー:ノーズライディングを目指すならこのボードが一番です。テイクオフはパフォーマー並みに速く、コントロールもスタイリスト以上です。
9.6ft #17227 “ウェーバーレッド”ピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.6ft #17228 オリーブグレイピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
■パフォーマー:元祖“最速テイクオフ“のボードでこのボードより速いテイクオフのボードは銀河系には存在しないといってもいいくらいです。とにかく体重があって、現在テイクオフに苦労している方、「もっと早く買っておけばよかった」と後悔するほどの感動をお約束します。
9.6ft #17230 “ウェーバーレッド”ピグメント ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
9.8ft #17231 ブラキッシュブルーボトム&レール、ライトブルーティントデッキ ⇒ このボードのご注文、お問い合わせ
続きまして、藤沢店に中古ボードが入荷しましたのでご紹介させていただきます。
●ブランド:パタゴニア
・モデル:ノーズグライダー
・サイズ:9.2ftx22 5/8インチx2 13/16インチ
・フィン:シングルBOX
・付属品:なし
・価格:¥84,000-
パタゴニア社、フレッチャー・シュイナード・デザインズのエポキシ製のボードです。
ノーズグライダーというモデルですが、ボードは軽くレールにはエッジが効いているのでオールラウンド系のボードになると思います。
デッキにはNEWAXが貼ってあり、多少の使用感はありますが、凹み、傷などはほとんどありません。大変きれいなコンディションのボードです。
それでは、楽しい3連休をお迎えください。
シーコング藤沢店
田中