こんにちは。
大阪店のヒラツカです。
先日、ガトのラミネートデザインについて見直してから
ボードのラミネートに関してかなーり気になってます。
実際サーフボードが仕上がるまでの工程って
「シェイプしてラミネートする」というぐらいの理解で
正確に把握していなかったので改めて調べてみると
身近なところに答えがありました。
カリフォルニア・シールビーチにて1959年以来
一貫して精度の高いボードを提供し続ける
HARBOUR SURFBOARDSがYOUTUBEにてボードが仕上がるまでの
全工程をアップしていました。
■Harbour Surfboards - Shaping [Step 1 of 10]
職人気質のリッチ・ハーバーから全幅の信頼を受け
現在ハーバーの全てのボードをシェイプするティム・スタンプス。
気難しい頑固職人という雰囲気のリッチとは対照的に
いつも笑顔でゆったりとした雰囲気をまとったナイスガイです。
HARBOUR SURFBOARDS公式HP
http://www.harboursurfboards.com/
■Harbour Surfboards - Air Spray [Step 2 of 10]
■Harbour Surfboards - The Lamination [Step 3 of 10]
シェイプの終わったボードはラミネートへと移ります。
ラミネートは南カリフォルニアで最高級のクオリティを誇る
ウォーターマンズギルドで行います。
シーコングで取り扱いのガト、クラシッククリーム、ウェーバー
ハーバーはウォーターマンズを使っています。
ウォーターマンズギルドの公式HP
http://www.watermansguild.com/
ウォーターマンズギルドの面々
http://www.watermansguild.com/bios.html
Waterman's Guild, A True Old School Glass Shop!
http://foamez.blogspot.com/2011/03/watermans-guild-true-old-school-glass.html
■Harbour Surfboards - Hot Coat [Step 4 of 10]
■Harbour Surfboards - Fin Box Installation [Step 5 of 10]
■Harbour Surfboards - Sanding [Step 6 of 10]
■Harbour Surfboards - The Pin Line [Step 7 of 10]
■Harbour Surfboards - Glossing [Step 8 of 10]
■Harbour Surfboards - Polishing [Step 9 of 10]
■Harbour Surfboards - Board Delivery [Step 10 of 10]
どうでしょう?
こうしてみると、それぞれの動画は1分前後と短いですが
1本のボードが仕上がるまでには実に多くの工程があるんですね。
またこの動画では仕上げまでの各工程で
ウォーターマンズギルドの職人達が
責任とプライドをかけて仕事をしている様子が良く分かります。
そして仕上がったボードには
最高級の品質で仕上げられた証として
ウォーターマンズギルドのシールが貼られます。
同時にこの動画を公開しているハーバーサーフボードも
妥協をしないボード作りをしている、という姿勢が伝わってきます。
話題性では新鋭のガト・ヘロイに遠く及びませんが
1959年から50年以上、カリフォルニアのサーフカルチャーを牽引し
老舗サーフボードメーカーと呼ばれるまで続けてこれた理由は
こうした妥協の無い一貫した姿勢でボードを作ってきたからではないでしょうか。
実際ハーバーの「サンオー」や「バナナ」モデルは
「バランスの良い乗りやすさ」で言えば
シーコング取り扱いブランドの中ではピカイチです。
「テイクオフが早くて、ターンも軽くてノーズも簡単なボードが欲しい」
というわがままな貴方にピッタリ!
大阪店にもバナナの9.2ft、9.4ftが1本ずつ
サンオーの9.4ftが1本あります。
女性にも大変お勧めなので
大阪にいる間に、是非実物をご覧になりにいらしてください。
ご来店お待ちしております。
電話:090-8110-5451
シーコング大阪店