シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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最新DVD!失敗しないロングボードの選び方!

藤沢店の田中です。

 

先週より各店では新作DVD「ジャレッドメル vs デーンピーターソン」をお配りしています。

 

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日頃見慣れたスモールウェイブでの彼らのハイレベルなパフォーマンスと北海道を満喫する様子にたいへんご好評をいただいております。

 


無料配送はもう一編のカリフォルニアで撮影したデーンピーターソンとハーバーの「60周年記念の模様」を加えた後、開始しようと思っています。

 

次週末までには何とかと思っておりますので、どうぞ皆様ご期待ください。

 

それまでは「湘南オープン」の模様をお楽しみください。
※店頭では「北海道」分も含めたDVDをお配りしています。

 

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このDVDを観てジャレッドメルの「サーファビリー」が欲しくなった方は、こちらをご覧ください


このDVDを観てデーンピーターソンの「アンヒンジド」をオーダーしたいという方は、こちらをご覧ください

 

 


話は変わりまして、現在、各店のNEWボードの在庫が激減してしまっています。

 

私たちスタッフは日々奮闘しているのですが、相変わらずカリフォルニアの彼らが・・・・

 

という状況で楽しみにお待ちいただいている皆様には大変ご迷惑をおかけしております。

 


どうにか21日の水曜日にはエルモアが5本、ウェーバーが8本入荷いたします。

 

翌週は大量入荷を控えておりますので、次のボードをご検討中の皆様は、日々、入荷情報にご注目ください。

 


それではウェーバーの入荷情報です!

 

すでにシーコングで取り扱いを開始してから20年以上が経っていますが、相変わらず根強い人気です。

 

この20年間の間にご購入いただいたお客間からは「やっぱり買い換えるならウェーバー」をおっしゃっていただくことも多々あります。

 

なぜなら、“ウェーバーに代わるボードはこの世に存在しないから”です。

 

何が違うのかと言いますと「ボード幅が24インチあるのに、ボトム面がすごくフラット」なことです。

 

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パフォーマー ノーズ付近

 

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パフォーマー センター付近

 

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パフォーマー テール付近



ウェーバーはこれだけ長い人気を誇っているのに、同じタイプのボードが発売されないのが不思議なくらいですが、ほとんどのシェーパーはサーフィンの上級者なので「この幅とフラットなボードは機能しない」と思っていらっしゃるのかもしれません。

 

現在のベストセラー、クリームの『ファットキャット』でさえもロビンが何とか妥協して、幅は23.5インチでボトム形状はロールされています。

 

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ファットキャット ノーズ付近

しかしながら実際にウェーバーに乗った方は「思ったよりもすごく動きやすい」とおっしゃいますし、シーコングチームライダーの戸井田雅秋は『パフォーマー』でNSAの全日本で見事優勝を飾り日本一になったほどです。

 

ロングボードの一番の魅力は誰でもかんたんに波に乗れることですが、すべてのロングボードが簡単にテイクオフできるわけではありません。

 

ご自分のボードの形状をぜひご覧ください。

 

★幅が23インチ以下ではありませんか?

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サイドフィン付ボードの典型的なボード幅

 

★ボードのテール側の幅が狭く絞り込まれていませんか?

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サイドフィン付ロングボードの典型的な絞り込まれたテール形状

 

★ボード全体が反っていませんか?

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サイドフィン付ロングボードとファットキャットのロッカーの差

 

★サイドフィンがついていませんか?

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フィンを取り外して使用してもボードの形状は変わりません

 

★重量が8kg未満ではありませんか?

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サイドフィン付ロングボードの典型的な重量

 

★ボトム面のフィンボックスの前が平らではなく、V型にシェープされていませんか?

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サイドフィン付ロングボードの典型的なVeeボトム

 

★テール付近のレールにエッジが施されていませんか?

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サイドフィン付ロングボードの典型的なレールのエッジ形状

 

★ノーズコンケーブが施されていませんか?

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サイドフィン付ロングボードの典型的なノーズコンケーブ

 

 


これらに当てはまるものが、たった一つでもあればウェーバーに乗った瞬間に感動に包まれるはずです。


「そんなおおげさな」という方もいるかも知れませんが、


大げさどころか、あまりの違いに驚愕するはずです。

 


それは沖に向かってパドリングを初めて瞬間から、誰でも容易に体感できます。

 

パドリングはボードの横揺れを起こしますが、ウェーバーでは一切そんな感じがありません。

 

まるで畳の上でパドリングしているように安定しているため、ボードはどんどんと加速します。

 

そのスピードにボードのテール幅が加われば、少々ポジションが悪くても、オンショアの超小波でも、どんな波でも簡単に誰よりも沖からテイクオフできます。

 

混雑したピークを避けて、その間で待っていても来た波を逃さず簡単にテイクオフできます。

 

まさに「夢を叶えてくれるマジックボード」です。

 

またウェーバーのボードは幅は広いですが、その分ノーズとテールは薄くシェープされています。

 

それによってコントロールは驚くほど簡単で、「動きやすい」と感じていただけます。

 

ウェーバーのボードは他のボードよりも4~6インチ分くらいテイクオフが速いので、短かめを選んでコントロール性を重視しても、テイクオフの心配はまったくありません。

 

◆『パフォーマー』のおすすめの長さと適正体重
・9.2ft【幅:23 5/8インチ(約60cm)、厚さ:3 1/8インチ(約7.9cm)】:~75kg
・9.4ft【幅:23 7/8インチ(約60.6cm)、厚さ:3 3/16インチ(約8.1cm)】:65kg~75kg
・9.6ft【幅:24インチ(約60.96cm)、厚さ:3 1/4インチ(約8.2cm)】:70kg~85kg
・9.8ft【幅:24 1/16インチ(約61cm)、厚さ:3 3/8インチ(約8.6cm)】:75kg~90kg
・9.10ft:80kg~95kg
・10.0ft:85kg~100kg
※あくまでも、テイクオフを考慮した平均的な指標です 

 

 

お住まいやお車の関係で、どうしてもボードの長さが制限される方は、ぜひウェーバーをおすすめします。


折角の休日に海に行っても思うように波に乗れないでは、せっかくの楽しみのサーフィンも満喫できません。

 

あらゆる性能が優れるクリームの『ファットキャット』でも、テイクオフの速さではウェーバーに歩があります。

 

この世界最強のテイクオフボードで、残りの夏もご満喫ください!

 


それでは入荷を控えているボードをご紹介させていただきます。

 

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スタイリストの現在の在庫

 

 

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パフォーマーの現在の在庫

 

 

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プレイナーの現在の在庫

 

 

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フェザーファストバックの現在の在庫


 


皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。

 

引き続き楽しい週末をお過ごしください。

 


シーコング藤沢店
田中

 

女性のPIGという選択肢

こんにちは!
藤沢店の山口です。

今朝インスタでこんなストーリーをみつけました。

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そうです。
先月も来日していたデーンピーターソン。
彼のパーソナルブランドである『UNHINGED SURFBOARDS』をテストライドする女性サーファーの様子がアップされていました。

そしてその女性サーファーは水着ブランド『The Seea』のライダーでもあるローラミニョンのようですね。

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『UNHINGED SURFBOARDS』に限らず、『SURAF A BILLY・BangBang』はシーコングでエクストリームピッグとご紹介をさせていただいておりますが、意外とそのエクストリームピッグが実は女性に向いている事もあるのです。


現在『PIG』と言われる形状のボードはシングルフィンロングボード界では主流となっており、世界で活躍する有名サーファーは皆その『PIG』を使用しております。

いっけんエクストリームピッグと言われると難しい印象を持たれる方も多いかと思います。
さらに、アレックスノストやジャレッドメルのようなライディングを見てしまうと

『無理無理!!!笑 あんな事できる訳ないじゃん。 絶対乗りこなす自信ない!』

って思われる方が普通でしょうね。笑

が、しかし。


これが女性ならどうでしょう???

女性は男性に比べ脚力も弱く、筋力も劣ります。
男性が必死にコントロールするボードを女性が乗りこなすのは至難の業でもあります。

でも男性が軽々コントロールできるボードを女性が乗ったら???

 

そうです。


脚力のない女性でも普通にコントロールができるとおもいませんか???


よって、男性に対してはエクストリーム、女性に対してはイージーコントロールとなる訳です。

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こちらは『Creme』のフラワーに乗るマカラスミス。

これも『PIG』ですね。


『UNHINGED』や『SURF A BILLY』以外でも、もちろん『CREME』や『ELMORE』からも女性向けのシングルフィンロングボードはございます。

『やっぱり安定感も欲しい!』
『やっぱりノーズライダーがいい!』

そんな女性のわがままは尽きる事はなく・・・笑

シーコングでは『女性におすすめのボード』を沢山取り揃えておりますのでチェックしてみて下さい♪

 

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彼女たちのように優雅で綺麗なサーフィンを理想としてシングルフィンを選ぶ女性は昨今増えてきております。

 

湘南でサーフィンされている女性の半数以上は今やシングルフィンロングボードと言っても過言ではございません。

 

ただネックなのは、シングルフィンロングボードは『重い』『動かない』というイメージがどうしても付いて回るので、ボード選びを失敗する女性が非常に多いのも現状です。

 

ボード選びに迷われている女性はぜひ『PIG』と言う選択肢がある事を知っておくといいかもしれませんね。


女性におススメのロングボード⇒https://www.seakong.com/category/category3.shtml


女性のみなさん!!!
オシャレにサーフィンを楽しみましょう!!!


シーコング
藤沢店

東京江戸川店スタッフ募集!ロビン近況!ロングボードの選び方(なぜシングルフィンなのか!?)

藤沢店の田中です。


まずは「シーコング東京江戸川店」にてスタッフ増員のためアルバイト、正社員候補の方の募集のお知らせです。

 

 

シーコング東京江戸川店

アルバイトスタッフ/正社員候補 募集!!!

シーコングでは下記のとおり一緒に働いていただけるスタッフの方を募集しています。

アルバイトから正社員への登用制度もありますので、販売接客未経験の方や学生の方からご近所の主婦の方まで大歓迎です!

 

 

■募集詳細

シーコング東京江戸川店 アルバイト/正社員候補


【職種/業務】

・シーコング東京江戸川店にてサーフボードの接客、販売
・他、海外での取材撮影など、希望とやる気があれば将来に向けていろんな知識を身につけることができます


【雇用形態】

・アルバイト(3ヶ月後、正社員への登用制度あり)

 

【勤務地】
・シーコング東京江戸川店 東京都江戸川区新堀1丁目28-1

 

【資格】
・年齢35歳未満の方
・高校卒業以上
・要普通自動車免許
・サーフィンのご経験がある方(技量はまったく問いません)
・シーコングのスタイルに共感していただける方。
・まじめな方

 

【給与】
・時給¥1,100(正社員登用の場合は社内規定に準じます)
 ※35歳正社員の場合(基本給30万円+歩合給、交通費支給、社会保険完備)

・賞与 年2回

 

【勤務時間・日数】
・週3日以上(相談に応じます)

 

【待遇】
・社会保険完備
・社内割引制度あり
・社員旅行あり
・交通費全額支給

 

■応募方法
以下の必要事項を入力の上、メールにてご応募ください。
(件名)アルバイト / 正社員採用応募
・お名前(ふりがな):
・性別:
・生年月日:
・連絡先(郵便番号、住所、自宅電話番号、携帯電話番号、e-mail):
・最終学歴:
・職歴:
※直接お電話いただいた場合は、面接の日程を決めさせていただきます。
※面接の際は履歴書をご持参ください。

 

■あて先
シーコング藤沢店 田中宛 info@seakong.com または 0466-55-3037

 

皆様のご応募、お待ちしております。

 

 

 

次に、大した話ではありませんが・・・・


現在、カリフォルニアでロビン宅に居候をしている特派員よりロビンについての近況報告が入りました。

 

2週間の予定でフランスからカリフォルニアに帰省しているロビンは今何をやっているかというと、「納品前のボードを撮影している最中に倒して壊してしまったため、それを作り直していることに忙しい」とのことです。

 

もともと何の用でカリフォルニアに帰ったのかは知りませんが、わざわざフランスからやって来て、貴重な2週間という時間に余分な仕事を自ら増やし、時計を巻き戻すように予定していたことに手を付けることもできず、イラツイて当たり散らしている彼の姿が見に浮かびます。


これを「バカ」というか「さすが天才」と讃えられるようにするかは私の文章力にかかっているところですが、今回はあっさりと「相変わらずのバカ」としておきましょう。

 


もちろん以下のように数本のボードもシェープしたようです。

 

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そのロビンから先ほどメールが来て「もうすぐフランスに帰り、ポルトガルのイベントに参加した後、台風と木のボードをシェープするため9月中に日本に来る」と言っています。

 

 


楽しみ反面、ちょっとした不安を感じているところです。

 

 

 


話は変わりまして、すでに噂を耳にした方もいらっしゃると思いますが、あのジョエルチューダー主催の『ダクトテープ』が日本で開催されるようです。

 

「ハロウィンの次の週」と言っていたので11月の初旬と思われます。

 

どこまで話が進展しているのかはわかりませんが、すでにジャレッドはその招待を受けているようなので、現実味が増していることは間違いなさそうです。

 

シーコング創業21周年、シングルフィンロングボードに特化してから(意識的にしたわけではなく、何となくそうなってしまった、という方が正しいのですが)10年以上が経ちます。

 

また『第1回ダクトテープ』が開催され、シングルフィンロングボードがロングボードのメインストリートとして世界的に確立されたのも、ほぼ10年くらい前のことだと思います。

 

(もともともっと以前の子供の頃から知り合いだったロビン、アレックス、ジャレッド、トロイ、デーン等がこの間に急激に有名になったのはみなさんもご承知の通りで、シーコングにとってはラッキーというほかありませんでした。)

 

 

最近は日本国内でもシングルフィンロングボードのイベントが増えてきましたが、やはり本場のしかもその草分け的でもっとも有名な大会が日本で開催されることは感無量です。

 

 

日本では今でも多くの方は「シングルフィンとサイドフィン付きのボードを乗り分けている」と思いますが、それらは世界観があまりにも違うため、カリフォルニアやオーストラリアをはじめ世界中ではまったく別のものとして扱われています。

 

海外ではシングルフィンロングボーダーがサイドフィン付きのボードでハイパフォーマンスなライディングをすることは決してないのです。

 

これは趣味の問題だし、本当は遊びだからどうでもいい話でもあるのですが、それを知っていればボードを選ぶ楽しみも増えると思いますので、今日はその理由について改めてご説明させていただきたいと思います。(主観もありますので興味のない方は読み流してください)

 


一般的にサーフボードを選ぶ場合、“性能”を重視すると思います。

 

そしてその中のほとんどの方が「もっとボードを動かしたい」と考えます。

 

実はこの「もっとボードを動かしたい」と考えることが、日本にシングルフィンロングボードがなかなか根付かない大きな理由であったと思っています。

 

サイドフィン付きのロングボード他、あらゆるサイズ、形状のサーフボードに乗るサーファー、シングルフィンロングボードに乗る方でさえも「サーフィン=ボードを動かすこと」と考える傾向が強いので、「今のボードよりもう少し動くボードが欲しい」となります。(サーフィン=“動かしてなんぼ”と思っていらっしゃる方は意外に多いです)

 

そのために次のボードは今のボードよりも短く、軽く、薄く、反りがあり、レールにエッジを施したものが選択肢の中で重要になります。(せっかくウェーバーやファットキャットで楽に波乗りの楽しさを覚えたにもかかわらず、次のボードはやっぱり・・・という方もたくさんいらっしゃいます)

 

そういう視点でボードを選ぶということは“動く性能”を基準としてボードを選ぶようになります。

 

行き着くところは最新の素材やテクノロジーとなるわけです。

 

ユーザーの皆様の視点がそういうところにあるのに比べ、シェーパーたちのボードづくりの視点は違ったところにあります。

 

簡単に言えば、ユーザーの方々はできるだけ自分の求める要望(軽くコントロールできること、浮力があること、ノーズライディングが安定していること、速いことなど)がたくさん詰まったボードを欲するのですが、シェーパーの視点はそのボードのバックグラウンドへのこだわりにあります。

 

以前も書いたことがありますが、サーフィンの中でロングボードを選択するということは、古い車を選んだり、古いハーレーダビッドソンに乗ったりするのと同様に“昔のものを楽しむ”ということが大前提です。

 

単に乗りやすく、性能の良いものを選ぶのではなく、最初から性能的に劣ってても、難しそうであっても、古き良き時代に戻って楽しむことがロングボードを選ぶ事の本質だと考えています。

 

カーマニア他、あらゆるもののビンテージマニアの方と同じです。

 

そのためシェーパーのコンセプトとユーザーの皆様のご要望にギャップが生じ、シェーパーのコンセプトを知らなければ、そのボードは「調子悪いボード」と言われてしまいます。

 

しかし、ビンテージのコルベットを買った方が「この車、遅いし、ハンドリング悪いし・・・」と言ったりするでしょうか?

 

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カーマニアの方たちが求めるのはその車の原型の格好良さであったり、当時のカルチャーであったり、またその車をレストアしてくれる職人のこだわりだと思います。

 

そう考えれば「動かす」「性能を求める」ことはロングボードを選ぶ重要な要因にはならないとご理解していただけると思います。

 

もちろん体格、技量に応じた選択は必要ですが、ロングボードの楽しさは誰でも簡単に乗れるからこそ、こだわったものを選んで乗りこなすことです。

 

世の中にはユーザーの方々の要望なら何でも聞き入れるシェーパーもたくさんいますが、やはり高く評価されるのは「こだわりを持っているか」につきます。

 

最近の映像では、ジョエルチューダーのように何十秒もノーズにステイするシーンは減ってきました。代わりにノーズに指定する時間は短くなっても、テールからノーズをバタバタと移動したり、派手なカットバックをしたりという“ホットドッグ”スタイルのサーフィンが増えてきたのも、メインストリームのサーファーたちがそれを重視しているからに他なりません。

 

 

2019 湘南オープン/ロングボードスタイルジャム Jared Mell vs Dane Peterson from SEAKONG on Vimeo.

 

こだわりの強いシェーパーほど時代背景が狭くなる傾向がありますが、一度そんな本物志向のロングボードに乗ってみれば、ロングボードについてもっと妙味を持っていただけると思います。

 

 

ぜひ皆様も次のボードは「ちょっとこだわりを持って」選んでみませんか?

 

新しいサーフィンライフが始まるはずです。

 


皆様のご来店、お問い合わせお待ちしています。

 

良い週末をお過ごしください。

 


シーコング藤沢店
田中