藤沢店の田中です。
あのオーストラリアの巨匠、ボブマクタビッシュの“vimeo”に２月２５日にバイロンベイで行われた "MACTAVISH TRIM" の模様がアップされています。
今年は昨年の勝者ジャレッドメルに加え、アレックスノストも招待されていたようで、ご覧になればおわかりのとおり、そのアレックスノストが優勝を飾ったようです。
勝者の基準は、「一番長く波に乗った人」と単純で、これはロングボードの最もシンプルな醍醐味である「沖から岸まで長く乗り継ぐ」ことを最大限に楽しむイベントであることがおわかりいただけると思います。
2013年にオーストラリアのヌーサで行われた『ダクトテープインビテーショナル』にロビンキーガルは一部の「ピッグ」を除いて、ほとんどのサーファーが「ノーズライダー」タイプのボードに乗る中、一人『サーベル』というグライダーを持ち込んでいました。
私は以前からこのブログで、彼がやることはカリフォルニアの2～3年、日本の5年以上先を行っていると書いていますが、まさに「ピッグ」ブームだけでなく、この「グライダー」ブームも彼によってもたらされたことがよくわかると思います。
そのロビンは昨年後半から大きく生き方の方針を変え（今までもよくそんなことがあったのですが・・・）、「本当に納得がいくものだけを作るために製作本数を絞り込んでいく」と言い、そのために最近は自分がブームをもたらしたこのグライダーさえも作られなくなってしまいました。
しかし、シーコングには彼の流れをくんだ新しいタイプのグライダー、伝統的なスピードシェープを取り揃えています。
ぜひ皆様も、ノーズやターンにこだわるだけではなく、純粋に長い距離を乗り継ぐことを楽しんでみてはいかがでしょうか？
★ダノー／グライダー
高圧縮フォームと8オンスのボランクロスでラミネートされた重量級のグライダーです。そのトルクをいかし、抜群の安定感で波を切り裂きます。
★エルモア／スーパーグライド
そのダノーの愛弟子であり生粋の職人気質でカリフォルニアの若きマエストロとなったトロイエルモアのこのモデルは、それほど重量感を感じず大変乗りやすいバランスを持ったボードでご購入いただいた皆さまを唸らしています。
★サーファビリー／ブギースペシャル
アレックスとともにサーファーとして世界の頂点の双璧をなすジャレッドメルがハーバーの「トラッセルスペシャル」からインスパイアされて作ったスピードシェープです。高級なストリンガーを用いながらも軽めのフィーリングがトリムを容易にしています。
★ハーバー／トラッセルスペシャル
言わずと知れたリッチハーバートマイク・マーシャルの二人によって生み出された歴史に名を残すスピードシェープの代表的なモデルです。十分な浮力とロッカーが、まるで「スクリューを付けている」ような超高速を感じられます。
★デューイウェーバー／イギー
1960年代にデューイの片腕であったハロルドイギーのために作られたスピードシェープの傑作です。他のブランドのモデルに比べ幅がひろいので、誰にでも安心して高速ライディングを楽しめます。
★ガトヘロイ／クラシックキラー
こちらはクラシックキラーの#3バージョンでどちらかと言うとパフォーマンスタイプの『キラー』に近いのですが、上述のように製作本数が激減している現在、大変貴重なボードです。
ぜひグライダー／スピードシェープの醍醐味をお楽しみください！
皆様のご来店、お問い合せお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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