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篠崎店の藤屋です。
ここ最近の私の中でのお気に入りのボード「ハーバー・66バナナモデル」をご紹介したいと思います。長文です。


だいぶ前になりますが、このモデルを入荷する際にご紹介しましたハーバー社のモデル説明では、”ユーモアのセンス”に富んだ方にお勧めといったようなことが書かれていました。
とんでもない凄すぎるボードが入ってくるのかと身構えておりましたが、実際ボードを何度も眺めて、触れてみますと今でも十分に機能するボードだと感じました。



◉細身のアウトライン


◉テールエンドまでしっかりと厚みを残したフォイル


◉フラットなロッカー



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ハーバーバナナモデルが最初に発売されたのは1963年になります。

今回オリジナルのモデルではなく、1966年のモデルが復刻されたのはなんでだろうと疑問に思っていました。


リッチ・ハーバーに尋ねれば直ぐに解答が帰ってくるのでしょうが、そこは色々と詮索する楽しみがなくなり、意外と”66年製のビンテージバナナが丁度手元にあったから”なんて
そっけない答えが返ってくる可能性もあるので、勝手にあれこれ考えてみました。

このモデルの謎を解く手掛かりとなればと、1966年の時代背景、サーフシーンをちょっと調べてみました。


この年カリフォルニア・サンディエゴで3回目の世界大会が開かれました。
アメリカ本土での今まで一番大きな大会ということで延べ8万人の観衆を集めての盛大な大会だったようです。


話題をさらったのは優勝したナット・ヤングの9.4ftサムを操るラディカルなライディングは有名な話ですが、ここで注目は2位と4位に当時ハーバーのライダーだったジョック・サザーランドとスティーブ・ビグラーが入っていることです。



66バナナモデルに乗っていたかどうか定かではありませんが、話題をさらわれちゃった側の当時のスタンダードなサーフィンはどんな感じだったのか気になるところです。



コンテストに参加していたマイク・ドイルの当時の回想録に当時のライディングスタイルが語られていました。
”当時みんな10ftの長いボードを乗っていて、昔ながらのオールドスタイルのサーフィンをしていた。それは良い時代のマリブで確立されたライディングスタイルで、テールを踏んでノーズを持ち上げスピードをコントロールしショルダーが張ってくるのを待つ。フェイスができてくるとノーズまでウォーキングするか、ボードの上でしゃがんでインサイドのチューブを狙うか、またはノーズでソールアーチを決める。”


1966年マリブ


1966年ワールドサーフィンコンテスト


”クラシックスタイル”と聞いて最初にイメージするライディングスタイルですね。


サーフィン=ロングボード、ショートボードという言葉の対比としてロングボードとカテゴリー分けされる前の最後の年が1966年ということになるのでしょうか。


カリフォルニア・マリブで確立され長い間にわたり洗練されてきたカリフォルニア”ログライディング”の結晶が1966年を最後に大幅にデザインが変わっていきます。



ちなみに1967年発売、当時爆発的人気を誇ったウェーバー・パフォーマーは、幅広でパラレルなアウトライン、9ft前半の長さとなりデザインの変化を一気に進めました。



66バナナモデルは、正統なカリフォルニアログの最後のデザインということになります。
ノーズライダー、ピッグなどクラシカルなロングボードが脚光を集めますが、このストレートなアウトラインのバナナモデルも忘れられた”ログ”デザインの集大成です。


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個人的にもチャンスがあれば1度乗ってみたいボードです。



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