シーコング店長ブログ

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エルモア情報、ハチェットフィンがもう間もなく入荷ですか!?、2023冬ウェットスーツ振り返り。

 

東京江戸川店の渡辺です。

ようやく日が伸びてきましたね🌞

皆様、冬サーフィン楽しまれていますでしょうか?

年々、サーフィンアイテムは進化し、冬でもストレス無くサーフィンを楽しめるようになりました。

1月2月はサーフィン業界は一般的に閑散期と言われますが、ずっと暖冬ですし、冬のサーフィンを楽しむ方がもっと増えていただければ嬉しいなと思う今日この頃でございます。

 

 

さて、今回は「2023冬ウェットスーツ振り返り。」

ということで、冬は千葉北メインのわたくしが今シーズンお世話になった(なっている)セミドライスーツ&リーシュをご紹介したいと思います。

後ろ姿はこんな感じです。。



■ウェットスーツ(セミドライ)

・AXXE CLASSIC(アレックスクラシック) ボヘミアンハイブリッドU-ZIP LIGHT 4/3mm

一番冷えを感じるのは手足の末端と首元~後頭部ということでオプションでラバーフードを一体型で付けました。

ライト仕様ですので、従来のボヘミアンハイブリットU-ZIPよりも軽量でシルエットもスッキリしました。

ラバー面が少なく保温面が気になるところですが、最高級裏起毛のおかげで4mm厚でも寒く感じたことはありませんでした。

表面がジャージ素材のほうが耐久性に優れていますので、良い状態を保ちながら一般的なセミドライスーツよりも長い期間着用が可能となります。

 

 

 

このフードの作りが秀逸で、視界は良好で、圧迫感も無く、ずれることも無く冷たい北風を防いでくれました。

暖かい日は、フードを抜いで首の後ろで装着するスタイルです。

フード一体型のセミドライスーツは巷でお見受けしますが、ボディとフードを接合する首回りがダブついているものが多く、ここまで首回りのシルエットがスッキリ綺麗なタイプは他に存在しません。

 

そして、なんと言っても素晴らしいのはU-ZIPシステムです。

バックジップやロングチェストジップが無くコンパクトなジップシステムでパドル時のストレスも払拭。着脱も慣れてしまえば問題ございません。

 

昨年、世界でも有数のフランスのラグジュアリーファッションブランド「クリスチャンディオール」とサーフグッズブランド「ヴィスラ」がコラボレーションしたウェットスーツでも「HYBRID U-ZIP®」が採用されました。

もちろん製作はAXXE CLASSICを企画するシワールドさんで日本製です。

お値段は53万円。。

 

 

そして、リーシュはFCS。

とにかく軽くて、着用していることを忘れるぐらいです。

 

■リーシュ

・FCS FREEDOM HELIX LEASH - LONGBOARD

軽さと強さ、絡まりにくさを追求した「FREEDOM」のニュー「HELIX」リーシュ。

・コードの樹脂には環境配慮からトウモロコシ由来のバイオレジンを50%仕様し、螺旋状のコードによって強度と衝撃吸収性能がアップしている。

・カフ部分は以前よりも10%の軽量化に成功して更にストレスレスに。

・コードの表面は螺旋コードによって僅かに凹凸があり、それがライディング時のコードの抵抗をより軽減している。ワイプアウト時のショックを吸収。

 

※9FT足首用ナチュラルカラーでしたら東京江戸川店に在庫しております。

 

 

皆様のご利用をお待ちしております。

シーコング東京江戸川店

 

 

 

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こんにちは。

大阪店中野です。

 

ウェーバーのインスタグラムにハチェットフィンの写真がアップされていました。

 

っということはそろそろ注文しているハチェットフィンが追加で100枚ほど入荷してくるかもしれません!!

 

 

元々ウェーバーパフォーマー用として有名な"ハチェットフィン"は1965年に誕生しています。

 

ハチェットフィンは1960年代を代表するサーファー、シェイパー、そしてビジネスマンとして活躍したデューイウェーバー自身がデザインしたフィンになりますが、オリジナルは"Turn Fin**ターンフィン"と名付けられていました。

 

やがてこのフィンはその独特な形状からハチェットフィンと呼ばれるようになります。

"ハチェット"="手斧"という意味です。

 



 

この独特な手斧型のフィンは、それまでのDフィン型のものよりも面白いほど機能し、抜群のノーズライディングの安定感とターン性能を向上させました。

 

1964年に生み出されたパフォーマーモデルは試行錯誤を繰り返していましたが、まるで最後のピースが埋まるかのように、このハチェットフィンを装着することによりパーフェクトなボードへと完成されました

 

1966年まではグラスオン式で装備され、1967年にフィンボックスシステムに個別で装着できるようになりました。

ハチェットフィンはフィンのベース、高さを十分に確保していながらもカッタウェイを入れることにより、ビュンッ!!とボードをクイックに回転させることができました。

 

ノーズからテールまで幅の広いパフォーマーにはDフィンではなく、このハチェットフィンが最高にマッチしたのです!!

 

 

👇デューイウェーバー&マイクタベリングのパフォーマー 67'での映像です。👇

 

もしも現在パフォーマーをお持ちでしたら間違いなくハチェットフィンをお使いいただくことをあらためてオススメします!!

 

これこそがリアルクラシックであり、マスターパフォーマーのデューイが開発した唯一無二のフィンです。

 

パフォーマーの抜群の安定したパドルとステップバックしてからの豪快なピボットターン、しなやかなウォーキングの安定感とノーズライディングのホールド感は正にボードとフィンが対をなして初めて完璧に60年代を再現するのです!!

 

恐らくもう間もなくハチェットフィンが入荷となりそうなのでどうぞよろしくお願いいたします!!

 

デューイウェーバーサーフボードの詳細はこちらから!!

 

シーコング 大阪店 中野

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こんにちは。

シーコングの新井です。

 

今日はこんな写真からシェアさせていただきます。

リッチパヴェル氏(左)とアレックスロペス氏(右)

トロイは先日この2人と会っていたようです。

リッチパヴェルは皆さまご存じの通り、サンディエゴの匠であり、アレックスロペスはあの神様ジェリーロペスの息子さんでサーフボードのシェイパーであります。

シーコングでは、様々なシェイパーと取引をしており、それぞれのシェイパーが各々のコミュニティーを築き、そこを軸に生活しておりますが、トロイの交友関係はなんと言いますか、他のシェイパーと違い、少しユニークな気がいたします。

 

ハンティントンビーチで育ったトロイは、あのカノア・五十嵐とも交友関係があり、若かりし頃はバリバリのショートボーダーだったそうです。しかし、ある日、同じエリアで育った年の近いスコッティ―・ストプニックがシングルフィンロングボードに乗っている姿を見て、「かっこいいなー」思い、ロングボードを始めたそうです。

 

↑スコッティ―↑

現在スコッティ―はトロイのボードに乗っております。

その後、親同士のつながりもあり、ダノーのチームライダーとして活躍しながら、趣味のスケートボード、釣り、ハーレー、サーフボードのシェイプなどを色々なジャンルの遊びをおぼえながら、各々のジャンルの友達と共に切磋琢磨してまいりました。

 

 

 

 

その結果、彼はサーファーのみに限らず、スケーター、バイカーなど、幅広い交友関係を築くことになりました。

 

サーフィンに関していえば、ショートボードから始まり、ダノーの超ヘヴィー級のボードまで、端から端までほぼ全ジャンルのボードに乗ってまいりました。

 

色々なジャンルの人と交わり、様々なボードに乗ってきた結果、若くして、非常に懐の広いシェイパーに仕上がったのです。

 

上の写真に写っているサンディエゴの巨匠であるリッチパヴェル氏もトロイのシェイプセンスに注目しており、最近はちょくちょく彼のシェイプルームを訪れ、色々な話をするそうです。

 

ちょっと前にはこちらのボードを共作でシェイプしてましたね。

このボード、調子良さそうですし、かっこいいですねー。

 

それにしても、年も住んでいるエリアも違うシェイパーがどこでつながるんだろう?

と不思議に思いますが、こだわりが強い職人気質の似た者同士、自然と吸い寄せられるのでしょう。

 

トロイはサーファーとしての派手さはそこまでないですが、今まで積んできた経験、そして、まじめできちんとした仕事をする事が出来き、誰からも信頼される彼のもとには、色々なタイプの人が集まってまいります。

33歳と、シェイパーとしてはまだまだ若いトロイですが、次世代のカリフォルニアを背負って立つオーラのようなものがすでににじみ出ております。

 

ロングボード、ミッドレングス、ショートボード、すべてを高いレベルで乗りこなすことが出来る彼だからこそ、それらすべてを高いクオリティーでシェイプする事が出来るのではないでしょうか?

また、ジャンルに壁を設けない彼だからこそ、若い段階でその域に達することが出来ているのではないでしょうか?

 

まじめな性格の為、中々商売上手にはなれないので、年間に数百本のボードをシェイプしておりますが、いまだにハンドシェイプにこだわって1本1本丹精込めて仕上げております。

決してマシンシェイプが悪い、もしくは劣るわけではございません。

むしろ性能的には、同じものを正確に作る事が出来るマシンシェイプの方が信用できると思います。

 

ただ、違いはそこにこだわりを持つか、否か、という事だけだと思います。

物価が高騰するアメリカで、サーフボードだけ作っていては生活が厳しくなるのでは?

と勝手に心配した私は、他のことも並行してやってみたら?

とトロイに提案したところ、「おれはシェイパーだから、サーフボードが作りたいんだ」と即答されました。

 

物腰は柔らかい性格ですが、中身は頑固で、こだわりが強い。そんな彼が作るボードですから、どれも悪いわけがありません。

こうしてこだわりを持つシェイパーには、自然とそこに共感するファンが産まれるのですね。

私もその一人です。

 

色々なシェイパーと出会いましたが、彼の仕事に対する姿勢には頭が下がります。

だからこそ、私は彼の良さをもっと多くの人に知ってもらいたい、そして知らせなければならない。

そう思っております。

 

昨年から続く円安の影響、アメリカの物価高騰により、日本に入ってくるサーフボードの価格は数年前と比較してもかなり高くなっております。

しかし、それでも、彼が作るボードには、高いお金を払ってでも乗っていただく価値があると信じております。

 

たかがサーフボード、されどサーフボード。

こだわりを持ってサーフボードを選びたいという方は、ぜひ一度、彼のボードをチェックしてみてください。

 

→トロイ・エルモアのサーフボードはこちら

 

ぼちぼち次回入荷分のボードも出来上がりそうです。

楽しみです!!

 

最後に彼の動画をシェアさせていただきます。


それでは皆様、今日も良い一日をお過ごしください。

シーコング
新井