おはようございます。
大阪店の中野です。
先日からお伝えさせていただいておりますとおり、シーコング全店で対象ボードに対して"返金保証キャンペーン"を実施中です!!
対象ボードは
★デューイウェーバー
①パフォーマー
②スタイリスト
★クリーム
③ファットキャット
④カリフォルニアン
★ハーバー
⑤プランティン
以上の5モデルとなっております!!
昔から関西には『サーフィンは波に乗ってなんぼや!!!』という言葉があるとかないとか。
これら5モデルはシーコングの真骨頂ともいうべき60年代のカリフォルニアカルチャーの息吹を肌で感じながらも、とにかく自由に誰でも簡単にサーフィンを楽しめるモデルです。
サーフボードを変えるだけで180度サーフィンが変わるように、これまでの苦労がまるで嘘のようにテイクオフが速く、今までもよりも沢山波をキャッチできるボードです。
想像以上に乗りやすく、またブランドとしても普遍的な価値を持つサーフボードは他に例を見ないほど。
ぜひ想像以上の価値をこの機会にご利用ください!!
この5モデルの中ではやはり真っ先にオススメするのはクリームファットキャットです。
テイクオフ性能、コントロール性能、スピード、ノーズライディング性能とサーフィンに必要な要素を全て兼ね備えたボードです。
また、現在のロングボードシーンをずっと牽引しているロビンキーガルがシェイプする(創造する)ボードとあってはその価値も世界中どこへ行っても普遍的なものです。
60年代のサーフィンカルチャーを感じるファットキャットは純粋に自由を謳歌していたクラシックなピンテールモデルです。
最新のファットキャットモデルは、若干ロールされたノーズエントリーから水抜けが良く漕ぎだしのスタート時からスピード感があります。また全体的にワイドなボード幅は安心の安定感を生み出し、センターの厚みとは逆に薄く削られたテールエンドとピンテールにより簡単なボードコントロールを実現するモデルです。
ピンテールはスクエアテールよりノーズライディングに向いていないという、今やそれも過去の都市伝説だと疑うほどファットキャットのウォーキング時の安定感は抜群で、それを裏付けるように印象的なロビンのノーズライディングの映像がたくさん残っています。
そして、大阪店にはファットキャットはファットキャットでも、シンプルでありながらも60年代の息吹を感じる一味違う3ストリンガーのファットキャットをストックしております。
Creme Fat Cat
一見すると『なんや、ただの3ストリンガーやんけ!!』となってしまいそうですが、これらのファットキャットは一般的な3ストリンガーよりサイドの細いストリンガーがセンターよりに配置されています。
私はこのファットキャットを見たとき、真っ先に思い浮かんだのがかの"ランスカーソン"でした。
Lance Carson
言わずもがな、60年代に一世を風靡したサーフレジェンドであり、特に名作『エンドレスサマー』でのマリブの海で見せたストールからの流れるようなノーズライディングは最高にクールで、現在でも多くのサーファーの語り草になっているほどです。
Lance Carson
そのランスカーソンのシグネチャーモデルが正にピンテールで、ストリンガーはセンター寄りに配置された3ストリンガーモデルでした。
私はこのファットキャットを一目見たときに真っ先に"ランスカーソン"を思い出し、オールドスクールでクールだなぁ💛と感じていました。
シンプルなカラーリングであっても、少しストリンガーの数や配置が変わるだけでそれぞれのボードの映し出す雰囲気がガラッと変わるものです。
こういうシンプルなことも楽しめてしまうのが私たちロングボーダーの特権ですね💛
ブランド | クリーム |
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モデル | ファットキャット |
長さ(ft) | 9'6ft |
幅(インチ) | 23 3/8インチ |
厚み(インチ) | 3 1/8インチ |
重量(kg) | 9.6kg |
フィン | シングル |
素材 | ポリエステル |
付属品 | なし |
価格(税込) | ¥329000 |
送料(ご自宅宛) | 無料 |
ブランド | クリーム |
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モデル | ファットキャット |
長さ(ft) | 9'8ft |
幅(インチ) | 23 3/8インチ |
厚み(インチ) | 3 1/8インチ |
重量(kg) | 9.7kg |
フィン | シングル |
素材 | ポリエステル |
付属品 | なし |
価格(税込) | ¥330000 |
送料(ご自宅宛) | 無料 |
どうぞよろしくお願いいたします。
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っということで話は変わりましてひさびさに音楽ネタを!!
ご興味あればどうぞ最後までお付き合いください。
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先日本屋をウロウロしていたら、一冊の本が目につきました。
『オ~ゥ、ジェフ、、、。』
こちらは最新のギターマガジン4月号の表紙となります。
はい、2023年になって間もなく、あの"ジェフベック"が御年78歳にして突然この世を去りました。この突然のニュースは世界中を駆け巡り音楽界は元より様々な主要メディアでも報じられたと思います。
とにかく個人的にもショックでショックで、なんせエリッククラプトンで本格的にエレキを覚え、ジミヘンでブルースを知った私がジェフベックにたどり着くにはそう時間はかかりませんでした。今から約20年前のことで私は当時20歳ぐらいだったと思います。
当時はひさびさのジェフベックの復活ということで話題になったのが1999年に発売された『Who Else!』というアルバムで、かつてマイケルジャクソンのバックを務めたバカテク女性ギタリスト"ジェニファーバトゥン"をバックに据えたことでも話題になったアルバムでした。各音楽雑誌やギター雑誌でももちろんジェフベックの話題で持ちきりでした。
この復活アルバムはテクノの要素取り入れた斬新なアルバムで、ジェフベックのギター奏法もフィンガーピッキングとハーモニクス、さらにアーミングを多用することによりフェンダーストラトキャスターの可能性をさらに引き上げたものとなりました。
あまりに複雑で突拍子もないギターサウンドは実際に映像を確認しなくてはわからないほどで、新世紀を目前にして再びのギターヒーローの復活に世界中が熱狂しました。
言わずもがなイギリス生まれのジェフベックは、ジミーペイジ、エリッククラプトンと共にのちに"世界の3大ギタリスト"と称されますが、1965年にエリッククラプトンの脱退後に加入したヤードバーズでは圧倒的なテクニックとともに絶大な知名度を得たことで、その長いキャリアはスタートしました。
70年代を前にしてヤードバーズを脱退後、ジェフ自身がリーダーとなったジェフベックグループでは、第1期、第2期においてロッドスチュワート、ロンウッド、カーマインアピス、あのコージーパウエルなどの著名なミュージシャンとそれぞれ共演しそれまでのブルース色に加えて、ジャズ、モータウン、ファンクなどのブラックミュージックの影響を色濃く受けた70年代を代表するアルバムを数枚発表していました。
【フュージョン期】
すでに自身のジェフベックグループは様々な衝突により空中分解していましたが、時は1975年、ビートルズのレコーディングプロデューサーを務めていたジョージマーティンを正式にプロデューサーに迎え、ロック史に残る名盤が誕生することになりました。
当時流行していたフュージョン色を前面に押し出した全編インストゥルメンタルアルバム『BLOW BY BLOW』です。
セールス的にも成功を収めアメリカではゴールドディスクを獲得。
そして、1年後にはヤンハマーを迎えて名作『ワイアード』を完成させました。
これらのアルバムは後続のギタリストに非常に大きな衝撃を与えたとともに、ギタリストとしてもその地位を決定的なものとしました。
もちろん日本での人気も絶大で来日公演も果たしています。
1980年以降は盟友ロッドスチュワートと再び共演したり、1989年発表の『ギターショップ』ではグラミー賞で最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を獲得。
そして1999年以降の復活以降も精力的に活動の場を増やし、様々なアーティストのコラボレーションやライブ活動、アルバム制作にその才能が注ぎ込まれました。
ギターレジェンドとしてその地位はすでに確保されたも同然ですが、御年78歳となるまで休むことなくその活動は多岐にわたり、2022年はあのジョニーデップと生前最後のアルバムを発表、そして生前最後のライブもジョニーデップとの共演というものでした。
かのジミヘンドリックスはそれまでの音楽の概念を根底から覆し、ギター奏法やスタイルは元よりギターサウンドそのものを大きく進化させました。
また2020年に他界したエドワード・ヴァンヘイレンはさらに1980年以降のギターサウンドを大きく変え、ロックバンドにおけるギターリストの役割を大きく進化させました。
ジェフベックはむしろギターサウンドそのものというより、エレクトリックギターの演奏方法や表現方法において想定される楽器のポテンシャルを120%以上極限まで引き出したことがとても革命的でした。
レスポールやテレキャスター奏者としても有名ですが、晩年はほぼ自身のシグネチャーモデルとなるストラトキャスターを駆使して、誰も見たことも聞いたこともない演奏方法でファンや多くのミュージシャンを魅了しました。
withスティービーワンダー
onエスクワイア
ブルースのレジェンドたちと
withスティービー・レイ・ヴォーン
withローリングストーンズ
withオバマ前大統領とブルースの大物たち
左より、ジェフ、エリッククラプトン、ジミーペイジ、ブライアンメイ、そしてエリザベス女王
現在はギターヒーローともいうべき時代ではなくなってしまいましたが、昔ながらのトラディショナルな音楽をベースにしながらも時代時代に合わせて常に進化し続ける姿は、78歳になってもマーシャルにストラトキャスターをぶっ差し、若いころと変わらない容姿もエモーショナルな演奏も決して衰えることなく常に進化し続けているようでした。
今年5月に行われるエリッククラプトン主催のジェフベックトリビュートコンサートはすでにソールドアウト。
本当に偉大で真のギターレジェンドが旅立ってしまいました。
★★サプライズで盟友ロッドスチュワートの飛び入りが実現した『ピープル・ゲット・レディー』
★★ロック史に残る『BLOW BY BLOW』に収録された名バラード
っということでひさびさの音楽ネタでございました~。
本日もご来店お待ちしております!!