こんにちは!
藤沢店の山口です。
すでにご存じの方もいると思いますが、シーコング藤沢店では一部アウトレットボードを取り扱っております。
カリフォルニアからの長い道中、過酷な道のりを経てサーフボードはここ、シーコング藤沢店に届きます。
いろんな人の手を経由して約8600㎞の距離を移動しております。
そんな約8600㎞の道中、時に雑に扱う人もいるのでしょう・・・
サーフボードの入荷には沢山のドラマがございます。
現地にて、梱包中『やべ、テール擦っちゃったよ』や、『さっきカツンって言ったよな?』などと、その場にいなくても聞こえてきそうな会話が頭に浮かびます。
また、輸送中も・・・『この箱やたら重いべなー!こんなん一人で持てるかいな!ドスンっ!』とか『でっけー箱やなー!おらのトラックに入るっぺかなー?バキッ!』
こんな想像ができます。
それもそのはず、藤沢店に到着した箱を見ると穴がポッカリ開いていたり、蓋が半分外れていたり・・・
そんな私たちにも、どうにもできない原因で入荷時に傷がついてしまうボードがたまぁにございます。
そこで今回こういった原因で傷がついてしまったボード達をアウトレット価格にて販売することとなりました!!!
もちろん傷部分はプロショップにて分からないレベルにリペア済みでございます!
普段値下げを一切しないシーコングでございますのでこの機会にお見逃しなく!!!
大人気モデルをはじめ、女性におススメのサイズもございます♡
ウェブサイトからもアウトレット商品をご覧いただけます。
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藤沢店の田中です。
アレックスノストが帰国しすでに10日以上経っていますが、その後、同時期に来日し一緒に京都旅行をした「ピクシーズ」のパズライブコンサートに招待していただいたり、ワールドカップを観たりして未だ疲れが解消されない状況です。
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「もう37歳だし、次の人生を考えている」と語りだしました。
20代より、RVCA、VANSとビッグスポンサーをバックに活動を続けてきた彼ですが、彼自身もその生活が長く続かないことはわかっています。
それだけに私が「スポンサーがなくなったら、もっとボードを作るの」と聞いた時には「そうだな、ボードをシェープする時間はたくさんできそうだし、シェープすることは本当に楽しいんだ」と答えました。
ただし「でもシェーパーとしてボードにフォーカスしすぎるようなことはしたくないんだ。シェープを楽しみたいだけなんだ」と自分のスタンスについて語りました。
さらに私が「人と競うことを好まず、自分から前に出ていくタイプでもなく、いつも皆といい人間関係を築きながらも有名になったのはなぜ」と聞くと、「ただサーフィンが上手かったからだけさ」とシンプルに答えてくれました。
以前にも書きましたが、彼とは20年以上の付き合いですが、私自身はそのきっかけとともに常にロビンを通じて接することが多く、またアレックス自身もサーフボードをシェープすることが少なかったので、どちらかというと友人の一人という関係でした。
やっとアレックスと密に接するようになったのは2017年からで、シーコングの20周年パーティでもフライヤーのデザインをしたもらったり、一緒にスコーピオンベイに行ったりするようになりました。
ところがコロナによってまたその関係は中断してしまい、今年の5月にカリフォルニアで久々の再会となりました。
彼と一緒にいると「彼を中心にカリフォルニア、世界のサーフィン界が動いている」ということが実感できます。
彼の周りにはロングボーダーだけではなく、VANSやバンドの活躍によってショートボーダーや映像関係者、音楽関係者など様々な人が行き来します。
一見、何の関係もないような業界の人でも繋がっていて、その存在感、人間関係の広さに驚かされます。
今回のトリップでも今後注目のシェーパーなどについて教えてもらったり、紹介してくれることを約束してくれました。
瀬戸内海に浮かぶ直島、豊島は現在、世界にアートアイランドとして知れ渡り、世界中からの観光客に注目されています。
その直島のフェリー桟橋でワインを開け、夕陽を見ながら堤防の上に座って話を続けました。
「近いうち、バリかコスタリカに引っ越そうと思ってるんだ」
アレックスも後輩のジャレッドメルやロビンキーガル同様にカリフォルニアにはもう未練はないようで、「波もいいし、自然に恵まれ、生活費も安いしね。遊びに来いよ」と気軽に誘ってくれました。
「でも日本のことは大好きだよ」と言いながら、瀬筒雄太、良子夫妻にもらった初来日の時の写真を見せてくれながら「いい想い出がいっぱいあるから。今回のトリップも楽しかったよ。付き合ってくれてありがとう」と言ってくれ、私の溜まりに溜まった疲れを癒してくれたのです。
そんな彼に、新しいモデル“アレックスノストが作る本格的クラシックログ”を発注しました。
日本に届くのは春くらいになるでしょうが、そちらの方もまたお楽しみにしてください。
そのアレックスノストの友人、ジャスティンアダムスからアレックスと一緒に共同開発したボンザー“ビッグベイビー”が届いています。
※アレックスが乗っているボードがまさにそれです!
何の前触れもなく届いたので、ご紹介もままならなかったのですが、ジャスティンには写真と、プロフィール、ボードの説明や動画などうを送ってもらうように頼んでいます。
⇒ジャスティンアダムスの『ビッグベイビー』、『ダンシングベイビー』の在庫はこちら
見るからに危なげなジャスティンですが、シーコングでボードを売ることがうれしいようで、私たちもそれにこたえて彼の生活を支えることができればと思っています。
ぜひこちらのボードもご注目ください。
ただいま、訳ありボードの「アウトレットSALE」開催中です⇒こちらから
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中
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こんにちは。
大阪店の中野です。
恐らく今日は眠い目をこすりながらお仕事されている方が多いのではないでしょうか??
ワールドカップが始まる前は恐らくほとんどの方がそれほど期待していなかったと思うのですが、大会が始まると本気でベスト8にいけそうだと感じるまでに勝ちを重ね、ひさびさに熱く熱くなった次第であります🔥🔥🔥
いやぁ惜しかったですね⚽⚽
話しは変わりましてここ大阪店には激熱なボードをストックしております!!
🔶🔷DEWEY WEBER
PRE-PERFORMER 9'6ft
Pre-Performer 9'6ft
Pre-Performer 9'6ft
こちらのボードは現在の"パフォーマー"モデルの零(ゼロ)号機とでも呼ぶべきで1965年ごろのボードがベースとなっています。
1964年に誕生したパフォーマーの前身モデルは1966年初頭に正式に"パフォーマー"としてモデル化され、1968年ごろまでパフォーマーモデルは作られました。
現在シーコングで、そして本家ウェーバーで販売されているボードは最もワイドな1967年製がベースとなっています。
そしてこのプリ・パフォーマーは正式に"パフォーマー"として爆発的なヒットとなる1966年よりも前のモデルがベースとなっており、当時はベルジーピッグからの脱却を狙い、試行錯誤を繰り返していた時期となります。
1960年から正式にビジネスを始めたデューイウェーバーは、当時サーフボードの最先端であったピッグ形状の"ウェーバーピッグ"を販売していましたが、他のブランドも同じようにピッグボードを販売していたことに嫌気がさし、デューイは新たなボードの製作に取り掛かります。
のちにハロルドイギーとともにパフォーマーモデルを作りだすことに成功しますが、デューイ自身の抜群の知名度を生かし、ドナルドタカヤマやデビッドヌヒワなどをチームライダーに迎え入れ、赤いチームジャケットを身につけたウェーバーチームを結成します。
ウェーバーサーフボードはビジネス的に大成功を収め、60年経った今でも家族経営でサーフボードビジネスの業を成す数少ないブランドの一つです。
こうして抜群のサーフィンセンスに加えて、抜群のビジネスセンスも持ち合わせていたデューイウェーバーは、1960年代を代表するサーファーであるだけでなく、1960年代を代表するサーフブランドとなりました。
Pre-Performer 9'6ft
こちらのプリパフォーマーはピッグからの脱却ということもありますが、ピッグからの名残りは大きなDフィンぐらいで、のちにパフォーマーと名乗るだけありスピードとパフォーマンス性を高めるような平行なアウトラインと見た目以上の薄いレール仕様となっています。
Pre-Performer 9'6ft
1967年以降はノーズライドを強く意識したような少しのノーズロッカーとグッと幅の広いワイドな形状になったことを考えると、1965年ごろはピッグボードよりもさらにワイドを広げていきながらもスピードとターン性能に比重を置いていたようにも感じます。
また試験的に1965年ごろはまだまだDフィンやハチェットフィンが試されていた時期ですが、この1本はウッドDフィンで抜群の風格を放っているボードとなります。
正に伝家の宝刀ともいうべき正真正銘のクラシックボードです。
レアな1本であること間違いありません!!
Pre-Performer 9'6ft
ブランド | デューイウェーバー |
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モデル | プリ・パフォーマー |
長さ(ft) | 9.6ft |
幅(インチ) | 23 6/7インチ |
厚み(インチ) | 3 1/4インチ |
重量(kg) | 11.5kg |
フィン | シングル |
素材 | ポリエステル |
付属品 | なし |
価格(税込) | ¥414000 |
送料(ご自宅宛) | ¥0 |
- 【ボード説明】
ヴィンテージライムグリーンティント、ウェーバーレッドホットコートサイドパネル&ホワイトカラーパネル、ヴィンテージブラックバンド、グラスオンウッドDフィン
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1965年~1966年前半までに作られていた、本家ウェーバーでは”プリ・パフォーマー”と呼ばれているモデルの完全復刻版です。
1960年以降デューイウェーバーが創り出していたボードは、当時最も流行っていたデザインである『ベルジー・ピッグ』そのものでありました。
『ウェーバー・ピッグ』と名付けられたそのデザインは、有名なデューイのブランドということもあり人気を博していましたが、当時あらゆるブランドがこのピッグ形状のボードを削っていました。
どこもかしくもピッグデザインという状況に嫌気がさしたデューイはこのピッグからの脱却を図るため、あらたなるボード製作に取り組みます。
この試みが現在のパフォーマーに繋がることになるのです。
1964年にベルジーピッグの脱却として生まれたパフォーマーの前身モデルは、現在販売されているワイドな1967年式のパフォーマーが販売されるまでの間のわずか数年の間に試行錯誤が繰り返され、徐々に形状が変化していきます。
最終的には1968年までパフォーマーは製作されています。
年を重ねるごとに徐々にアウトラインが変化していき、ハチェットフィンやDフィンが相互に試され、”パフォーマーロゴ”も徐々にボードにつけられるようになりました。
1966年に正式に”パフォーマー”としてモデル化されて以降、1967年に大きくモデルチェンジした"パフォーマー”と合わせてこのわずか2年の間になんと1万本も販売されたのであります。
このモデルは1965年~1966年初頭に作られていた正式にパフォーマーとしてモデル化する前の"プリ・パフォーマー"モデルとなります。
現在のパフォーマーよりも若干細身で、ノーズの先端が少し絞られ、フラットなノーズロッカーと大きなマルチウッドDフィンが装着されたモデルとなります。
カラーリングはウェーバーならではの、
ヴィンテージライムグリーンティントカラー、ウェーバーレッドホットコートサイドパネル&ホワイトストライプ、そしてヴィンテージブラックバンドを施したクラシック感満載のロングボードに仕上がりました。
どうぞよろしくお願いいたします。