藤沢店の田中です。
昨日の午前中までは、もう今回はヨーロッパに行かないと決めていました。
10月19日のチューリッヒまでの航空券を予約したのは、かれこれ2か月くらい前の話です。
現在は、コロナとロシアのウクライナ侵略によっていつでも航空券はキャンセルできるので、とりあえず予約をしていたわけです。
もちろん皆さんが思っているように遊びに行くわけではありません。
特に年々長距離の飛行機が苦痛になり、しかも自分勝手で浪費家のロビンと10日間も過ごすことは、楽しいというよりもむしろ修行に近い感じです。行きたくないというのが本心です。
しかし、ロビンが8月にシェープしたボードを確認する必要があり(ロビンは今になってもその詳細を明かしません)、送料がかさまないように梱包の手配までする必要があるんです。
何しろ彼はそのようなことが何もできないんです。
2週間ほど前から、「どこに行けばいいの?」と何度もメールをしていましたが、たまに来る返信は「サーフィンに明け暮れているんだ。2週間先にどこにいるかなんてわかるわけないだろ?」というつれない物でした。
もちろん天候によってどこでサーフィンしているかわからないのは理解できますが、はるばる日本からやってくるのに「わからない」では話になりません。
しかも肝心なボードの話はさっぱりです。
そんなことで今回は渡航をやめようと思い、飛行機のキャンセルを依頼しようとした矢先、電話がかかってきたのです。(彼はいつも絶妙なタイミングを見計らっているようです)
「いやあ、カリフォルニアからガキたちが来ててサーフィンに付き合っていたんだ(ジャスティンアダムス、ブラッドフォードなど)。もううんざりしてるんだ。ところでいつ来るんだ?フランスにボードがたくさんあるから見に行こう」といつものようにまくしたててきました。
「リスボン空港に迎えに行くよ。ポルトガルとスペインを横断してギタリーに戻ろう。便が決まったら教えて。今疲れているから」と最後はいつも通り自分勝手に電話を切りました。
ということで、パーティは終わり、ロビンが多少なりとも仕事モードに戻り、ボードがあるのなら行かずにはおれません。
11月2日に帰国ですが、なんと先ほどアレックスから「11月3日に日本に行くよ。21日までいるから、どこか行こうよ!ジャレッドやカリーナロズンコも一緒だよ」と連絡が来たのです。
これから約1か月、プライベートの時間が無くなることがわかりました。きついなーと今から思いやられているところです。
コロナ禍ということで大々的なイベントは開催できませんが、何かしら行うことになりましたら事前に告知させていただきますので、その時はぜひお気軽にお越しいただき、久々の刺激を味わってください。
皆様のご来店、お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中