藤沢店の田中です。(かなりどうでもいい内容なので、ロビンにご興味のない方は、飛ばしてください)
今朝、開店前の8時45分にロビンからメールがありました。
内容はYOUTUBEへのリンクだけで、そのリンク先を開いてみると、タイトルは「רצף ניגוני חבד להרקדה 」で静止画に民族音楽が流れているだけのものでした。
そのため、まず私はこのメールを無視することにしました。あえてその内容について質問したらすさまじい量の返信メールが返ってくると思ったからです。
その次のメールは2分後でした。内容は同じリンクだけで「早く見ろ」と催促している感じが漂ってきます。
その次のメールは4分後。「何のボードがいるんだ?もうすでにたくさん頼んでいるだろう」と。おそらく私がカリフォルニアのガトヘロイのスタッフにガトヘロイのフライトバッグを頼んだのをボードと勘違いしたのだと思います。
それから3分後、私が何のリアクションも起こさないのでしびれを切らしたのか「起きてる?電話してくれ。今リスボンに向かって運転してるから」
続いて2分後。「お前と俺はまさに北朝鮮の民だな」と意味不明のメール。
そしてその2分後に送られてきたのは、ロビン定番のユダヤ教の結婚式のシーンを収めたyoutubeの動画。
さらに5分後。ユダヤ教の衣装に身をまとったロビンの自撮り写真。
1分後。「早く電話してくれ。南に向かってる。将来はこのあたりに住むつもりなんだから」
2分後。「היי אחי אוהב רוב」まったくわかりません。
10分後、再び「היי אחי אוהב רובי」
2分後。なんだかわからない大勢が歌っているyoutubeの動画。
35分後に同じ動画。
1分後。ウクライナ映画「屋根の上のバイオリン弾き」のリンク。
10分後。おじいちゃんの写真。
3分後。日の出に向かって笛を吹く老人の動画。
同時刻。他の老人が同じく日の出に向かって笛を吹く動画。
7分後。同じ動画。
1分後。ユダヤ教徒の歌番組。
3分後。まったく意味不明の歌番組。
ここまで来て、ようやく私は彼に電話をかけました。
しかし彼の声が反響して聞き取れません。
私は「スピーカーフォンやめてくれない?声が反響して聞こえないんだ」というと、「今古いお城の中にいるんだ。石に囲まれてる。だから反響するんだよ。お前が聞きづらいと言っても俺は電話を持ちたくないんだ。この文明が作った愚かな道具を手にしたくないんだよ。今は仕方なくこの安い電話を持っているけど電話代は払ってないんだ。だから俺から電話をかけることはできない。受け取るだけなら無料だから。今はバッテリーが残ってるけど、この先はどうなるかわからない。だから今しか話はできないんだ」とまくしたてました。
その後は98%以上聞き取れなかったのですが、宗教のこと、近未来のこと、フランス人はみんなファッションモデルみたいだけど生き方もファッションだから自分には向いていないということ、ポルトガルは素晴らしいということを永遠に語ってました。
時たま一人で大笑いし、時に歌い、そしてお決まりの「ちゃんと聞いてるのか?」と言いながら、私に来客があったため1時間の電話を終えました。
そしてお客様が帰った後、再び私の受信トレイには・・・
「あと30分起きてる。すぐに電話してくれ」
8分後、「מוטי שטיינמץ הבן יקיר לי」
さらに13分後、「もう寝るから、また明日」
今日の最後のメールは、新しい老人が笛を吹くシーンでした。
1時間の電話と23件のメール。今日はこれくらいで勘弁してくれました。
そういえば途中、私は「お前仕事してるの?」と聞いたところ、「してないよ」と即答されましたが、「10'8ftと11'3ftのブランクスを200本ストックしてるんだ(1年くらい前も200本持っていると言っていたので、この1年はシェープしてないだろうな)、ラミネート用の100本分のレジンも持ってるんだ。
2022年はフランスからボードを送るよ!」と頼もしい話もありましたので、ぜひ皆様には引き続き、淡い期待でお待ちください。
ロビンに関してはこんな話しかできませんが、今後も引き続き、”鬼才”、”奇才”ロビンキーガルにご期待ください。
シーコング藤沢店
田中
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