藤沢店の田中です。
今年になって携帯電話を手に入れたロビンは、そのことがよほど嬉しかったらしく、頻繁に「電話くれ」というメールをしてきます。
(余談ですが)
そんなに嬉しいならもっと早く携帯買えばよかったのにと思うかもしれませんが、彼は以前なんと携帯電話のCMにも出演しています。
彼は電話ではいつものように一方的に話しまくります。1回の時間は大体1時間半前後となるので、どうしても仕事中には電話ができません。彼が住んでいるフランスは日本との時差が8時間あるので、仕事が終わって夕食をとった後に電話をしなければならなくなります。
そのために電話する夜はお酒も飲まず、集中力を保つようにしなければなりません。
彼は私がいい加減な相槌を打つことにとても敏感です。私は彼の言っていることの40%くらいしか理解できませんし、一方的にとめどもなく話すので、ついつい集中力が途切れてしまします。
そういう時をついて突然「ちゃんと聞いてる?」とか「意味わかる?」と聞いてくるのです。
だからとても疲れます。
ちなみに今日藤沢店の営業中に彼から届いたメールの数は11件です。
その話をすると長くなりそうなので本題に入ります。
一昨日、ロビンは念願であった家をフランスの工場の近くに購入しました(購入したと言ってもすぐに住むことはできないのですが)
その費用を捻出するためにカリフォルニアの家(祖母から引き継いだ)を処分しなければならなくなり、それに伴ってガレージにおいてある私物を売ることになりました。
本人は現在フランスにおり、カリフォルニアに帰ることもできないため(帰りたくないようですが)、友人に頼んでそれぞれの写真を撮ってもらい、リストを作っています。
私は長年の腐れ縁で、彼が非常に物を大切にすること。とにかく一番いいものを手にすること。そして自分がシェープしたボードでも、一番の物は彼自身が手にしていることをよく知っています。
だから私はすぐに言いました「全部買うよ」と。
ということで、送られてきたボードのリストをアップしました。
“特別なボード”のために、特別値段も高くなっていますが(ロビンが吹っ掛けているわけではないことは長年の経験でわかっています。高い理由が彼の中に明確にあります)、それぞれのボードが特別なボードであること、彼が現在シェープを休止中であること、そして「新型コロナウイルスの影響によって今後ボードを含めたすべての物の動きが昔のように戻らない」という彼の予言もあり、これらのボードが大変に希少で貴重であることは間違いございません。
言わば、彼の30数年のサーフィンライフの歴史といっても過言ではありません。
そのような意味を踏まえてきただき、ご興味がございましたら是非、お問い合わせください。
なお、「ご予約」と表示になりましても、かなり「前のめり」の方もいらっしゃいますので、ぜひ気になるボードにつきましては「キャンセル待ち」をお申し付けください。
●ザーベル 9'10ft ジャックコールマンのムービーにて使用
●カリフォルニアン 9'10ft ジャックコールマンのムービーにて使用
●ダブルダガー 9'6ft ジャックコールマンのムービーにて使用
●ファーストボード ロビンが14歳の時に初めてシェープしたボード
●ダブルダガー 10'6ft 最後のレッドシダーストリンガー
●ダブルダガー 10'6ft 最後のレッドシダーストリンガー
●スペースピッグ 8'0ft 超有名フランス人アーティストによるアートボード
●ファットキャット 9'6ft ベストファットキャット。極薄
●クリスチャンフレッチャー 8'6ft スーパーレアなアートボード
今後も片付け状況によって、ボード、その他のガラクタも出てくると思いますが、何はともあれご覧ください。
皆様のお問い合わせ、お待ちしております。
楽しい週末をお過ごしください・
シーコング藤沢店
田中
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