こんにちは。
大阪店 中野です。
私、現在こんなボードにフォーカスしています。
エルモアサーフボードのレーベンボンザー7,1ft(左)とエッグマン7,2ft(右)です。
昔からこういうボードが大好物でして、、、。
現在はロングボードにも良く乗っていますが、波のサイズがイイ感じになってくるとミッドレングスに乗る機会が多くなります。
元々、私はショートボードから乗り始めて全く乗れず(悲しくも良き思い出です)、、、、ロングボードに乗り始めてからサーフィンの楽しさを知った組です。。。
いつの頃からか、いわゆるオルタナティブボードのブームが日本にもやってきました。
これにはやはりフィッシュボードがひとつのキーワードにはなっているとは思いますが、私もこういうブームにあやかり、6,0ftのシングルフィンを購入したのが始まりです。
6,0ftともなるとロングボードから少し短くしすぎたので、感覚はもろにショートボード。
少し短くしすぎたとまたも思い悩んでいたころに、アレックスノストが自身のブランドBMT(ブラウン・マイクロウェイブ・テレビジョン)を旗揚げしました。
意外なことにアレックスはロングボード中心のラインナップではなく、70年代初頭のマイケルピーターソンなどに影響を受けた7ft前後のシングルフィンミッドレングスボードを中心に展開するのでありました。
何度この映像を見たことでしょう!!!
私はこのライディング映像に完全にノックアウトされてしまい、さらに名作『Morning Of The Earth』を観ました。
そして、完全にマイケルピーターソン、テリーフィッツジェラルド、もちろんジェリーロペスのライディング映像に魅せられてしまいました。
私は我慢できずに、BMTの7,0ftのピンテールを購入しました。
そうこれこれ。この感覚を求めていたのです。
7ftともなるとある程度の浮力感があり、ショートボードのようなぐらつき感はなく、アップスンをしなくてもボードは走ってくれます。
また体感的にはスピード感がかなりあり、ロングボードでは乗れない波、またはショートボードより少し沖からテイクオフできるので、ちょうどロングとショートの中間で波待ちして、”ハイエナ式”で波をかっさらっていきます(笑)!!
そんなこんなで今回のトロイのボンザーとエッグ。
トロイ自身もまだまだ自身のエルモアサーフボードを立ち上げたばかりですが、本国のアメリカでは、Mollusksurfshopなどを中心に、元々ロングボードではなく、フィッシュやエッグボードなどのオルタナティブボードから火が付いた感じです。
現在トロイのボードの人気は一気に爆発して、各地で引っ張りだこ状態。
あのロビンからもその才能を認められるほど。
もちろん、今となっては、フィッシュ~ロングボードまで様々なオーダーを抱えているようです。
まずは、エッグマン。(左)
ワイドは21インチほどあり、ボトムは緩いシングルコンケーブ、テールにはエッジが施されています。
少しラウンド気味なピンテール形状です。
こちらのボード。めっさ乗り易いです。
そしてめちゃくちゃテイクオフが速いです。
速さの秘密はボトムのシングルコンケーブ。このシングルコンケーブにより水流の道が一直線にできます。これにより水流のエネルギーをつまりボードに揚力が加わるので速いテイクオフが可能です。
また、ライディングもこの構造により、ボードがフローするたびにスピードが増していきます。
ミッドレングスでありながらあくまで華麗に、そして優雅にライディングするようなイメージです。
トロイ自身もオススメの1本になります。
Troy Elmore Surfboards from Mollusk Surf Shop on Vimeo.
所々でエッグに乗っています。
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そしてレーベンボンザー(右)。
元々こちらのボードはキャンベルブラザーズのラスショートモデルから影響を受けたモデルです。
シーコング新井の情報によると、トロイ自身は、ボンザーを削るのは非常に難しくものすごく神経を使ってシェイプするので、今後はあまり積極的には削らないかもしれないとのことでした。
私はこの情報を聞いた瞬間にすぐさまオーダーをお願いしました。
だってもう削らないかもしれないなんて、、、。
ダメ元でおねがいしたらあっさりOKでしたが!!
このボードは元々ラスショートモデルから影響を受けたモデルですが、トロイの意向によりノーズはエッグのノーズに変更されています。
この仕様の方が乗り易いでしょうね!!
初ボンザーですが、あまりの衝撃にびっくりしました。
ターンをするたびに、今まで経験のしたことのない伸びをしたからです。
私の技量はさておき、、、、。今まで、フィッシュやミニシモンズ、ハルボードなど、いろんなデザインのボードに乗りましたが、ボンザーのデザインは初のボードでした。
ボンザーボトムは元々、横に着いた小さなサイドフィンが水流を整える役割を担っています。この構造により水流を1直線にすることができるのでターンをするたびにボードの推進力が増していく構造です。
ボンザーはサイドフィンがついていますが、ターンのためではなく水流を整えるためのものなので、あくまでシングルフィンのモデルとなります。
またこちらのボードは長さが7,1ftなので、ある程度の浮力感もあるので、さらにダウンザラインのスピード感が期待できそうです。
Counter Balance from Mollusk Surf Shop on Vimeo.
アレックスノストのボンザーのライディング。こんな感じで乗れたら。。。。
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あくまで個人的な意見ですが、現在ロングボードしか乗ったことがなくて、短いボードに挑戦しようと思っていらしゃる方に向けて。
私の”失敗”も含めて、7ft以上のボードをオススメしたいところです。
やはり6ft代のボードは、形状にもよりますがあくまで感覚はショートボード。
短いボードをご経験の方は問題ありませんが、
ロングボード特有のグライド感でサーフィンを楽しまれていると少し難しく感じるかもしれません。
テイクオフやスタンスも若干変わります。
一方7ft以上ともなるとボードに浮力感を持たせたボードが多くなるので、違和感なくお乗り換えができると思います。こちらも形状によりますが。。。
現在シーコングにもオススメのミッドレングスをご用意しております。
また、先日オリジナルボードの入荷もございましたのでブランドにこだわらなければこちらも大変オススメです。
幅は広く、クセがなく浮力たっぷりなモデルです。
モデル:SK
サイズ:7.10ft
カラー:オレンジ×パープル
価格:¥80,000
付属品:センターフィン
送料無料
モデル:オーバル
サイズ:8.2ft
カラー:オリーブ(アーミーグリーン)
価格:¥82,000(税込)
付属品:センターフィン
送料無料
また、シーコング新井の情報によると、来年には新たにエルモアサーフボードのミッドレングスも入荷する予定だそうです。
期待して待ちましょう!!!
それでは本日もご来店お待ちしております
中野
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