こんにちは篠崎店の平塚です。
水曜は久しぶりに鵠沼にお邪魔しました。
1本乗ってアウトに出ると見かけた顔が・・・藤沢店の山口でした。
山口はご存知の方も多いと思いますが、女性の中でも小柄な体型にもかかわらずヘビー級のダノー、オールドプレジャーをスタイリッシュに乗りこなします。
YOUTUBEにその日の鵠沼の波をドローンで撮影した動画がアップされていましたが、山口もシッカリ映っていました。
でも、実は私、山口が「プレイデートに乗りたい！」というので、先週ボードを貸していたんです。
なのでいつも通りオールドプレジャーに乗っている山口を見かけるなり「俺のプレイデートどうしたん？」と聞くと「あ、それはもう大丈夫です」と。
どうやら乗ったらしいのですがボードが走らない（と感じる）ようでオールドプレジャーに戻したようです。
皆さんもよくこの「ボードが走る」「ボードが走らない」という表現を耳にするかと思います。
勿論重量だけの話ではないのですが、基本的に重さのあるボードはボードの重さによって慣性の法則が働き、どんどん加速するので「ボードが走る」と感じます。
一方軽いボードはボード自体に重さがないのでボードが押された分の速度はでますが、重さがないので止まるのも早く「ボードが走らない」と感じることが多いです。
ボード自体が走らないならターンで加速を、と考えてみても、ターンは基本的にテール荷重で行うので、上手にレールを使わないとブレーキとなって失速します。
ボードが走らないと感じ、ボードの上で屈伸してみたり、ジタバタすることが多くないですか？
お持ちのボードが軽くて「ボードが走らない」と感じるなら、少し重量のあるボードに乗ることをお勧めします。
ボードの重量には使われているグラスファイバーの厚さ、ストリンガー、フォームなどが関係しますが、一番影響が大きいのはグラスファイバーの厚さになります。
通常のシングルフィンロングボードは6ozのグラスファイバーをデッキに2枚、ボトムに1枚使います。
これで重量はシングルフィンロングボードの平均的な重量になります。
シーコング取り扱いのブランとしては、ウェーバー、ハーバー、サーフアビリー、エルモアなどは基本的に上記のタイプで仕上げています。
※モデルやボードによってはボランクロスを使用するものあります。
ガトヘロイ、クリームは基本的にデッキは6ozと8oz、ボトムは6ozと少し他のブランドより重く仕上げています。
そして山口が好んで使うダノーは10ozのボランクロスをデッキに2枚、ボトムに1枚です。
OZ（オンス）とは生地の厚さを意味する単位で、数字が大きくなれば生地が厚くなります。
生地が厚くなるということは、生地自体の重量も勿論ですが、そこに染み込むレジンの量も増えるので、重く、固く仕上がります。
デッキを丈夫にしたければ10ozボランを使用すれば表面が硬くなるので凹みにくくなりますが、その分重さは増すという感じです。
ボードが重いことによる難点は何といっても「持ち運びの大変さ」ですが、それさえクリアしてしまえば、自重でグングン走るグライド感、ボードのタフさ、またレジンの量が多いボードだけが不思議と持つ、重厚感のある仕上がりなどに浸れます。
篠崎店には現在ダノーによる重量級のボードを数本在庫しています。
●ブランド：ダノー
・モデル：ホッグ
・サイズ：9.7ft
・フィン：シングルBOX
・品番：17106
・価格￥246,000（税込）
・送料：無料
ダノーの重量級ボードの元祖と言えるモデルでビンテージボードを彷彿させるピッグ系のアウトラインによって60年代の古き良き時代のサーフィンを体現できます。
レッドシダーストリンガー、高圧縮フォーム、8オンスボランクロス
オールハンドシェープ by ダノー
ダノーのラインナップの中でも随一の人気を誇るクラシックPIGの最高峰です。
重量感のあるボードと大きなＤフィンによってクラシックボードの真髄を味わえます。
存在感、抜群のボードです。
●ブランド：ダノー
・モデル：ノーズグライダー
・サイズ：9.6ft
・フィン：シングルBOX
・品番：1750
・価格：￥232,000（税込）
・送料：無料
ブルーティントボトム＆レール、マジェンタティントデッキ、ダブルホワイトピンライン、Ｔバンドストリンガー
高圧縮フォーム、8オンスボランクロス
オールハンドシェープ by ダノー
ノーズを極めるために作られた、ノーズライダーの最高傑作。ダノーの得意とする60年代のオールドスクールの質感をフォームやクロスによって再現されています。
ノーズにはコンケーブが施され、全体的に両側のレールは平行で、テール幅も広くノーズライディングには最適なアウトラインとなっています。
またコントロール性を高めるため、テールにはロッカーがあり、独特のアップレールとの相乗効果できれいでゆったりとしたターンが描けます。
ダノー自身がもっとも頻繁に愛用するクラシックノーズライダー。
安定したノーズライディングとダノー独特の操作性のよさで、スタイリッシュなサーファーに愛用されています。
ニューポートビーチＮＯ．１の人気ブランド、ダノーのクラシックノーズライダーの最高峰。
サーフィンスタイルにトラディッショナルマインドを持つ方にお勧めの、周りに差をつける最高に格好いいボードです。
●ブランド：ダノー
・モデル：ホノルルハニー
・サイズ：9.7ft
・フィン：シングルＯＮ
・品番：1799
・価格：￥248,000（税込）
・送料：無料
クリアー、トリプルストリンガー、高圧縮フォーム、8オンスボランクロス
オールハンドシェープ by ダノー
ロビンキーガルの功績によって現在、スピードシェープ、グライダーが感度の高いサーファーの間でブームとなっていますが、一言でグライダーと言ってもその形状や性能はシェーパーそれぞれによって大きく違います。
ダノーの『ホノルルハニー』は他のモデル同様に20％圧縮されたハイデンシティフォームを8オンスのボランクロスでラミネートしているため11kgを超える重量によって爆発的な推進力を発揮します。
またダノーがホームポイントとしているブラッキーズはビーチブレイクであるため、ビーチブレイクが多い日本の海でも機能的にマッチしています。
シングルフィンロングボードのトリム＆グライドという最もピュアな部分を楽しめる『ホノルルハニー』をお楽しみください。
アレックスノスト、ロビンキーガル、ジャレッドメル、トロイエルモアといったスターサーファー達が、かつてはダノーのライダーだったことを思えば、まさにブラッキーズの名門中の名門ブランド。
是非、藤沢店の山口も結局そこに戻ってしまう、というぐらい一度ハマるとその重さが病みつきになる、ダノーのクラシックログをご覧になりにいらしてください。
最後に約10年前の映像ですが、Danoのチームライダーだったジャレッドとトロイなどの映像をご覧ください。
ボードがその重量によって、波のフェイスをゆったりとグライドする感じが伝わってくるかと思います。
皆様のご注文、お問い合わせお待ちしております。
篠崎店ではこんなサービスも開始しました。
ゆっくりコーヒーを飲みながら店内のボードをご覧になってください。
また、お電話でお問い合わせの多い篠崎店の駐車場をGoogle mapでご案内いたします。
お店の角を入って
直進します
右手に春花園という盆栽美術館を通り過ぎると
その先に見える月極駐車場です
入口左手の壁に「シーコングお客様駐車場は1番と8番です」表記してあります。
シーコング号が停まっているのも見えますね。
●車でお越しの方
高速道路でお越しの場合は京葉道路の「一之江ランプ」出口から環七を左折
1つ目の信号が14号と交差しているので陸橋を登らず、側道に入り一般道の京葉道路を右折
新中川という川を越えた1つ目の信号の角にあります。
●篠崎店では駐車場も完備しています。
■東京方面からの場合
京葉道路をお店の角を左折し、100m程進んだ右側にある
20台程度収容の月極駐車場 1番と8番です。
■千葉方面からの場合
お店の前の交差点は右折禁止なので、1つ手前の交差点（パチンコ屋さんポニー）を右折
1つ目を左折して春花園の角を右折、20台程度収容の月極駐車場 1番と8番です。
道に迷ったり不明なことがありましたらお気軽にお電話ください。
●シーコング篠崎店
住所：東京都江戸川区新堀1-28-1
電話番号：03-6638-8090
営業時間：10：00-20：00
定休日：なし（年末年始、冬季休業を除く）
