あらためまして、藤沢店の田中です。
現時点でも、入荷予定の『ファットキャット』の現状が把握できない状況にありますが、明後日金曜日の入荷に向けて全力を注いでおりますので、なにとぞご理解のほどよろしくお願いいたします。
昨夜、次号の雑誌「Blue.」の原稿を書き終えました。
現号では、僭越ながらシーコングの20周年について書かせていただきましたが、次号はロビンについて書きました。
このブログや雑誌などを通じて今までもロビンキーガルについて何度も書いてきましたが、正直なところ何度説明しても彼と彼のボードの本質をうまくお伝えできないジレンマを抱えていました。
彼のボードの素晴らしさは一体どこから来ているものなのか?何が違うのか?ということにつきましても、詳しく書けば書くほど、周りの批判になったりするため抽象的な記述に留めざるを得なかったこともありました。
彼とは18年の腐れ縁ですが、彼の生き様には惹かれますし、彼の才能を信じています。どう考えても現在のシェーパーの中では彼は唯一無二の才能を持っていると確信しています。
今回は20年という区切りということもあり、そういった思いを込めて一生懸命書きました。
ぜひ次号「Blue.」の発売を楽しみにお待ちください。
もちろん現在発売中の「Blue.」のご購読もよろしくお願いいたします。
先週末から大阪に行っていましたが、今回は行き帰りともにシーコングのライダーである中山佑樹君と一緒でした。
彼のことは小学生の頃から知っているのですが、その後、カリフォルニアで行われたデューイウェーバークラシックで優勝し、NSAで全日本チャンピオンになり、日本代表となり、そしてプロアマ選手権での優勝などを経て、プロサーファーへと順調に階段を登りました。
住んでいる場所が千葉ということでそれほど顔を合わせる機会もなく、今まではじっくりと話をする機会もありませんでした。
今回、27歳となった彼のロングボードに対する考え方を聞いて、すごく真面目にロングボードに向き合っていることに今更ながら感心しました。
彼はプロサーファーであり、NSAのチャンピオンになったときにはサイドフィン付きのハイパフォーマンスボードに乗っていましたが、中学生の頃にはカリフォルニアのデューイウェーバークラシックに出場していたこともあり、それ以上にノーズライディングや細かなトリッキーな技を得意としています。
しかし彼は現在のノーズライディング主体のライディングではなく、もっと世界の最先端のシングルフィンロングボードのスタイルを目指したいと熱く語っていました。
彼は現在、JPSAの試合にもシングルフィンオンリーで出場しています。またプライベートのフリーサーフィンでは今まで日本の選手では見せたこともないようなライディングを取り入れています。
今週末も関西に、そして来週は青森の方にお邪魔させていただくようですが、ぜひ彼のライディングに今後もご注目ください!
それでは入荷が決まりましたら、あらためてご案内させていただきます。
シーコング藤沢店
田中