シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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ジャレッドメル帰国!

藤沢店の田中です。


今朝、無事にジャレッドは現在の居住地であるバリに旅立ちました。もう今頃はデンパサールの空港に着く頃でしょうか。

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土曜日の夜、ジャレッドに誘われ夜から渋谷に繰り出したのですが、その後渋谷で1軒、2軒、3軒と一緒に飲む人間の数が増えていき、その後、六本木に移動し朝5時に解散となりました。


過去20年以上、今風に言えば「オール」の記憶はないのでフラフラになって、六本木から電車で藤沢に戻ろうと思ったのですが、最初に乗った地下鉄で乗り過ごしてしまい、その後もまともに歩けないジャレッドを引きずりながらやっと東京駅の東海道線の乗り場についたのは6時を大幅に過ぎていました。


なんとか藤沢まで戻り、開店までに多少の仮眠を取って藤沢店に出勤しました。


終日睡魔と格闘していた私をよそに、ジャレッドはたっぷりと7時間の睡眠を取り、最後の晩の飲み会の話をしていました。


私は一刻も早く帰りたいのと、しかも今朝は3時起きでジャレッドを迎えに来なければならず、車で帰るためお酒も飲めないので、気が乗らなかったのですが、ジャレッドの送別会と新しいスタッフの水元の歓迎会と、しかもショーロクさん、榎本さん、peroさんも顔を見せていただけるというので、泣く泣くフラフラの体を支えてもらいながら、出席を果たしました。


しかし最後までテンションも上がることなく、早々に引き上げ、帰宅の後、11時過ぎに床につきました。


約4時間の睡眠の後、藤沢店までジャレッドを迎えに来たのですが、ジャレッドは熟睡中。しかも習慣なのはわかりますが靴を履いたままベッドの中。


後から本人に聞いたのですが、「すぐに出れるようにジャケットを着て寝ていた」のはいいのですが、得意のパッキングもなされてなかったのですが、時間がなかったので、そのまま酒臭いジャレッドを引きずり出し、車で羽田に向かいました。(もちろん今朝も歯は磨いていません)


そして羽田空港到着後も、いくつかのトラブルを発生させましたが、なんとか機上の人となってくれました。


まさに、「一体何しに来たんだ!?」という4日間でした。

 

そんなジャレッドですが、たまたまお店にいた時にボードを買いに訪れたお客様には熱心にボードの説明をし、ちゃっかりとサーファビリーの『ジャレッドメルモデル』を販売していました。

 

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私はその横でジャレッドの説明を聞いていたのですが、酒臭い息を撒き散らしながらも理論的にボードについて説明している様は、優秀なセールスマンのようで、ご購入されたお客様も「そこまで言うのなら」とボードのご購入をご決断頂きました。

 

「湘南やワイキキのような力のない波ではボードの浮力が重要になる。ボードのボトムの面積が多ければ波の力を全体に大きく受け止めることができるので、ボードのスピードは早くなる。しかもボードはすごく安定しているので、状態がフラフラせず、ターンの体勢をしっかりと取ることができるので、コントロールがし易い。それにボトムのノーズ側は緩やかなロールボトムでアッパーレールとのコンビネーションでボードをスイングさせることに対してすごく有効であり、中央付近がフラットに近いので安定感を生み出し、テールはスピードを落とさないように極僅かなテールキックを付けている」と自らのジャレッドメルモデルについて語っていました。

 

またNEWモデルの『ワトゥシ』については、「ガトヘロイのボードのように掘れて速い波でのスピードとマニューバー性能を求めているが、浮力も十分にあるので、さらにパフォーマンスを求める方にとっては絶対的に乗りやすいはずだ」と自信を込めて語っていました。

 

「そして全体的には自分のボードは形状の大きな特徴を排除している。スムースでなめらかでスピーディな印象を持てるように仕上げている。そして大事なことは誰にでも乗りやすいことだ」と言っていました。

 

私は『ワトゥシ』についてはもうちょっとイージーなイメージを持っていましたが、ジャレッドのコンセプトではそのようなことのようです。

 

いずれにしても、今や両モデルともにシーコングの人気ボードになりました。

 

 

 JMモデルのライディング

 JMモデルのライディング

 JMモデルのライディング

  

 WATUSIモデルのライディング

 BKスタイルモデルのライディング

 

ぜひ、ジャレッドメルのようなサーフィンをしたいなら、「サーファビリー」を手にとってご覧ください。

 ⇒サーファビリー by ジャレッドメル の在庫

 

 


と、ここでご紹介したいのは、今回、来日に伴ってジャレッドよりプレゼントされた久しぶりのマイボード『ブギースペシャル』です。

 

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ロビンキーガルより始められた現在のスピードシェープ、グライダーブームですが、今年のヌーサフェスティバルでのクラシックログとその後のバイロンベイで行われたトリム&グライドの両コンテストで優勝を果たしたジャレッドメルもまたその伝道師であります。


そして作られたのが、このボードです。

 

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中央のストリンガーは2インチのバルサ、両サイドにはダークシダーのストリンガーになっています。


そしてサイドストリンガーの外側はブルーグレイのピグメントカラーでコーティングされています。

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ブランクスはUSブランクスのグリーン、ラミネートには8オンスのボランクロスを使用しています。


全体的にボリュームのあるレール形状ですが、テール部分は薄く、そして絞り込まれています。

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今回は写真用にガトヘロイのSKEGフィンを装着し、1960年代のスピードシェープを再現しました。

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いかがでしょうか?最近はこのように私自身のボードをご紹介させていただいていると「新しい商法?」と言われたりもしておりますが、ご覧のように今回は特大の名前も入っていますので、このボードを販売することはありませんが、ぜひこの「ブギースペシャル」にもご注目ください。

 


そして、各店には新しいカタログも届いていますので、ボード選びをご検討中の方、そうでなくても最新のカリフォルニアのサーフカルチャーにご興味を持っている方、リアルな情報をお求めの方でも、是非手にとってご覧ください。

 

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82ページの総合カタログのお申込みはこちらから

 

 

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現在、ジャレッドメルはパーソナルブランドのフィンも製作中です。

すでにカラーデザインも豊富に発注していますので、あと1ヶ月ほどで入荷予定です。

楽しみにお待ちください。

 


シーコング藤沢店
田中