シーコング店長ブログ

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トリップこぼれ話

おそくなりましたが、こんばんは。藤沢店の田中です。

 


アレックス、ジャレッドが帰って少し落ち着きを取り戻しましたが、今週金曜日から10月7日までは、また大阪店勤務となります。

 


新しいスタッフと共に大阪店で汗を流すつもりですので、関西の皆様、またよろしくお願いいたします。

 

 

9月、10月とバタバタしておりましたがその間に何度も入荷がありました。

 


毎年繰り返すのですが、夏のハイシーズンにはボードが足りず、寒さを感じるようになった頃、大量のボードを送りつけてきます。


しかもそれは自分勝手なロビンや仕事が世界一遅いダノーだけでなく、ウェーバーもハーバーも、あのトロイでさえもみんな同じです。


それは「サーファーだから」と言えばしょうがないのですが、毎年秋になって店内にボードが入り切らなくなるほどボードが届くと、「ふぅ」とため息が出てしまいます。

 

「サーファーだから」というのはアメリカでは「サーファーのように“どうしようもない奴”」ということを意味します。


実際には彼らは“どうしようもない奴”ではないのですが、映画「ビッグ・ウェンズデー」のマット・ジョンソンのように“どうしようもない奴”を演じるか、またはそうなりたいと願っているようです。

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ビッグ・ウェンズデー(プレビュー)

まだ観ていない方は必見の名作映画「ビッグ・ウェンズデー」

 


私はよくこのブログにも書きますが、彼らは“古きよき時代のものが好きな”集まりであり、その時代にレイドバックすることを自らの生き方としている部分があります。

 

だからサーフィンとはスポーツではなくライフスタイルを意味し、サーフカルチャーとはビーチで友達と過ごし、お酒を飲み、バンドをしたり、絵を描いたり、ただチル・アウトする、そのライフスタイル全般がサーフカルチャーになっています。

 

今回のトリップでもこんなことがありました。


前夜の深酒がたたり集合時間になっても起きてこないジャレッドを起こしに部屋に行ってみると、ベッドの上で爆睡中。


「おい起きろよ」と何度声をかけても起きないので、ベッドから引きずり下ろしたところ、そのまま立ち上がり、エレベーターで階下に下り、その足でそのままコンビニに行って、ビールの栓を開け、車に乗り込む。もちろんベッドから直行なので歯も磨かずです。(日本では朝晩歯を磨くのが当たり前ですが、ジャレッドだけではなく他の大勢(もしかしたら私の友人だけかもしれませんが)が「バケーション中だから」とか言い訳をしながら歯を磨こうとしません。歯を磨くのは夜遊びに行く前だけです。)

 

 

こんなこともありました。

カラオケで大いに盛り上がった後、ホテルに戻り部屋の鍵を受け取り自分の部屋に戻ろうとすると、ジャレッドと同室のジャックが「ジャレッドが鍵を持ったままいなくなったので、部屋に入れない」と言い出しました。ジャレッドはカラオケスナックからとっくに消えていたため、部屋に戻ったのかと思ってたのです。


するとフロントの隅の方で寝息が聞こえてきました。ジャレッドが荷物置き場の横で眠っていたのです。みんなで彼を起こしながら「おい、鍵はどこだよ?」と問いかけても完全に泥酔状態でほとんど意識すらありません。持っていないと言う素振りを見せたのでジャックはカラオケスナックとの間を何度も見直しに行き、最終的に発見できず戻ってきたところでジャレッドがズボンのポケットの中からその鍵を投げ出しました。頭にきたジャックが「F●CK YOU」と小声で言ったところ、ジャレッドが突然ジャックに掴みかかり「おい、お前今なんて言ったんだ」とつかみ合いの喧嘩に。結局、その夜は私がジャックと、peroさんがジャレッドと寝ることになりました。


あの“いい奴”の代名詞でもあるアレックスでさえ、私が朝7時半に藤沢店に着き、目の前のガストに行ったときには、すでにジョッキ生ビールを3杯、赤ワインを一杯空けていました。

 

 

またこのようなこともありました。


トリップの最終日、最高の波を当てた後空港に向かっていると、宿泊していたホテルから電話がありました。「忘れ物が見つかったんですけど」と。私が「何を忘れていました」と尋ねると、「各部屋にたくさんの忘れ物があったので・・・よかったらリストにして差し上げましょうか?・・・・」


このようなことを朝から晩まで毎日毎日繰り返していたのですが、これこそが彼らの考える「本当のサーファーの生き様」のようです。


しかしこんな彼らもひと目、せり上がった波濤を見ると、それまでの怠惰な動きが嘘のように、一目散に海に向かいます。


そして誰にも真似のできない最高のパフォーマンスを見せてくれます。まさに、マット・ジョンソンのように・・・

 

彼らの生き様も、作るボードも、ライディングのスタイルもまさに1960年代のサーファーを彷彿しているのです。

 

と、話が長くなりましたが、藤沢店にまさにそんな時代からそのまま抜け出してきたような魅力あふれるボードがありました。

 

 

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●ブランド:ハーバー
・モデル:66バナナ
・サイズ:9.9ft
・フィン:シングルON
・品番: 31644
・価格:¥268,000(税込)
・送料:無料

1966年に発売され一世を風靡し、時代を超えてハーバーの代表作となった『バナナ』のオリジナルモデルの復刻版です。

抑えられたロッカー、細身のアウトライン、大型のDフィンはまさに当時を完全に復元したものです。

ダノーの『ホッグ』はこの時代のボードを再現しながらもテールロッカーを加えることによって、コントロール性を向上させていますが、このボードはまさに当時のそのままです。

今やロングボードはこだわりで選ぶ時代です。

誰も持っていないボードだからこそ、誰よりもサーフィンを楽しめるということを実感できるサーフボード史上の傑作ボードです。

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シーコング藤沢店
田中