シーコング店長ブログ

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篠崎店の藤屋です。
ラック作りの作業も一段落し、ボードの陳列などしておりましたら
ふと気になるボードがありました。ウェーバー・ファストバックモデルと
スキーモデルを2本並べてしげしげと眺めておりました。
この2つのモデルを比較してみたいと思います。

発売されたのは2モデルトも60年代後半のショートボードレボリューション期で
デューイー・ウェーバーとナット・ヤングによってデザインされました。


当時の写真ですが、デューイーが抱えているのがファストバックモデル、ナット・ヤングは
Keyoのボードのようです。


興味深いことに、ファストバックモデルに何とハチェットフィンがセットされているではありませんか。
当時の全てのサーファーがロングボードでサーフィンをはじめ、短くなっていくボードに対応する為に
ロングの要素を取り入れたんだろうと想像します。


巨匠リロイ・グラニスが撮ったデューイーのライディングシーンです。
ボードははっきりとは判りませんが、長さ、アウトラインからいってファストバックモデルになるでしょう。


こちらも巨匠ロン・ストーナーが撮ったナット・ヤングのスキーモデルでのライディングシーン。
スプレーの上がり方などスピード感みなぎる一枚ですね。



アウトラインを比べると、どちらもノーズよりにボリュームのあるボードです。
ボードのセンターより前よりにポジションしてスピードを上げていくといった、
ロングボードの要素がライディングにも取り入れられています。



一番の違いはレール形状で、ファストバックモデルはよりエッジの効いたレール形状、
一方スキーモデルはテールはハードエッジになっていますが、センター部分は比較的ソフトなレール形状です。
どちらもボードを傾け、レールをしっかり使って加速させながら、ノーズよりでのトリムといった乗り方になります。
ファストバックはエッジが効いている分だけ反応の良いクイックなターン、スキーモデルはゆったりとした
ルーズな乗り味となります。
どちらもそれぞれに特徴を持ったモデルで甲乙付けがたいですが、使用するコンディション、
好みの乗り味で選ばれると面白いと思います。




●モデル:フェザーファストバック
・長さ:7.2ft
・フィン:シングルBOX
・品番:17248
・価格:\151,000-


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●モデル:スキー
・長さ:7.2ft
・フィン:シングルBOX
・品番:17207
・価格:\148,000-


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本日入荷しました中古ボードをご紹介します。


●ブランド:FireWire
・モデル:ドミネーター
・長さ:5.10ft
・幅:51.4cm
・厚み:6.35cm
・フィン:5フィンシステム
・付属品:FCSトライフィン
・価格:¥52,500−

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EPSフォーム/エポキシー製の構造で、バルサストリンガーをレールに配したフレックス性の高いボードです。
ターンからの伸びがあり、パフォーマンス重視の方にお勧めのボードです。幅、厚みは
オーソドックスなショートボードよりボリュームがあります。
コンディションは、デッキのフットマークなども無く綺麗なコンディションです。



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