フランス5日目の朝を迎えました。
今朝は天気予報通り雨です。そのためたぶん「ダクトテープ」は今日はありません。
昨日はサイズはコシハラ程度にサイズダウンしましたが風向きも整いきれいなコンディションでの大会となりました。
1回戦の4ヒートが行われそれぞれ2名ずつが明日のセミファイナルに進みました。
で、誰が勝ち上がったかというと、撮影していた場所が本部からすごく離れていたことと、出場者たちが人のことに対して興味がないため、正確なことがわかりません。
アレックス・ノスト、ジャレッド・メル、オリバー・パーカー、タイラー・ウォーレン、ジェームス・パーリー、ハリソン・ローチは残っているはずです。
残念ながら地元と私たちの期待を背負うロビーは他のサーファーとは違うスタイルのキレのある格好いいサーフィンで関曲を魅了しましたが、1回戦で敗退となりました。
ただこの「ダクトテープ」はコンテストという形式をとっていますが、あくまでもその趣旨はサーファーの優劣を決めるのではなく、シングルフィンカルチャー=ロングボードのサーフィンカルチャーを広めるお祭り的なものなので、真剣にサーフィンはするのですがその結果にはこだわってないようで、ヒート前でもジャレッドのようにワインボトルを手にしていたり、前の晩にいかにも遊びすぎましたという表情そのままに会場に姿を現すオリバー・パーカーのような者もいました。
ご多分に漏れずロビーも前夜は自分の家に帰っておらず、撮影機材をロビーの車に積んだ私たちが探していると、大会会場の近くのバンの荷台で女の子と寝ているところを発見されました。
そしてヒートが終わればそれぞれがビールやワインを手に堤防の上に座って時間を過ごす・・・
そういったことのすべてが大会の結果じゃなく、シングルフィンの魅力を伝えるイベントという気がします。
何はともあれ、VANSのサイトをご覧ください。
⇒『VANS DUCT TAPE INVITATIOONAL』オフィシャルページ。 ※あまり隅々までよく見ないでください。
今夜はロビーのファクトリーのお披露目のパーティがあります。地元のサーファーだけでなく、ダクトテープの参加者はそろって姿を現します。
夜にはジョージ・トリムの最新作を外壁にプロジェクターで投影したり、アレックスのバンドのライブなども予定されています。ビールやワイン、そして地元のサーファーの手作り料理が振る舞われます。まさに映画「ビッグウェンズデー」のようなカリフォルニアナイトになるでしょう。(CREMEのお披露目のときには予想通り喧嘩が始まり、最終的には警察が突入してきてお開きとなりました)
なかなか落ち着いて書く時間がないのですが、帰ったらもっと魅力をお伝えしたいと思っています。もちろん昨日の映像はバッチリと収めています。無料DVDとしてお配りする予定ですのでご期待ください。
それでは、行ってきます。
シーコング田中