シーコング店長ブログ

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こんにちは、大阪店の平塚です。


公言通りアンサーの9.4ftを持って磯ノ浦へ行ってきましたので
試乗レポートらしき何かをお伝えしたいと思います。


早朝3時半に起床、眠い目を擦りながらナビを頼りに
一路和歌山方面へ車を走らせました。


5時ぐらいから徐々に明るくなる朝日を見ながら
ナビのトラップにはまり、道を間違えつつ
何とか磯ノ浦の海に到着です。


残念ながら台風のウネリはまだ届いていませんでしたが
風も弱くクリーンなフェイスのヒザ・モモ波がポツポツと入ってました。
サイズのある波での性能はモロッコの映像で証明済みなので
小波でのアンサーの性能を見るには持って来い
何より折角来たのに入らずに帰るわけも無く
早速着替えて磯子デビューです。


まずパドルアウトで腹ばいになってみると
やはり細いだけあってウェーバーなどの水面に吸い付くような
ペタっとした張り付き感はなく
よく言えば扱いやすい、悪く言えば若干横揺れする印象です。


テイクオフに関して言えば、ボードが細いという不安要素を
フラットロッカーが打ち消し、ヒザ波でもウネリから乗れます。
最初、状態を起こし気味でパドルしていたのですが
なるべくノーズを浮かさないように、抑えながらパドルする事で
小波でもウネリからボードが走り出します。


実際、海でお会いしたお客様には「そのボードテイクオフ早いね」
とおっしゃっていただいたので
他人から見てテイクオフが早く見えるなら間違い無いと思います。


ただし個人的な感覚で「ちょっとパドルは必要かな」と感じたので
「楽にテイクオフしたい」という方にはあまり向かないかもしれません。
自分のように体重が軽い(60kg)人でしたら問題ないと思います。


テイクオフ後の印象としては、とにかくボードが軽いです。
波が柔らかかったので、それほどスピードは感じませんでしたが
ターンの取り回しは同じラウンドテールでも
ウェーバーのスタイリストやビーチボールの非じゃないです。
クラシックログとは思えない軽快な動きを堪能できます。
なので、よりクラシックログのグライド感が欲しい人は
9.6ftぐらいでも良いかもしれません。


ノーズ性能に関しては・・・すいません。
ちょっとそこまで試せる波(腕)じゃありませんでした。
波が崩れる前のショルダーが張った一瞬を狙って歩いてみましたが
細い割に意外と歩きやすいかな?とは感じました。
ショルダーが張ってくれれば、細さも気にせず歩けると思いますが
確信が持てるほどのフィーリングは今回得られませんでした。


ただアンサーは、ノーズに行かなくても楽しめるボードです。
トリムポイントでレールを食わせて加速させても楽しいですし
クローズセクションでコースター気味に当て込むのも楽です。


総体的に今回のアンサー試乗で感じたことは
とにかく色んなコンディションで楽しめそうなボード
という事です。


以前ロビーが言っていた
「初めて行くサーフポイント、サーフトリップではどんな波が立つか分からない」
「だからどんな時でもこれ1本あれば、というボードが作れたら最高だ」
というのを思い出し、アンサーはまさしくその言葉を形にしたボードだと思いました。


また機会があれば違うコンディションで試してみたいと思います。


そんなアンサーですが、大阪店にも昨日入荷しています。
長めのが入って来ていますので、週末にでも是非ご覧になりにいらしてください。
乗った感じをもう少し詳しくお伝えできると思います。
>>>アンサーの在庫を見る


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平塚