こんにちは。ここ数日で寒さが更に厳しくなりましたが
皆様サーフィンしてますでしょうか?
といいつつ、全く海に足が向かない平塚です。
寒くて凍りそうです・・・
海に足が向かない間も波乗りの欲求が薄まるわけでもなく
豊洲店勤務の時はサーフボードを眺めて
この板良いなぁ、早く暖かくならないかなぁ、などと独白しつつ
サーフィン出来ない欲求を、板を眺めて解消しております。
そんな中、個人的に最近一番気になるのは「ジャングルRPG」です。
モロッコ帰りの田中からも再三ブログに書いているので
ジャングルRPGについて細かく説明するのは省きますが
(決して面倒くさいからではございません・・・)
詳細を知りたい方は、12月9日近辺からのブログを読んでいただけると
ロビーやクリスが考えるジャングルRPGのコンセプトや
ボードの特徴が理解できると思います。
ボード自体の特徴は60年代後半から70年代にかけて
ロングボードがショートボードへと変化する
トラジッションエラにフォーカスしているようで
その事はボードの説明文にある
「ボードの中心にいながらボードを自由にコントロールすることができるのです。」
という一文から伺う事ができると思われます。
ちょっと分かり辛いので説明させていただくと
ロングボードではその場所に立つとボードを一番加速させる事ができる
「トリムポイント」というものがあり
通常はボードのセンター付近となっています。
ただしボードをクイックに動かしたい場合は「後ろ足がフィンの上」
にあることが条件となるので
ボードの上を行ったり来たり体重移動することで
加速とターンを行っています。
ボードの中心にいながらボードを自由にコントロールできれば
加速とターンの為にボードの上を移動する必要がなくなるわけで
この考え方はボードが短くなるトラジッションエラに
多くのシェイパーが試行錯誤したのではないでしょうか。
その証拠に1969年公開された「FANTASTIC PLASTIC」の1シーンで
オーストラリアの巨匠BOB McTAVISHが操るサーフボードは
8ft前後という長さ(に見える)でトリムポイントに立ったまま
波のカールの中でボードを自在に操っています。
■BOB McTAVISH surfing in FANTASTIC PLASTIC MACHINE 1969
流石にカットバックはテールに移動して行ってますが
ライディング中の殆どをセンター付近で処理しています。
凄いです・・・
ガトヘロイのクリスによる
ジャングルRPGのライディングを見比べてみると
■Jungle RPG Chiz
何となく似てませんか?
ジャングルRPGの方がスピードが速そうですね。
ちょっとマニアックな話になってしまいましたが
普段ロングボードに乗ってるけど
ショートボードが多いポイントで入る時とか
レールを使ってボードが加速する感覚を楽しみたい
という方にもお勧めです。
個人的には南房総エリアの水が多いパワフルな波で
トリムポジションのままレールを使って
スピードのあるライディングをしている自分を妄想しつつ
豊洲でボードを眺めていたいと思います。
シーコング
平塚