シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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錦糸町店の藤屋です。


今回ご紹介するボードはDano・ホッグモデルです。
シーコングのラインナップの中でもよりラシックスタイルの特徴、テイストを持つボードになります。60年代のピッグスタイルの流れを受け継ぎ、最大幅がテールよりにセットされたボードです。


ウレタンフォームが無い時代のバルサボードなどに見られるアウトラインで、センターからノーズよりの幅を細くする事でターン時にノーズを持ち上げる重みが軽減され、実際のボードの重さより軽いターンが可能です。


更に最大幅がテールよりにあることで、テイクオフ時に立ち上がったポイントがトリムスポットになり一気に波を乗り切ることができるデザインです。先月カリフォルニア出張時に、11ftのこのモデルを試乗する機会がありました。私の体重からするとかなりの浮力オーバーのボードだったのですが、想像以上に長さ、浮力を感じずライディングすることができました。


またボトム形状、レール形状にもダノーのアレンジが加わったボードで、そのデザインが操作性をより高めてくれます。



お椀のように丸みを帯びたラウンドボトム形状は、レールの切り替えしをスムーズにしてくれる効果の他に波の斜面のそそり立った“ポケット”のカーブにフィットし、波の力が強く巻き上げられそうなポジションも適度なルーズさを保ちながら加速してくれる形状です。昔のビデオに出てくるような際どいセクションでもリラックスしたスタイルでトリミングしていく姿は、まさにこのボトム形状ならではの特徴です。



テール部分のレール形状は、ボトム面のラウンド形状にマッチするように若干デッキ側に削り上げられたアップレールになっています。テールにセットされた最大幅がボードを波にしっかりとロックしてくれますが、回転時にロックしすぎないようレールはよりルーズな乗り味になるアップレールが採用されていります。フィッシュ、シングルフィンショートなど全てのボードを乗るダノーが自分自身でテストし今のサーフィンに合うように微調整を加えたモデルになっています。




ロングボードの真髄、カリフォルニアロングボードのカルチャーに触れるようなそんなモデルです。波にただ乗るということが純粋に楽しいと思えるそんなボードです。


カリフォルニアスタイル満載のDanoチームライダーの最新動画です。
是非チェックしてみてください。

ライダー:ダノー、ジャレッド、トロイ、ジャック