シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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シーコングの澤野です。
滞在日記を書き終えたばかりですが、昨日まで訪れていたカリフォルニアで行われたデューイウェーバーのコンテストとダノー、そしてまたまたガトヘロイの最新情報をお伝えいたします。



まずはダナポイントにあるドヘイニーで2日間にわたって行われた「デューイウェーバーロングボードクラシック」についてふれたいと思います。
前回の滞在日記でもご紹介いたしましたドヘイニーステイトビーチ。ロングボードにはうってつけのメローな波がブレイクするポイントとして有名ですが、心配していたとおり大会当日の2日間はスモールコンディションとなってしまいました。
ヒザ・モモのセットでハラ上くらいだったでしょうか。潮の満ち干きで波が無くなる時間帯に今回のもう一つの目的であるセレモニーが行われたり休憩時間をとったりと、さすがに慣れた運営陣と余裕のあるタイムスケジュールで何とか終了を迎えることができました。

今回はこの大会で過去3年連続チャンピオンに輝いたウェーバーチームの笈川秀一のメモリアルでもあり、アウトにパドルアウトし円陣を組み花を捧げました。シェーウェーバーチームキャプテンのジョンがそれぞれ追悼の言葉を述べ、皆がそれに応えるなど、ウェーバーチーム、そしてコンテスト参加者の温かさを身に感じました。



さてさて気になるコンテストの結果はと言いますと、マスターメンクラスで戸井田雅秋が優勝、シニアメンクラスで中島信司が3位、ヤングメンクラスで中山祐樹が2位とシーコングのライダー達も大活躍でした。メンクラスで優勝したのはダノーのライダー、チャーリー、そして2位のウェーバーチーム、ダレンは今月来日します。



勝つための必須条件とでもいいましょうか、ハングテン、ドロップニー、ハングヒールにバックウォーク。ただやるだけでなく「格好良く」というのが採点基準にあるんじゃないか、と思うくらい皆スタイリッシュでした。



そんな中でもレベルの高いヤングメンクラスで一際会場を沸かしていた一人のライディングですが、1回の波でこのハングテンからのバックウォークを2回。この大会中スモールコンディションとはいえ誰一人として当て込みやフローターなどせずにノーズとスタイルだけで優勝を目指し、観衆を虜にし、実況席から「COOL!!」とアナウンスさせるスタイリッシュなカリフォルニアロングボードを見せ付けられた感じがします。
もちろん勝つことが最終的な目的であるコンテストですが、皆がいい感じで肩の力が抜け、会場を含めその場にいる人たちが「楽しむ」ということを大前提にしているということが伝わってきました。

来年は6月に開催されるそうです。9月に比べるともう少し波のサイズにも期待できるので、面白い大会が見られるかもしれませんね。この頃カリフォルニアにご旅行される方は参加してみてはいかがですか。

今回は写真以外にビデオ撮影もしてきましたので順次アップしていきますので合わせてお楽しみください。

次回はダノー、そしてガトヘロイの面々の最新フリーサーフィンをご紹介しますのでお楽しみに!