シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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シーコングの澤野です。今回滞在中は残念なことにあまり波のコンディションが良くなかったこと、オープンの準備などで忙しかったことなどもあり、ロビーのサーフィンに同行する機会は1度しかありませんでした。7回目を迎える今回は、こういった状況で彼らは普段は何をしているのか、ちょっとばかり気になる方もいらっしゃると思い、簡単ではありますが、ある1日を追ってみました。


朝8時30分、ガトヘロイのショールームから車で5分程の所にある「RVCA」のオフィスでのミーティングにアレックスと一緒に出席。ご存知の方も多いかと思いますが、RVCAはアーティストをバックアップしているブランドでもあり、ロビーやアレックスもそこに名を連ねているのです。
ロビーにとっては自分自身が作品であり、削るボード、カラーを施すボード、1本1本も作品なので、まずは自分が削ったボードがラミネートし色付けされる工程を行う工場をチェックし、指示しに行くことに。

ここでも彼なりのこだわりがあり、複数の工場はそれぞれ得手不得手があるとのことで、自分の考えたデザインにとって一番合っているところをそれぞれ選びます。例えばアブストラクトだったらこの工場。サンドフィニッシュはここ。みたいな感じです。
RVCAの担当者もさすがに作品を把握するのが一苦労と言いますが、その顔は何故か笑顔です。1つ1つが作品、ということを考えれば、こういった労力の先に出来上がるものが待ち遠しいみたいです。
工場のチェックが終わり、もう一度オフィスに戻り打ち合わせ。今度は広告宣伝について話していましたが、どうやらホームページを新しくするみたいですので、興味のある方はしばらくしてから覗いてみてください。
www.gatoheroi.com

いつものロビーらしからぬ一面をみつつ感心していると、ミーティング終了時に開口一番「ハングリー!」。確かに朝から食べてないので空腹感は大きかったのでしょう。二人でランチを食べに行くことに。
ロビーが連れて行ってくれるレストランは比較的どこも美味しく、雰囲気のいいところばかりです。普段の身だしなみと行動からはなかなか想像し難いと思いますが、こと食に関してはジャンクフードやファストフードを食べることは稀です。
今回行ったところはニューポートビーチそばにある「Cafe Panini」という近所のご婦人達で賑わっていたお店でした。

ここのシシカバブがオススメということでドリンクと一緒にオーダーしてみることに。それにしても手入れの行き届いた身だしなみの人ばかりが優雅に過ごしているランチタイム、相変わらず破れたTシャツに裸足にサングラスのロビー。しかもこの時はTシャツのデザインを考えていたらしく、皺くちゃになった紙切れも持参。シシカバブを食べながら、ふと「いつも誰と来るの」と尋ねると「独り、たまにクリスと一緒」という答えが。いつも大勢の人に囲まれているロビーを見ているせいか、少し意外な気もしました。話はそれますが、シシカバブ、非常に美味しかったので機会がある方は是非どうぞ。
2333 EastCoastHighway Corona del Mar, CA, 92625


さて食事を終えショールームに戻ると、「シャワーを浴びに行こう」とロビーとムーマに誘われました。この会話、どこかおかしいですね。確かこのショールームはオフィスと自宅も兼ねているはず。なぜわざわざ外に?と思い、尋ねてみると、どうやらオープンのために突貫工事をしたのでまだシャワールームがないとのこと。なるほど、と納得しついていくと、腰にタオルを巻いた二人は車にも乗らずスタスタと歩き始めました。はて、どこに向かうのか?アメリカにもスーパー銭湯があるのか、はたまた知人の家に借りにいくのか、、、いえ、違いました。

200mほど離れたところにあるモーテルのプールに向かって歩き始めたのです。
モーテルの正面エントランスから堂々と入っていくと奥にあるプールへ。バケーションシーズンということもあり数組の家族連れやカップルがいましたが、彼らはお構いなし。15m程のプールを数往復すると今度はジャグジーへ。更にはバスルームへ行き石鹸を手にし表のシャワーでさっぱりと汗を流すといった感じで30分ほど滞在し、またもや正面玄関から堂々と戻っていきました。
せっかく(?)シャワーを浴びたのに裸足で歩いて帰る辺りがいかにも彼ららしいですが。

そして夜を迎えると行きつけのBARに。この店はバンドのライブもできるのでアレックス率いるジャパニーズモータースも頻繁にライブを行っています。

現地で待ち合わせしたアレックスノスト


場所はロビーのショールーム兼自宅とアレックスの家、そして最近引っ越したCJの家のちょうど中心的な場所になります。

Avalon&DetroitBar

何かあればこの辺りでお酒を飲み、バンドをし、騒ぎ、楽しんでいるそうです。
この晩も「Detroit Bar」と向かいにある「Avalon」というお店をはしごし終夜楽しんでいたみたいです。こういったエンドレスナイトが週に4日、5日あると、さすがにつきっきりという訳にはいかず、午前4時頃に一足先に帰りました。

ちなみにこの日は月曜日だったと思います。週末からのパーティーナイトは平日も関係なく続いていました。波がなく海に行かない日は必ずしもこういった1日を過ごしているわけではありませんでしたが、コスタメサに根を張りつつあるロビーは今の環境が自分にとって刺激になっている、とも語っていました。ミュージシャンになりたいわけじゃないけど、アレックスのバンドやグロウラーズなどからはたくさんのインスピレーションを受けていて、ボード作りや作品作りに活かされているとのことでした。今後もガトヘロイの集大成的な新たなモデル「1653」のリリースも控えており、より一層の独創的な世界を覗いてみたいと思わせるロビーキーガルとガトヘロイに是非ご期待ください。