シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


f:id:SEAKONG:20181205180050j:plain

NEWモデル試乗


藤沢店の三浦です。
今週水曜日、前日の雨模様から一転気持ちよく晴れ渡り、低気圧が残したうねりが腰サイズで入ってきていたので、かなり乗れるかどうか不安があったので今まで極力避けてきたファンボードにトライ!!


そのボードとは、今年フルモデルチェンジをしたサーカス・6.8ft
2005年より発売しております格安ファンボードとして人気のあったサーカスを、今回は、よりボードアウトライン・厚みにボリュームを持たせ、長さ以上の直進性・安定感を重視したクルージング系ファンボードとしてリニューアル。
ロングボーダーでも気軽な乗り心地を体験・・・。
といきたいところなんですが、サーフィン歴の80%をロングボードで過ごした自分にとっては、やはり、勇気のいるボードチョイス。
ボードが短くなったとはいえ、パドルは何とかなると思っていましたが、ボードコントロールには自信もなく派手なパーリング・ワイプアウト劇場は必至であり避けて通れないと思っていました。
しかも劇場の演出がエスカレート・・・。
お昼の干潮に向かって、インサイドのダンパー度合いが更に威力を増し始めていました。


アウトに出てパドリングする限りは横揺れもそこまで気にならず、これならイケると。
ただ、波を見つける感覚がもちろんロングの感覚そのままだったので、少し小さくダンパーじゃない切れ目を選んでも、やはり今一歩スピードに乗らずテイクオフはなかなか出来ず。


そうなると、このままロング感覚で波が捕れるのを待つか、あるいは、思い切って突っ込んでいくかのどちらか。
ロングとかショートとか長さに関係なく、慣れてないボードで際どい波を攻めること程不安なことはないのですが、乗れないことほどつまらないことはないというのと、乗ってみないことには何も始まらないという気持ちが強かったので、もちろん、強行テイクオフに切り替えることに。


ダンパーに捕まるだろうなーと思いながらテイクオフすると、予想通り見事にパーリング。パドルからボードを走らせるまではよかったのですが、立つ瞬間に「ある事」に気付くも時すでに遅し。もたもたしている間にスープの中で回転。


その「ある事」とは、ロングに乗るときは後ろ足を出来るだけフィン付近に残したままジャンプしないで立つようにしていたので、ファンボードなのにとっさに同じように立とうとしたのがもたもたした最大の要因。


ただ、一回スープに捕まると、なにかが吹っ切れたようにトライ。
でも、ほとんどが乗ってもすぐに崩れてしまうので、ボードを守るためにも波の裏側へ思い切ってフローターまがいにボードを振り回すのが精一杯。
また、何本か横に走れることができましたが、派手なアクションには程遠く、安定感重視でまっすぐ走っていました。


このボードに乗ってみて予想よりもはるかに乗ることができ、ロングで乗れるようになった頃の初心の楽しさを味わったので、もっと乗り込むモチベーションがでてきました。
普段からツインフィンなど短いボードを乗りこなす東京3店舗の店長にアドバイスをもらい、ターンの感触等は徐々にお伝えできるようにしていきたいと思っています。
ロング中心でやっている方でも予想以上に乗れるのでぜひ一度手にとって見てください。