シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


f:id:SEAKONG:20181205180050j:plain

サーフィンinカリフォルニア

錦糸町店の藤屋です。先日1週間のカリフォルニアへ出張へ行ってきました。藤沢店・田中より出張中の出来事の報告がありましたので、私は滞在日数の割りに少ないサーフィンにつてご報告いたします。合計3時間の短い時間でしたが、今までのカリフォルニア出張でベスト5に入る波に乗る事ができました。地元の人の話では、今年のカリフォルニアはやはり異常気象の影響か冬場の北ウネリがあまりヒットせずコンディションのいい日が少ないとの事でした。それでも十分に楽しめる波があるのがうらやましいくらいです。その日の予定もほぼ終了しサーフィンでもと夕方サンオノフレへ向かいました。到着するとサンオノフレの隣のポイント・チャーチが綺麗にブレクしているではありませんか!!

不意のサイズアップで人も少なく、それではと言う事でいざチャーチへ向かいました。ココのポイントまでは一番近い駐車場に止めて、ビーチを20分程歩いて行かなければなりません。使用ボードは、ロビー・キーガルのニューブランド”GatoHeroi"。

モデル名はわかりませんが、ロビー本人が使用している9.8ftのボードでデッキ7.5ozX6oz,ボトム7.5ozのしっかりと重量感のあるボード。歩く距離を考えると少々気が引けましたが、せっかくのチャンスなので遥か遠くに見えるポイント・チャーチへ向かいました。アスファルトの舗装があるビーチに隣接する海兵隊の施設は一般の人は立ち入り禁止とのこと。人気がなく歩くだけなら大丈夫じゃないかと思いながら、宿の主人に聞いた”今日はたくさんの兵士たちがイラクから帰って来ている”という言葉を思い出し、そんな人達を怒らせる訳にはと思いビーチをテクテク歩くことに。歩き始めて5分、重量のあるボードと柔らかいビーチの砂でで足、腕ともパンパンになってきました。たどり着いたらサーフィンどころじゃないなと思いながら、遥か遠いポイントを目指しました。
やっとの思いでポイントに到着。完璧なポイントブレークで、若干インサイドのゴロタ石のようなリーフが気になりますが
波を食らうことなくパドルアウト。セット間は長いものの頭サイズの波が入って来ていました。チャンスを窺いながら、誰も乗らない波をキャッチ、最初のターンをした後に長く続くショルダーを前に気持ちよくサーフィンで来ました。波質は綺麗に舗装されたコンクリートの上をスケートボードするような滑らかな波で、ブレイクも速からず、遅からずロング、ショートを問わず非常にいい波でした。数本波をキャッチし、余裕がでできたところでビーチを見渡してみると、ボードを2本抱えて走ってくる人が見えました。ボード1本でも大変なのによくここまで2本持ってくるなと関心していると、何となく見覚えのある姿が!シェープ中のはずのロビー・キーガルではありませんか!?ラインナップに並んだロビーに話を聞くと1日のノルマ3本のシェープを2本で切り上げやってきたとの事。帰ってからもう1本仕上げるとの話。日がほぼ沈んだ後、2人でまたビーチを20分かけて歩いて帰ってくる途中、猛ダッシュでポイントに向かうサーファーを見かけました。既に日が沈んでいるのに今からサーフィンですか?言うまでもなく着替えた後、ロビーをシェープルームへ護送と監視をかねて送り届けてきました。”ちゃんと仕事しろよ”普段はいつも言われている言葉を、この時ばかりは自分のことを大いに棚に上げ何のためらいもなく発しました。"I know"とニヤッと笑って答えたロビーは、なかなか憎めない奴です。

こちら日本では週1回のサーフィンではなかなかあたる事のない波に乗れ、大変満足な1日でした。