シーコング店長ブログ

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ダクトテープ&ハーバーチーター60!

 

藤沢店の田中です。

 

11月1日から行われる「ダクトテープ」が近づいてきたので周囲も段々と騒がしくなってきました。

 

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アレックスノストからは私がカリフォルニアから戻ってくるタイミングに合わせて羽田空港に着くようにすると連絡がありました。私も帰国早々忙しくなりそうです。

 

大会のオフィシャルフィルムを撮影するらしいジョージトリムは今月の26日にカリフォルニアで結婚式を上げるため私もお邪魔しに行くのですが、彼は新婦及び撮影スタッフを連れて30日に来日します。

 

「ダクトテープ」は一種のお祭りなのでアレックスの応援に駆けつける友人たちも同じく30日に来日します。

 


アレックスはアートショーのため現在フランスのビアリッツに滞在中ですが(ロビンとニアミスなので何か問題が起こらなければいいのですが・・・)、現地から直接日本入をするため大会で使用するボードをカリフォルニアから日本に向けて送ったそうです。

 


そしてそれに伴って「NEWボードも送ったよ」ということです。

 

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こんな感じでしょうか?
 

 

内容は、

★ロング  3本
★ボンザー 3本


ということだけですが、タイミングが良ければアレックスにボードにサインをしてもらい、記念撮影も行えますので、気になる方がいらっしゃいましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

 

私はその前にメキシコ、カリフォルニアに行かなければならないのですが、帰国しても当分忙しい日が続きそうです。

 

 

話は変わりまして、今朝、とっておきのボードのご予約がフリーになりましたのでご紹介させていただきます。

 

 

そのボードとは、こちら「ハーバーチーター60」です。

 

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元々ご予約いただいていた方が本日「ハーバー60周年記念リミテッドエディション」に変更してご購入いただいたため急遽、フリーの状態になりました。

 

このモデルの原型である「ハーバーチーター」はサーフボード史上に燦然と輝くステップデッキの傑作モデルです。

 

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2002年以来、その製造を中止されていましたが、今年60周年を迎えたハーバーサーフボードの歴史を記念して、再び作られることになりました。

 


リメイクに際し、リッチハーバーは原型をそのままに作ることはしません。(トラッセルスペシャルでさえもロゴを変えているくらいです)

 

 


リッチハーバーは粗悪品が多かった1960年代のサーフボードのクォリティの向上とまだまだ進化の途上だったサーフボードをより乗りやすいものに性能を進化させることに長い年月を費やしてきました。


その結果、「ハーバーサーフボード=信頼のブランド」が定着し、数あるサーフブランドの中でも同じ場所で、同じオーナーのもとでシェープされ、お店を構える唯一無二のブランドとなりました。


だからこそリッチハーバーはこの「チーター」のリメイクに際しても、ただ単に同じ形状のものを作るのではなく、そのこだわりを貫きました。

 

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具体的には、アウトラインにおいてはノーズ、テールの幅を広げ、細身の印象が強かったオリジナルよりも少し“スクエア”っぽくなりました。最大幅も少し広げられています。

 

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それによってテイクオフが速くなり、ライディング時のボードが安定しとてもイージーに楽しめるようになりました。

 

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またノーズのステップデッキ部分の長さを変更しました。

 

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オリジナルはボードの中央付近までデッキが削られていましたが、新しいタイプは約1/3くらいに抑えられています。


これはオリジナルではちょうど段差がパドリング時に胸の下あたりになるため違和感を感じる方が多かったからだと言うことです。

 

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「チーターII」ではウェッジタイプのストリンガーでしたが今回はオリジナル同様にパラレルに戻しています。

 

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それ以外のロッカー、ベースボールレールと呼ばれる厚めのフルレール、エッグシェープのボトムはオリジナルと同じです。ブランクスはUSブランクス製ですが圧縮率は同じ、使用しているボランクロスもフィンもオリジナルと同じです。

 

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当初、このボードのリメイクに際し、「チーターII」を所有し愛用していた私はその形状を見て、「なんかちょっと違うな」と感じ、オーダーしませんでした。

 

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しかし届いたボードを見た瞬間、私の考えが間違っていたことを知りました。

 

さすがリッチハーバーと唸らせるクォリティの高さ、そして存在感に私は自分の浅はかさを反省せざるを得ませんでした。

 

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それほどまでに完成度の高い素晴らしいボードです。

 

リアルクラシックでありながら、実用性の高いハーバーならではのボードです。

 

ぜひご注目ください。


このボードのご注文、ご予約はこちら

 

 


昨日、ようやく次号の雑誌「Blue.」の原稿を書き終えました。


今回は7月にジャレッド、デーン、榎本さん、ネイザンと行った北海道トリップについてです。


北海道の魅力、特にこのトリップでお世話になった北海道広尾町の「3 TONES SURF」の石塚さん、広尾町サーフィン連盟の佐藤さん、ご一緒いただいたクラブ員の皆様には本当にお世話になり、感謝でいっぱいで、その気持を込めて5,000字にしたためたつもりです。


発売は11月になりますが、ご覧いただければ幸いです。

 

 


シーコング藤沢店
田中