藤沢店の田中です。
昨日、久しぶりにロビンからメールが来ました。
「今スペインのサンタンデールからイギリスのプリマス行きのフェリーに乗ったところ。週末までポルトガルの“Gliding Barnacle”というイベントに招待されて行ってたんだ。皆んなは俺が優勝って言ってたんだけど、結局オーストラリアのカイエリスが優勝したんだ。カイのボードはカリステップだったんだけど、ファイナルに出た4人は全員クリームかガトヘロイだったんだ。だから俺も満足してるんだ。」
「サンタンデールはフランスの俺の家からたった3時間なんだ。そこからフェリーに一晩乗ればもうイギリスさ。フェリーはエンターテイメントも豊富でレストランもいいんだ。イギリスでもロングボードのイベントに招待されてるんだ。近くで家を探すつもり。そういうことで、とにかく今は眠いんだ。このフェリーでやっとゆっくりできるよ。またな」
と、彼はカリフォルニアにいるときには周囲からのストレスで激しい怒りを撒き散らしていることが多いのですが、フランスではとてもリラックスできるようで、今後の様々な計画をじっくりとたてています。
またヨーロッパではロビンはすでに大変な人気者で(上述のようにリラックスした生活を送っていることと、まだ本性がバレていないからだと思いますが)各地のシングルフィンロングボードのイベントに引っ張りだこです。
すでにNo.1ブランドに成長したオーストラリアだけでなく、ヨーロッパでも「サーフィンが好きなら、ちょっと人よりもサーフィンのスキルが高いと思うなら、ガトヘロイ」というのが定番となっています。
7月に来日していたあのデーンピーターソンでさえも「ロビンはクレージーだけど、ロビンのボードもクレイジーに格好いいな」と言っていました。
まさに“見る人が見ればわかる”ということでしょう。
そのロビンキーガルは今月末か来月の頭に来日予定です。
成長を続ける彼のボードに今後もご期待ください。
話は変わりまして、現在、店頭では「ジャレッドvsデーン」のDVDを流しています。
日頃より多くの方に「上達するにはどうしたらいいでしょうか」とご質問いただきますが、私はこの「ジャレッドvsデーン」のDVDを観ることをおすすめしています。
慣れ親しんだ場所、定番の波のサイズであるにも関わらず彼らのサーフィンは見れば見るほど、凄いの一言です。
あの小さな波で、あの短い距離で一体いくつの技を繰り出すのかと感心させられます。
また彼らの体感の強さなのか、彼らは狭いスタンスであるにも関わらず、ライディングの途中にほとんどバランスを崩しません。
どのシーンを切り取っても絵になるほど、常に「格好良さ」を意識したポーズが決まっています。
テイクオフの姿勢、立ち姿、ターン後の体制の立て直し方、手の揚げ方などすべてが参考になります。
サーフィンはやっぱり格好良くなければならないと痛感させられますが、難しい技はできなくても彼らの立ち姿、足の開き方だけでも参考にするだけで、まるで2レベルくらい上手なサーファーに見られることでしょう。
ぜひ鏡の前に立って、テイクオフからプルアウトまでの一連の動作の流れを真似してみてください。
そうすればきっと明日からはビーチでモテモテでしょう!
またまた話は変わりますが、このボード乗りにくそうですけど、目茶苦茶格好いいです。
伝統的な細身でロッカーがない形状。厚めのレールとグラスオンDフィン。昔ながらの大きいロゴ。
すべてが60年代のままです。
惚れ惚れします。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。
楽しい週末をお迎えください。
シーコング藤沢店
田中