藤沢店の田中です。
ここのところデーンピーターソンの話題が多かったのですが、先日入荷した6本のうち、1本のご予約がキャンセルとなりましたので、改めてご紹介させていただきます。
●ブランド:アンヒンジド by デーンピーターソン
・モデル:ダイヤモンドテール
・サイズ:9'5ft
・フィン:シングルBOX
・品番:DPCA104
・価格:¥263,000(税込)
・送料:無料
マスタードティント、3/8インチレッドシダーストリンガー、ボランクロス、サンドグロスフィニッシュ
フルハンドシェープ by デーンピーターソン
「アンダーソンサーフボード」から元祖である『デーンピーターソンモデル』が発売されたのはすでに20年以上前になります。
当時はまだロングボードの復活期に近く、ビーチにはハイパフォーマンスロングボードも多く見られました。
そんな中、1999年に発売されたトーマスキャンベルの出世作「The Seedling」においてシングルフィンロングボードにスポットがあてられました。
それは単にボードのフィンの数や形状の問題ではなく、「ロングボードの本質とは・・・ファッションであり、音楽であり、生き方そのものやライフスタイルの選択について」という部分に強くフォーカスされたため、その後に続くサーファーたちに大きな影響を与えました。
ロングボードに性能を求めるのではなく、創作された当時のコンセプトを追い求めること、シンプルな形状でロングボードらしいサーフィンをすることが主流の考え方となったのです。
マットハワード、ブリタニークイン、デボンハワード、タイラーハジキャンに加えてジョエルチューダーが台頭し、若きデーンピーターソン、中村清太郎君がその後のブームを牽引していきました。
話は戻り、この『ダイヤモンドテール』モデルは当時の『デーンピーターソンモデル』を踏襲したもので、「The Seedling」の中でデーンピーターソンが使用しています。
現在の“ピッグ系”の動きとは異なり、波の縦方向にボードを動かすことができるオールラウンド系のボードになります。
以前のモデルと違うのはレール形状がアップレールがより鮮明になっていることですが、前後のバランス、絞られたテールの形状は当時の形状に近く、そのオールラウンド性は失われることは変わりません。
その後、オールラウンド系のボードが姿を消していく中で、このようなアウトラインのボードを見ることはほとんどなくなったため、今見るとすごく新鮮です。
ボードのアウトライン、コンセプトは乗り手に鮮明に違いと効果をお伝えします。
シングルフィンが好きだけどボードをもう少し縦方向にも動かしたいと思っている方、すでにピッグ系のボードをお持ちの方にぜひお試しいただきたいと思っています。
新たなステージをお楽しみください!
昨日も書きましたが、デーンピーターソンのボードは製造本数が限られ大変貴重です。
また少ない分、デーンの気合の入れようは半端ではなく、最高のボードを仕上げるために妥協を許すことはありません。
ロビンキーガルのボードと同様に「一度触れればわかる」というほど、サーフィン好きなマニアの方々を納得させてくれるものです。
次回の入荷は秋以降となりますので、それまでお待ちになれないというなら、ぜひこのボードをご覧ください。
すでにインスタグラムでは画像をアップしておりますが、次週ファイバーグラスフィン社より「ジャレッドメルの11インチフィン」が入荷いたします。
今回もジャレッドらしいハイセンスなファブリックインレイ仕様です。
ジャレッドやデーンのようなパフォーマンス系のピッグにお乗りの方はぜひご注目ください。
昨日もご案内させていただきましたが、シーコングウェブサイトのトップページのリニューアルを行っています。
そして特別企画として“毎日価格が下る”値下がりオークションを開催しています。
本日出品の『キュイエール』は、これから毎日¥10,000ずつ値下がりします。
売れるまで出品し続けますので、気になる方はどうぞご覧ください!
皆様のお問い合わせ、ご来店お待ちしております。
シーコング藤沢店
田中