藤沢店の田中です。
昨日のことですが、久しぶりにジャレッドから電話がありました。
現在ジャレッドはバリに住んでいます。来年1月に第二子が生まれるのに合わせクリスマスには妻ジャレッドの故郷であるオーストラリアのシドニーに向かうということです。
ご存知のかたも多いようにジャレッドの妻オズレムはトルコ系のオーストラリア人でバリのファッション業界で成功を収め、現在はバリで数件のビラ(貸し別荘のようなもの)を経営しています。
普段よりとても余裕がある生活を送っている夫妻は、スタッフにビラを任せ、クリスマスから3ヶ月間オーストラリアへ行くのだそうです。
ここまで書くとまず多くの方は、「えっ、離婚するんじゃなかったの?」と数々の逸話やジャレッドの日頃の言動から想像すると思うのですが、とにかくおめでたい“第二子の誕生”ということです。
そこで「どう?すべて順調?」と訪ねたところ、元気のない声で「クリスマスまで1週間あるんだ。その後はオーストラリアに行くんだ」と答えました。
「それはよかったね。オズレムはどう?」と私が聞くと、声から想像するとおり「え、別に・・・とにかくクリスマスまでの1週間はフリーになったんだ」と、続けて、
「日本に行くよ」と言い出しました。
「え、何しに?」と聞くと、「プロモーションとか・・・」
どうやらジャレッドは家にいたくないようで(どうせ酔っ払って夫婦喧嘩して居場所がないのでしょうが)、その上、私が先日ロビンと会っていたことも知っているようで、「俺も久しぶりに日本で楽しみたい」と日本行きを思いついたようでした。(実際にはロビンと楽しんだというよりも彼の偉大なる存在感に圧倒されただけでしたが・・・)
すかさず私は「今はやめといたほうがいいよ。年末で色々忙しいし、渡辺が入院するので新井もいないし。それに寒すぎて波もないよ」とバリアを張って、おもむろに拒否をしました。
ところが日本人のように以心伝心、私の発言を忖度することもなく「いつも暑いから、寒いのはたまにはいいよ。みんなが忙しくても一人で何でもできるし(じゃあ何しに来るんだ!?)」とジャレッドは言いました。
私は今度ははっきりと「今回は波もなさそうだし、何もできないから、やめにしてまた今度にしよう」と伝えました。
するとジャレッドは「赤ん坊のために3月末まではオーストラリアを離れられないんだ。そうなると日本に行くのは5月末のグリーンルームになってしまうんだよ」と粘りを見せてきました。
「5月末ならシーコングにとっては最高だよ・・・」ツー、ツー、ツー・・・
突然ジャレッドの電波が悪くなったようで、電話が切れてしまいました。
私はこれ幸いと胸をなでおろしたのですが、念のため「今は忙しい、寒い。波もない。誰も相手できない。今回はなしにしてグリーンルームのときに来てくれ」とメールを送っておきました。
そして今日、お客様と話をしていると私の携帯が鳴りそこに“ジャレッドメル”と表示されているではありませんか。
私は携帯の表示をお客様に見せながら昨日のやり取りを説明し、居留守を使うことにしました。
ところが1分も開けずに、また呼び出し音が。居留守。呼び出し音。居留守。そして3度めの呼び出し音が鳴ったとき、「粘りますね」と言ったお客様の声が聞こえたように呼び出し音が鳴り終わりました。
笑いながらホッと胸をなでおろしたのもつかの間、スタッフの中野が電話の子機を持ってきながら「ジャレッドから電話です・・・」
驚くことにジャレッドはすでに航空券を買ったというのです。
しかも笑いながら「イェーイ、ジャパン!」と受話器の向こうで笑っているのです。
ロビンにエネルギーを吸い取られ、その余韻が時差ボケとなって今も冷めやらずというときに、新たな嵐がやってくるという感じです。
こんな感じでやってくるのでしょうか・・・・
ということでございまして、誰かジャレッドと遊んでやってください。
ちょうど「女子会の忘年会の予定がある!」という方は、いらっしゃいませんか?
あっ、すみません。「女子会の」というのは私の希望でした・・・・
ぜひぜひ世界最高のロングボーダー、ジャレッドメルと楽しいひと時をお願いいたします!!!!
皆様のお申し出をお待ちしております。
サーフィンはとびっきり上手です!いい奴です(飲まなければ)!
よろしくお願いいたします。
シーコング藤沢店
田中
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