こんばんは。
カリフォルニア3日目のリポートです。
その前におとといの続きの模様を少し。
カリフォルニア到着初日にトロイが開始したフィッシュのシェイプですが、まずはその続きから。
初日はブランクㇲにアウトラインを引きプレイナーなどの電気を使用したツールを使って荒削りをしました。
昨日はそういったマシンを使わずすべてハンドでの作業でした。
彼はまだ27歳とシェイパーとしては若いと思いますが、繊細でありながら時に大胆にシェイプしていく姿は年季の入った職人といった様子でした。
途中こんな光景も。
※昨日の平塚のブログにもありましたが、2018年のダノーはやる気だそうです‼
ダノーとトロイ、同じ場所にシェイプルームを構えていることは知っていましたが、いざこの光景を目の当たりにするとやはりテンションが上がりました。
カリフォルニアの懐の深さというか、上手く伝えられないのですが、日本にはない世代を超えた付き合いというのがとても微笑ましく思えた瞬間でした。
シェイプの話にも出ります。
トロイ曰くこのテールの部分が一番気を遣うようです。
切り込みの深さや、フィン先の位置、テールの幅など、色々試した結果現在の形に決まったようです。
彼の頭の中にはきっちり数値が刻まれていますので、それにしただって丁寧に形を作って行きます。
その後もレールのシェイプなどボードにとってとても大事なパートをスマートにこなしていく姿は、シェイパーとしてとても頼もしく見えました。
何度もチェックと調整を繰り返し、最後にボードにサインを。
このように最初から最後まで見てしまった結果、私、トロイのボードが”欲しくなってしまいました。。。”
フィッシュの場合体重70キロの私のには5'5ft~5'7ft位が良いのでは? とのアドバイスをもらったので、近いうちにオーダーしたいと思います。
※以前フィッシュに乗れなかったので、やめた方が良いかなーとも思うのですが、彼の作品を見てしまうと、急激に欲しくなってしまったのです。
困ったものですね。
帰るまでにロングボードのシェイプも最初~最後まで見せてもらう予定なので、またまたほしくなってしまわないか、今から心配です。
昨日の様子はこんな感じです。
ここからは今日の模様です。
今朝は朝から霧がひどく予定していた朝一からの撮影が出来ず、モーテルで待機。。。
9時を過ぎた頃、トロイから連絡があり、モーテルまで迎えに来てもらい、彼の車に乗り込みハンティントン方面に撮影に向かいました。
途中ダノーからもメッセージが入り、一緒にポイント探しに向かいました。
色々チェックした結果今日はボルサチカというハンティントンビーチの近くのポイントで入ることになりました。
トロイはNEWモデルのステップデッキとフライドフィッシュ、ダノーはホッグにロスクリーパーフィンをグラスオンしたボードを使用しました。
NEWモデルのステップデッキは幅23インチ、厚み2 7/8インチとしっかりとしたボリュームがありますが、ノーズを薄くし、ロッカーも抑えてあるため、とてもスピーディーな印象でした。
海から上がってきたトロイにそのことを伝えると、「このボードめちゃくちゃ早いよ」、「ボトムはフラットでロッカーも抑えてあるからパドルも早いしね‼」とご満悦。
その後、フィッシュに乗り換えたのですが、潮が上げてきたこともあり、突然波が割れなくなり、フィッシュのライディングは数カットのみとなりました。
ダノーは超重量級のホッグを上手に乗りこなし、インサイドまでのクルージングを何度も楽しんでいました。
結構波のサイズもあったのですが、
「あの重たいボードをこのコンディションで上手に乗るよなー」
というのが率直な印象でした。
撮影を終えて遅めの昼食をハンティントンで食べ、その後シェイプルームに向かいしばしダラダラした後、いったん解散しトロイの婚約者とともに夕食へ向かいました。
まだ若い二人ですが、婚約したばかりという事もあり、とても幸せそうでしたねー。
とてもキュートな彼女でした‼ トロイも頑張らないといけませんね‼
3日目はこんな感じでした。
明日もトロイとチームライダーのチェイスの撮影を予定しております。
その後はウォーターマンズに行こうかと思っております。
またレポートしたいと思います。
シーコング
新井
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