藤沢店の田中です。
現在、高知とカリフォルニアで撮影した映像を急ピッチで編集中です。
今日はその一部をVIMEOにアップしました。
今回の映像は低解像度の白黒版ですが、本編は高解像度のカラーバージョンです。他にも映像は盛りだくさんですので、ぜひお楽しみにお待ちください。
場所はカリフォルニア州ニューポートビーチのブラッキーズ。日付は2017年1月25日です。
前日までの不穏な天気はこの日の朝、ブラッキーズに大きなうねりを届けてくれました。
朝6時にジャレッドに起こされ、ロビンとアレックスを呼び出し、久々で今となっては超レアな3大スター揃い踏みの同時撮影となりました。
流石にこの3人が一度に海に入るとビーチの雰囲気は一変します。
「それまではやっぱりカリフォルニアはどこに行っても上手い子が多いなあ」と思っていたのもつかの間、この3人は「ちょっと上手いを遥かに超越した異次元のサーフィンを見せてくれました・
ちょっとご覧になっただけではわかりにくいかもしれませんが、皆さんの周りやこれまでご覧になった映像でシングルフィンロングボードでこのようなサーフィンをしているサーファーたちを見たことがあるでしょうか?
サーフィンのスタイルは時代とともに変わりつつあります。サイドフィン付きのロングボードから、ジョエルが王道を築いたノーズライディングの時代。そしてそれ以降を牽引しているのが彼ら3人です。
アレックスとジャレッドはピッグの特性をいかしたテールコントロールで「スイング」を多用し、時たま鋭い切り返しのカットバックを超アグレッシブに行います。
ロビンは10ftオーダーのグライダータイプのボードをまるでパフォーマンスボードのように力づくで振り回しています。
3人はともにバックサイドではスイッチスタンスを繰り返し見せ、自由自在にしかもハイスピードでボードを操ります。
ノーズライダーともホットドッギングとも違った明らかにその先をいくスタイルです。
アレックスはいつもどおりの音信不通状態に突入していますが、ジャレッドのボードは完成間近、ロビンの相棒のエバンからは「クレイジービューティフルボード。アメージング!」と製作中のボードのついて今朝メールが届きました。
彼らが表舞台に現れてすでに15年以上が過ぎていますが、未だ彼らを超える存在感を持つサーファーは現れず、メインストリームを走り続けています。
しかもさらに進化を遂げ、新しい世界を切り開いていくようです。
ぜひ、じっくりと映像をお楽しみください。
総合カタログ「The Best Choosing of SURFBOARDS」とともに次のボードの選択にお役立てください!
皆様のご来店、お問合わせお待ちしております。
シーコング藤沢店
田中