こんにちは、大阪店の中村です。
下記の田中のブログをご覧になったでしょうか?
ロビンっておもしろいですよね。
私はブログを書くにあたり気を付けていることがあり、それは簡潔で分かりやすく、長くなり過ぎないように書くことです。
文章を書く上で皆さんそうすると思うのですが、ロビンのことをブログに書こうとすると、かなりの長文になり、決して簡潔に分かりやすく書く事ができないのです。
田中のブログですらあんなに長くなってしまうので、私なんかが書こうとするともっとなのです。
私が今回行ったカリフォルニア出張では現地から数回にわたってブログを書きましたが、ロビンの破天荒さ、アホさ、凄さ、伝えきれていない部分が多々ありますので、私も下記にございます田中の長文ブログのように後日まとめて書かせていただきます。
お時間のある方はご覧下さい。
それでは本日入荷しました中古ボードをご紹介させていただきます。
●ブランド:ホビー(タイラーウォーレン)
・モデル:THE ONE FIN PIN
・サイズ:9.4ft
・フィン:シングルフィンBOX
・付属品:なし
・価格:¥48,000-(税込)
限定の本数のみ作られたモデル「THE ONE FIN PIN」です。
One Fin Pinは2009年にタイラープロデュース、テリー・マーチンシェイプで限定で販売されたモデルで本国でも販売数の少ない珍しいモデルです。
状態を考慮してこの価格ですが金額をかけてリペアしていただくのもアリかと思います。
レールに一箇所小さな範囲ですが剥離してしまっています。(リペアテープを張っているので浸水はしません。)
ボトムは線状のクラックがあります。(上からソーラーレジンで修理しているので浸水はしません。)
その他、テール、レールの数カ所のクラックがあります。
タイラーウォーレンファンや、ホビーファンにおすすめです。
→ご予約
●ブランド:ドナルドタカヤマ
・モデル:インザピンク(サーフテック)
・サイズ:9.3ft
・フィン:2+シングルフィンBOX
・付属品:センターフィン、サイドフィン、ハードケース、リーシュ
・価格:¥60,000-(税込)
ドナルドタカヤマを代表するパフォーマンス系ノーズライダーモデル「インザピンク」です。
エポキシ製モールドボードの為、浮力があり軽く、耐久性にも優れています。
レール部分に2箇所リペア痕がございます。水が浸水しないように綺麗に修理されていますが、1箇所は小さな範囲で剥離しています。(傷はないので浸水はしません)
その他は比較的綺麗な状態です。
→ご予約
すみません、ブログ書いている途中に二つともご予約となってしまいました。
キャンセル待ちをご希望の方はご連絡ください>
それでは良い週末をお楽しみにください。
シーコング大阪店 中村
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藤沢店の田中です。
カリフォルニアから帰国して1週間が過ぎました。私が帰国した翌日にはエバンはシドニーへ、そしてロビンは火曜日にはすでにヌーサに着いたようです。
ロビンはこれからヌーサを皮切りに4月末までオーストラリアに滞在し、オーストラリア用のボードを作ったり、サーフトリップを行うようです。
今日は彼らとの滞在を通じてロビン、エバンが創りだすボードがいかに素晴らしいかをお伝えしようと思って、カリフォルニアの報告を書き始めたところ、大変意味のない長い駄文となってしまいました。
あまりにもどうでもいい内容なのでアップしようかどうかとためらったのですが、原稿用紙16枚分も書いてしまったため、アップしてしまいました。
たいしたことは書いていないので、どうか暇なときにでもお読みください。
今回私は正味4日間のカリフォルニアの滞在でした。シーコングを始めて18年目。すでに50回以上の渡米で、なおかつロビンはフランスへ、ジャレッドはバリへ移住し、最近はカリフォルニアに行っても10年前ほどの活気を感じることもなく、なんとなく倦怠感が漂っていたのですが、今回のトリップはそんなことを感じる暇もなく、また倦怠感を吹き飛ばすくらいバカバカしく久しぶりにエキサイティングなカリフォルニアでした。
まさに、"This is California!" の能天気なカリフォルニアトリップでした。
もちろんちゃんと仕事はしましたが、ロビンに振り回され続けた4日間を振り返ってみたいと思います。
「これが仕事か?」と突っ込まれることも承知の、だらだらとどうしようもない4日間です。
1日目
予定より1時間早くロスアンゼルス空港に到着。前週に中村が借りていたレンタカーをそのままロビンが引き継いでいたため(代金も引き継がれていました)、彼らにピックアップしてもらい、向かったのはロビンの悪友ブラッドと以前は「ムーク」と呼ばれ、ガトヘロイからシグネチャーモデルも発売されていたスティーブンがマネージャーをするニューポートビーチ、パシフィックコースとハイウェイ沿いにあるモーテル「ニューポートビーチチャンネル」へ。中村のブログにあったように彼女と大喧嘩してそこを飛び出た後はこのモーテルに居ついていたようです。
●見たところは普通のモーテルです
一見カリフォルニアによくあるタイプの街道沿いのモーテルですがフロントデスクの裏、つまりバックオフィスはカオスです。夜な夜な滞在客を誘いパーティ三昧で、彼らが仕事をしているのか、遊んでいるのか52歳の私には理解できません。
●元ムーク。現在はスティーブンです
このモーテルについてはあまりにも下品な内容になりそうで細かく書くことができませんので、話を先に進めます。チェックイン早々に空腹に耐えることができないロビンの提案でモーテルから歩いてすぐのイタリアンレストランに向かいました。ロビンはフランスの自宅にいるときには主に中東料理、アラブ料理を自分で作るのですが、地元カリフォルニアにいるときは基本的に高級レストランを好みます。そのように育てられているのです。
ロビンが価格に糸目もつけず(彼は“宵越しの金は持たない”とばかり、有り金はすべて食事に使い切るという気前のいい強者ですが、すでに使い果たしているときは私に擦り寄ってきます)オーダーしたワインを口にしながら、今回のカリフォルニア滞在中はどんなに一生懸命働いていたかを延々と聞かされ、各モデルのコンセプトやフィンについて説明されました。
一通り(彼の一通りは一般的な人の10通りくらい長いですが)、話し終えた後、「この後はオスカーパーティ(アカデミーショーにかこつけていたるところでパーティをやっているらしい)かカラオケパーティに行こうと言い出しました。
日本を発つ前の数日間、体調を崩していた私は「今夜は時差ぼけもあるから早く帰りたい」と言ったのですが、「何言ってるんだよ。3日しかないんだぜ。寝る暇なんかないよ。それに明後日はみんなでディズニーランドに行くんだから」と、訳のわからないことをほざいたのでした。
結局、ちょっとだけカラオケパーティに行ってみようということになり、モーテルの駐車場をさまよっていた最近人気急上昇のバンド「ペソス」のギタリストのジョイを伴い、向かったのはかつて「デトロイト」と呼ばれたライブハウスで、現在は人気アーティストとなったアレックス・ノストやグローワーズが連日のライブを繰り広げていた懐かしい場所でした。近くには、これもすでに店名が変わった「アバロン」というバーがあり、水曜日のフリービールデイには近隣のサーファーたちがたむろし、その中にはサンタクルーズから移り住んできたCJネルソン、幼い日のジャレッドメル、ブライアン“ローファー”アンダーソン、ファッションモデル並の美形とスタイルで健在だった頃のジル・ハンセンらそうそうたる顔ぶれがありました。
コスタメサの「19thストリート×プレセンティアアベニュー」は当時カリフォルニアのサーフィンカルチャーの中でもっともホットな場所でした。
近くにはダノーのファクトリーがあり、アレックス、ジャレッド、CJ、ローファーはひとつの家をシェアし、飛ぶ鳥を落とす勢いであったロビンはそこから5分の場所に伝説の「1653」ファクトリーを構えて、現在に続くニュージェネレーションのメインストリームを築いていったのです。
そんな往時を思わせる場所には今も多くのサーファーが集まりますが、ライブハウスがカラオケバーの変わったように時の流れを感じるのでありました。
結局、いつものようにロビンのごり押しで無理やり歌わされた私のあまりの下手さに客が全員帰ってしまい、そこを出たのが午前3時。なかなかタクシーを捕まえることができず、しょうがないからと近くのメキシカンで本格的(超脂っこい)タコスを食べ、そこにいたメキシコ人にホテルまで送ってもらったのが午前6時過ぎ。初日からさんざんの一日でした。
●左からロビン、エバン、ジョイ(深夜の超ヘビーメキシカンです。羊の脳をミンチにして焼いたものをはさんでいました)
●注文待ちのメキシコ人に連れて帰ってもらうことになりました
2日目
翌朝はといっても昼過ぎに、「時間がないからすぐにファクトリー(ウォーターマンズギルド)に行こう。急げよ」とせかされ、向かったのはニューポートビーチにあるおしゃれなカフェレストランでした。そうです。彼は上述のように人一倍空腹に弱いのとそのためにやらなければならない大事なことを忘れてしまうのです。そこで彼は再び人一倍の量を平らげ、やっとウォーターマンズギルドに向かいました。エバンはというと、深夜の脂っこいタコスのため、起きていきなりベッドに“戻して”しまい、ダブルベッドをシェアしていたロビンに悪態をつかれていました。
ウォーターマンズギルドに行くと、そこには本人が自慢していたとおり、まるでウォーターマンズギルドがガトヘロイのファクトリーであるかのように大量のボードがラックに並んでいました。またラックに並んでいるだけで、ボードのすばらしさが伝わってくるほど今回の仕事の質の高さを感じました。
ロビンとエバンはそれぞれ1本ずつ、「これはエバンがラミネートしたんだ」、「このレール最高だろ」、「新しいノーズロッカーを試してるんだ」、「日本人にはこのボードは最高だな」と作業そしている職人さんの邪魔をしながら説明してくれました。
ウォーターマンズギルドはいわずと知れたカリフォルニア屈指のグラスショップ(サーフボードのラミネート、仕上げを専門にする工場)ですが、かつてはここでたくさんのボードを作っていたロビンが再び戻ってきてくれたことがうれしいらしく、また世界最高と称されるガトヘロイのボードの製造に関わることが自分達のステータスを上げることを理解しているので、微妙に唇をゆがめながらもロビンの大胆な行動と大げさな話に相槌を打っていました。
この日の目的は、とにかく自分たちがちゃんと仕事をしているところ、作っているボードは今までにもまして素晴らしいことを私に伝えたかっただけなので、数時間の滞在後、モーテルに戻ることにしました。(実際には全員、寝不足で疲れが溜まっていたのですが)モーテルに戻り、再び1本ずつボードの説明を受けているとき(ロビンはとにかく説明が大好きで。2万回くらい同じことを話します)、突然、10数年間錦糸町店で働いていた藤屋が現れました。
興奮したロビンは、「そうだ今夜はLAのパーティ巡りをしよう」といい、忙しいにもかかわらず勝手に予定を決めてしまいました。
まずは「ディズニーランド、ディズニーランド、明日はみんなでディズニーランド!!!」とホテルのフロント前で側転していた(本当です)ブラッドに「明日は忙しいから行けなくなったんだ」と説明し、泣きわめき(もちろん嘘泣きですが)すがりつく彼を振り切り、藤屋の運転でLAダウンタウンに向かいました。
結局この夜は、イーストハリウッドで行われていたペソスのライブに行き、バーや知人の家で行われていた怪しいパーティを5件ほどはしごして、モーテルに戻ったのが朝の7時。50過ぎの私には時差ぼけの頭を洗濯機に突っ込まれたような朦朧とした感じでベッドに倒れこんだのでした。
3日目
「もう残された時間がないから朝からハードに」と言っていたにもかかわらず、ロビン自身も疲れていたようで、結局、起きたのは11時過ぎ。「今日はまず銀行に行ってカスタムメイドした自転車のお金を降ろしに行こう。それからサンオノフレにサーフィンに行って、ウォーターマンズギルドには通勤渋滞が始まる4時には戻ってこよう」といつものようにロビンがプランを口にしました(彼はプランを作るのは大好きですが、今までかつて計画通りに実行されたことはありません)。
準備が遅れていたエバンを残し、まずは近所のサンドイッチ屋さんに行くことに。ロビンが「ちょっとその前にブラックフライ(サングラスメーカー)のお店に寄ってみよう」ということで、そこで延々と長話。ロビンと私は格安でサングラスとシャツをゲットし、サンドイッチ屋さんに向かいました。この行動がブラックフライのおじさんをその後、不幸の底に突き落としてしまうとは、誰も知る由がありませんでした。この時点で12時。
サンドイッチ屋さんにてロビンは観光に来ていたドイツ人の女性の穿いているストッキングがセクシーだと言い寄り、サンドイッチ2人前を平らげていました。帰り際、「ここに誰かが鍵を忘れているよ」と言い残し、私達はモーテルに戻りました。
すでにレンタカーの運転席に待機していたエバン(ロビンはエバンのことを「忠実な犬だ」とたまに言っています)の運転で銀行に向かいました。
その途中、ロビンは「今日は本当に忙しく時間がないのに何でそんなにとろとろ運転しているんだと」とエバンにつかみかかり、挙句の果てに「のろまな運転してるんじゃねえよ」といい、運転を代わり、爆走して銀行に向かいました。
●この自転車屋さんもただものじゃない雰囲気でした
銀行をすんなり終え、車に乗り込もうとした私とエバンに「あそこのパン屋はおいしいんだ」といい、ロビンはそこに向かって駆け出し、私達に「早く来い」とせかしたのでした。
私とエバンはそれほどお腹が空いていたわけではありませんが、ロビンはそんなこと許してくれません。「ヘイ俊、これとこれにしろよ」と勝手にオーダーし、ちゃっかりと自分の伝票も回してきました。
「さあ時間がないから急ごう。とにかく渋滞前に戻らなきゃ、急げエバン」と言ったのもつかの間、知り合いを見つけたロビンは久しぶりの再会を喜び、立ち話を30分。
この時点ですでに2時。「サンオノフレは片道40分だから、ニューポートビーチに行ってみよう」と言い、波をチェックしたのですが、イマイチ。
「よし、サンオノフレで30分だけサーフィンしてすぐに戻ろう」とロビンが言い、反論を挟む余地もなく、生きた心地のしない爆走運転で、フリーウェイを南に向かったのでした。
約30分後、サンクレメンテの街を通り過ぎようとした頃、ロビンが「サーフィンの前にちょっとだけ何か食わないとな」と言い出しました。私は「さっき食ったばっかりじゃないか。エバンよりもこいつのほうが犬並だな」と思いながらも口にはせず、「ちょっとだけだから」と自分自身に言い訳をするロビンとともに、サンクレメンテの街に車を乗り入れたのでした。
「時間がないので出来合いのピザを買おう」と立ち寄ったデリにはあいにくとピザが売り切れていたため、ロビンはサンドイッチを注文しました。人気店なので待つこと10分、ロビンのサンドイッチが出来上がり、かぶりついた頃、ピザが焼かれてきたのです。何も注文していなかったエバンがそのピザを注文し食べ始めると、今度は食べ終わったロビンが、「エバンが食べている間、俺もピザを食べよう」と言い出し、結局この場所で40分ほど費やしてしまいました。
すでに3時を過ぎてしまったことに、原因を忘れ一人猛然と怒り、すべてをエバンのせいにしながらとにかく海に向かう私達でした。
「ロビンは人には急げ急げと言うわりには、自分が遅れていることには寛容なんだ」とこっそりエバンが私に告げた途端、地獄耳を持つロビンが「今、何言ったんだ」というので、私は大きな声で「お前のせいで遅くなったんだろ」と言ってやりました。
●わざわざ30分予定のサーフィンにバルサのボードを持ってきていました
この日は最後の晩となるので、ウォーターマンズギルドの後は3人で食事して、その後、ダノーのライブを観に行く予定になっていたのですが、予定では30分のサーフィンが1時間となり、海から上がった後に続々と入れ替わりに知人が現れ、すでにすっかり5時を迎えてしまいました。おまけに「みんなで夕食に行くんだって?おれも行くよ。私も、私も・・・」、挙句の果てに先日中村のブログに出てきたクララも来ることになってしまったことに、帰りの道中ロビンは「あいつ等と夕食なんか行きたくないんだよ。カリフォルニアのガキは本当に遠慮を知らないんだから。俺達のとっての最後のディナーが台無しになったじゃないか・・・ちくしょー、だからカリフォルニアは・・・もう一生クララには会うつもりもなかったのに・・・今夜はどんなに酔ってもクララの家には行かないからな・・・」と、言っていることとは逆にそうなりそうなことをつぶやきながら、帰途に着いたのでした。
ウォーターマンズギルドの後、夕食の前にモーテルでシャワーを浴び、ちょっと時間があったので私は一人、再びブラックフライへと向かいました。するとそこには打ちひしがれたブラックフライのおじさんがしょんぼりと玄関前のベンチに座っていました。「どうしたの?」と訪ねると、「おれは今朝ここに来て、鍵を開けて、一日中店の中にいたんだ。今日はほとんどお客は来なかったんだ。でも机の上に置いていた鍵がなくなってるんだよ。忽然と消えたんだよ。探そうにもなくなった理由がわからないんだ。このままじゃ家にも帰れないし・・・、どうすればいいんだ・・・」と今にも泣きそうな顔で。
私は「それってリング身3つ鍵が付いたやつ?」と聞くと、「どうして知ってるんだ?」と驚いた表情でおじさん。
「それならこの先のサンドイッチ屋さんにあるよ」と告げた途端、おじさんは一目散に走っていきました。
どうやら朝ロビンと来たとき、ロビンは何気に、無意識にその鍵を自分のポケットに入れ、私とサンドイッチ屋さんに行き、お金を払おうとしたときポケットの中の鍵に気付き、見覚えがなかったため「鍵の忘れ物があるよ」と言ったのです・・・こいつといると本当にいろんなことが起きてしまいます。
その夜はダノーと再会でき、またいつもと同じようにモーテルのフロントでは盛大なパーティが行われていたにもかかわらず、大きな問題もなく、早めに(4時頃ですが)ベッドに入ったのでした。もちろんロビンはクララの家に泊まりに行きました。
●ペソスのヤタも駆けつけてくれました
4日目
この日もいつものように、急いでいながらゆっくりとした朝食を採り、ウォーターマンズギルドに最後のチェックに向かいました。
これで3日続けてウォーターマンズギルドですが、別に何かが進展するわけではありません。ロビンはとにかく私に仕事ぶりを見せたくて、毎日毎日同じことを繰り返しています。私も彼については相当慣れているつもりですが、なんだか毎回同じことの繰り返しをしていると、時間が逆に回っているように感じてしまいます。
●ロビンはそれぞれの3ストリンガーの幅や間隔が持つ意味を1時間ほどしゃべっていました。
彼には仕事を順調に進めるということができず、逆に順調にいっていることを逆戻しにするという得意技がありますが、今回もなんだかそんな感じがしていました。
とにかく、再び二人にロスアンゼルス空港に連れて行ってもらい、近々の再会を約束し、帰国の途に着きました。
以上が、先週の私の怒涛のカリフォルニアトリップでした。私は52歳、ロビンは32歳、エバンは27歳なので、かなり子供っぽいトリップです。
内容がないわりには長くなりすぎて申し訳ございませんでした。
いずれにせよ、彼らのボードは最高です。普通じゃないから最高です。
ロビンは本当は帰る家があるにもかかわらず、帰る家がないエバンに付き合いホテル暮らしをし、有り金をすべて食べ物に使い果たし、作ったボードを自画自賛し、我慢しきれなくなり自分で乗ってしまう。オーストラリアトリップ用に4本のボードを作りながらも、すべてグラスオンにしたため1本しか持っていけないことを後から気づいたり、ボードの色の話が急に旧約聖書の話になったり、ストリンガーの材質の話が中央アジアのカザフスタンの歴史の話になったりと、とにかく普通の頭の構造ではないことはわかります。
今回、ロスアンゼルスからの帰国便の中で、あのアップルのスティーブ・ジョブスの映画を観ました。私はスティーブ・ジョブスがあれほどまでに傍若無人で、敵が多いとは知りませんでした。しかし、やっていることの規模の差はありすぎますが、スティーブ・ジョブスを観ているとロビンとそっくりだと思ったのです。
あの自分を押し通そうとする気概はクリエイティブな発想ができる自信の表れなのでしょう。誰にも思いつかないことを具現化できる才能なのでしょう。
もちろんスティーブ・ジョブスは世界的な天才。ロビンはただのサーファーです。ただしロビンのほうが優しさは勝っているな。そう思いながら機上で再び彼のことを思い出しました。
現地で撮ったボードの写真やリストは手元にございますので、週末は是非お立ち寄りください。
※文中、私は怪しいところに無理やり連れて行かれることはありますが、ご存知のとおり、私自身は決してそのような人間ではありませんのでご安心ください。
シーコング藤沢店田中
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藤沢店の渡辺です。
今週の土日は湘南方面は生憎の小波コンディションとなりそうです。。。
久しぶりに『SEAKONGチャンネル』を観ていましたら、元ガトヘロイのジョン・ウェスリーが以前来日した際のライディング映像を見つけました。(BGMはありません。)
小波の鎌倉にて、クリーム・ファットキャットの前身モデル『ビーチボール』に乗っていますが、ビーチボールのコンセプトはファットキャットと等しいので、“小波で楽しむシングルフィンログ”の参考になるかと思います。
天才ロビン・キーガル考案『誰にでもクールに簡単にロングボードを楽しめる』スペシャルボードのファットキャットです。
せっかくの貴重な休日です。小波でも普段のストレスを発散しに前向きに海へ向かいましょう!!!
本日入荷しました激安中古ロングボードです。
●ブランド:スチュワート
・モデル:ハイドロハル
・サイズ:9.0ft
・フィン:2+シングルBOX
・付属品:センターフィン、サイドフィン
・価格:¥8,000(税込)
・送料:¥10,000-
スチュワートを代表するモデルハイドロハルです。
古いボードでして、日焼け、色褪せ、リペア痕、フットマーク、小傷がございますが、このお値段ならお買い得です。
週末は是非シーコング各店へご来店をお待ちしております。
渡辺
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今晩は篠崎店の平塚です。
先日ガトヘロイのボードがカリフォルニアより入荷すると
田中がブログで案内した途端、続々とご予約が決まっているようで
ロビンの削るボードへの人気の高さが伺えます。
篠崎店にも1本、次回入荷分をご予約のためにキャンセルとなった
スムースオペレーターを1本在庫しております。
●ブランド:ガトヘロイ
・モデル:スムースオペレーター
・サイズ:9.9ft
・フィン:シングルオンフィン
・品番:CA1106
・価格:¥245,000(税込)
・送料:無料
アブストラクトデッキ、3/8インチレッドシダーストリンガー、8オンスボランクロス、ポリッシュフィニッシュ、グラスオンフィン
オールハンドシェープ by ロビン・キーガル
ラミネート by ウォーターマンズギルド
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2006年、アメリカの「ロングボードマガジン」で表紙を飾ったときに使用していた頃から引き継がれているピッグ型のクラシックピンテールモデルです。
ワイデストポイントから一歩前に踏み込んだときの驚異的な加速はまさに「振り落とされる」ような衝撃です。
一時のスーパーナイフィレールではなく、特にノーズから中央付近にかけてはボリューム感があり、浮力の不安がなくどんな方でもOKです。
ピッグの特徴である波のポケットに容易にステイしボードを簡単にコントロールができ、水面を滑走するスピード感はロビン・キーガルならではです。
乗りやすく、最高に楽しいボードです!
またロビンがフォーカスしている
「ショートボード革命が無くシングルフィンロングボードが進化したら
どんなに機能的なシングルフィンロングボードになっているか?」
というコンセプトを知るには絶好の、ガトヘロイの歩んできたヒストリーがわかる
中古ボードも3本在庫しています。
●ブランド:ガトヘロイ
・モデル:ニュープレジャー
・サイズ:9.7ft
・フィン:シングルフィンBOX
・付属品:なし
・価格:¥138,000-(税込)
・送料:¥10,000-
アレックス・ノストがダノーのチームライダーから
ガトヘロイのクルーになったときに発売されたシグネチャーモデルです。
PIGブームのはるか前からPIGにフォーカスしていた
ロビンとアレックスの流行を牽引する注目度の高さが伺えます。
絶妙なテールロッカーでアレックスのようなアグレッシブなライディングが楽しめます。
こちらのモデルはノーズコンケーブ入り、フリーラップ仕様でアレックスの直筆ロゴ入りと
貴重なガトヘロイ初期モデルです。
デッキにフットマークが若干見えますが
浸水する傷、リペア跡なども無く大変綺麗な状態です。
今は殆ど削られることのないアレックスシグネチャーモデルを手にするチャンスです。
●ブランド:ガトヘロイ
・モデル:スリバー
・サイズ:9.5ft
・フィン:シングルBOX
・付属品:なし
・価格:¥88,000-(税込)
・送料:¥10,000-
ナイフのようなレールと尖ったノーズ、テールレール形状、テーパーされた
独特なストリンガーによるテールのフレックス感、テールに掛けての直線的なレールラインがより
スピーディでラディカルなライディングを生み出します。
デッキに剥離を修理したリペア痕、デッキのフットマークによるクラックが数か所ありますが
細かいことを気にしなければ、そのまま使える状態です。
ロビンの高速ログを手頃な価格で乗ってみたい方にお勧めです。
●ブランド:ガトヘロイ
・モデル:1653
・サイズ:9.5ft
・フィン:シングルフィンBOX
・付属品:なし
・価格:¥11,000-(税込)
・送料:¥10,000-
CA・ニューポートビーチで活動していた時期のガトヘロイ・1653モデル。
お店があった番地に由来するモデル名のボードで、比較的幅を広く取った
アウトラインのノーズライダータイプのボードです。ノーズコンケーブ、デッキ・テールよりを
薄くスクープした形状のボードです。ノーズ性とコントロール性を兼ね備えたモデルです。
ボトムにリペア跡が散見しますが、全て綺麗にリペア済みで
浸水する傷はありません。
デッキのフットマークも少なめなので、ちょっと使用感のある見た目の割に
大変綺麗なコンディションです。
篠崎店では春の買い替えキャンペーンも行っております。
週末から徐々に気温も戻りそうなので、海帰りには是非
新しいボードをご覧になりにお立ち寄りください。
来店される方からお問い合わせの多い篠崎店の駐車場の場所です。
皆様のご来店、お問い合わせお待ちしております。