藤沢店の田中です。
毎朝、逗子の自宅から海沿いの道を運転してきていますが、今日のような3月の大波を見ると2010年の3月を思い出します。
その年の2月、ロビンは「FREAK WAIVE TOUR」を立ち上げ、カリフォルニアからハワイ、日本、そしてオーストラリアまでの大遠征を企てました。この大遠征の中オーストラリアでロビンはショートボードレボリューションの体現者ボブ・マクタビッシュと会い、愛弟子のエバン・デイリーは生まれて初めての彼女イェニーで出会いました。そしてロビンはより求道的にシェープに取り組むことを決心しフランスへの移住を決断、エバンもカリフォルニアを捨てオーストラリアに移住することになりました。
そのオーストラリアに渡る直前の日本は今日のように急激に発達した低気圧の通過によって頭以上のサイズの波が押し寄せていました。
どんなに波のサイズが上がっても「俺はロングボーダー」と言い切るロビンはエバンの名前がついた「デイリードライバー」を手に颯爽と稲村ヶ崎にアタックしていきました。
「そうだロビンが手にするのはいつだってロングボード。波のサイズが上がったら短いボードとかミッドレングスが流行っているから短いボードなんて言わないんだよなあ」と、そんなことを考えながら、「今日のブログはロビンが大きな波に乗っている写真を探してアップしよう」と思ったわけです。
そして写真を探しだそうと古いファイルを片っ端から見ていたのですが、膨大な数の写真を眺めていると改めてロビンを中心に現在に至る人間関係が発展してきたことがよくわかりました。
同時に彼の回りに“いる人たち”、また“いた人たち”も、現在のロングボードシーンに影響を与えています。これぞ“メインストリーム“のサーファー達です。
そこで、本来の「大波」のライディングの他にも2003年ころから2010年まで(それ以前はデジカメでなかったようで、また2010年以降までは時間が足りませんでした)の写真を簡単な逸話を添えてご紹介させていただこうと思います。
ちょっと数が多いので、ゆっくりご覧ください。
●2003年4月。旧藤沢店にて。ロビンがウェーバーのライダーをクビになりたいラーのチームライダーになったのを機にタイラーが来日しカスタムオーダーフェアを行いました。ロビーの右はビデオ「Getting Loose」を作ったカイル、その右はタイラーの幼なじみでチームライダーのブライアン・カリ。
●2002年10月・シーコングサーフツアーでタイラーのお店を訪問。
●2003年12月。 ロビン、ダノーに移籍。この日がダノーと初対面でした。お店のスタッフと間違えてしまいました。
●2004年2月。サンオノフレにて。この日マテオとブリタニーに初めて会いました。
●2004年2月。社員旅行でバハカリフォルニアのトドスタントスに行きました。ガイドはロビンとデイブでした。
●2004年4月。ロビン、クリームを立ち上げ初来日です。中央は先日LAでサーフフリーペーパー「DROP ZONE」を立ち上げたエド・ファクター、右は現在「NIGHT TRAIN SURFBOARDS」を主催するJT。
●2004年10月。ウェーバーのコンテストの入賞者。左からダノーのライダー、チャーリー・ホワイト。静波で行われた「第1回シングルフィンオールスターズ」の優勝者ベン。当時ウェーバーのライダーだったピックルことご存知タイラー・ウォーレンとマイク・シオーディア。
●2004年12月。太東で行われた「NALUミーティング」のエキシビジョンにクリームのライダーとして参加したCJネルソンとクリスチャン・ワック。ボンガ・パーキンスの顔も見えます。
●2005年3月。クリスとメキシコのラパスにマテオの画を買いに行きました。中央はマリブの女王ブリタニー・クィン。
●2005年5月。巨匠スティーブ・クリーブランドの家でBBQ。CJネルソン、ロビンと。
●2006年8月。この年念願の世界チャンピオンになり満を持してASPワールドツアーのため来日し、1回戦でこけてしまったジョシュ・コンスタブル。暇つぶしに私の自宅の近くでサイクリング。
●2006年6月。クリームのライダーとして来日したCJネルソン、アレックス・ノスト、クリス、ロビン。福島に雑誌の撮影に行きました。
●2006年11月。ロビン、CJネルソン、ポール・フランクのコラボレートショー「スティレット」。カリフォルニア・ハンティントンビーチで。
●2006年11月。カリフォルニア・ボルサチカでクリームのウェットを纏うジャレッド・メル。
●2007年2月。メキシコのティファナでクリスを伴ってサウスベイバイシクルの撮影。ビデオ撮影しているのは藤屋です。
●2007年4月。CJネルソンとガトヘロイのウェアを着る、現在「SEAWARD VESSEL」を主催するローファーことブライアン・アンダーソン。
●2007年4月。クリームからガトヘロイへ。場所はカポビーチから伝説のコスタメサ「1653」番地へ。この写真はその後雑誌「NALU」の表紙となりました。
●2007年5月。ロビン自ら今では「何かの間違いだった」と認める藤沢で行われたシークレットライブ。シークレットすぎて観客がいませんでした。。
●2007年5月。藤沢店のコンテナに絵を描くアレックス・ノスト。これがオリジナルの絵だったのですが、気に入らなかったらしく上からペンキで消されました。
●2007年5月。鵠沼のスケートパークで。右端は現在はシェーパーのマックス・デクスター。
●2007年8月。ガトヘロイのショーの準備を手伝うカリフォルニアのローカルヒーロー、コーディ・シンプキンス。
●2007年8月。コスタメサのガトヘロイのパーティでシャツを破かれ流血するタイラー・ウォーレンとプロスケーターのタイラー・ムーマ。
●2007年8月。同じくパーティ会場で、上述のエド・ファクターとマイク・シオーディア。馬鹿な二人です。
●2007年8月。毎日のように行われていたパーティ。その模様は現在発売中の日本語版「サーファーズジャーナル」でも書かれています。
●2007年10月。鵠沼のスケートパークで。現在売れっ子のフィルマーとなった、ジョージ・トリム。当時はウェーバーのライダーとして来日しました
●2007年7月。伝説の「1653」を彩るアレックス・ノストの写真をライトアップしたファザード。
●2007年12月。「ロスアンゼルスタイムス」を飾るロビン。記事には「ただ一人沖に出て12ftの波に乗った」と書かれています。
●2008年6月。サンオノフレ。CJネルソンの奥、クリスチャン・ワックと座っているのは「ダクトテープ」連覇中の王子ハリソン・ローチ。
●2008年6月。サンオノフレ。いかつい紳士ミッチ・アブシャー越に見えるのは、先日カナダの川で世界記録の32kmの1本の波に乗った紳士JJウェッセルズ。
●2008年6月。ガトヘロイ「SOS」ショー会場。タイラー・ムーマとジョージ・トリム。
●2008年6月。当時「CITYFOG」を立ち上げたCJネルソンとミッチ・アブシャー。オーシャンサイドのファクトリーで。
●2008年6月。自らデザインしたハーバーの「ノーズライダー」を横に木の上でポーズを取る新進気鋭のクリエーター、サイラス・サットンとTJ。
●2008年6月。誰にも真似のできないハイレベルなサーファー、コーディ・シンプキンス。
●2008年9月。人知れず渡った種子島でバレルを攻めるロビン。写真はペロさん。
●2008年10月。初めて行ったスコーピオンベイの帰り、巨大なハリケーンに遭遇しました。
●2009年2月。まだ幼さが残るロックスター、J-RADメルとアレックスの以前のバンド、ジャパニーズモーターズの元ベースのクリス・ベイル。
●2009年3月。地元ブラッキーズでボードを取り出すダノーとトロイ・エルモア。
●2009年6月。静波で行われた「第1回フィッシュフライ」の会場でロビンのボードを手にするハリソン・ローチ。
●2009年6月。同会場で歓談するロビンとマイク・ヒンソン。
●2009年6月。同会場でスケートボードで大ジャンプしかかとを骨折し、悲痛な叫びを上げるロビン・キーガル。PEROさん撮影。
●2009年10月。ブラッキーズで激安で購入した車を自慢気に見せるアレックス・ノスト。右はダノーとジャレッド・メル。いつものようにすぐに廃車になりました。
●2010年2月。フランスへの移住のきっかけとなった「FREAK WAIVE TOUR」で最初の目的地オアフ島のノーズショアを攻めるロビン・キーガル。
●2010年2月。オーストラリアの前に立ち寄った日本で。藤沢の中華料理店でロビンと乾杯するのはその後、自らもオーストラリアに移転しガトヘロイのシェーパーとなったエバン・デイリー。
●2010年6月。七里ガ浜の駐車場で「JUKE JOINT FREAK SHOW」を行うダノー。
●2010年6月。太東で行われた「NALUミーティング」で飛び入りでダノーのボードを持って出場し優勝したマッティ・チョナスキー。
●2010年6月。雑誌「BLUE.」の表紙になった写真。ジャレッドは二日酔いでした。
●2010年9月。突然ロビンの来日に同行してきた神様ジョン・ペック。藤沢のシェープルームをお借りし数本削りました。
せっかくなので次回は格好いいライディングシーンを集めてみたいと思います。
週末も波は残りそうです。今日は深酒せず、早めに寝ましょう!そしてお帰りの際はシーコングにお立ち寄りください。
田中
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こんばんは、大阪店の渡辺です。
写真は本日早朝の磯ノ浦です。
平日でしたが狙っていた方が多く、写真の通りピークは結構にぎやかでした。
どこのポイントでも少しサイズが上がるとショートボードの方やパフォーマンス系のロングボーダーの方が増えますが、こういう日にこそ、高速系ガトヘロイのボードをご使用いただきたいと常々波待ちしながらひとり考えています。(格好良いボードでサーフィンしたほうが単純にクールだし楽しいと思いますし、、。)
さて、本日も大阪店に中古ボードが入荷してまいりました。
ブランド:ハワイアン プロ デザイン by ドナルドタカヤマ
モデル:インザピンク(サーフテック社製)
長さ:9.3ft
フィン:2+シングルフィンBOX
付属品:センターフィン、サイドフィン
価格:¥79,800-(税抜き)
ドナルドタカヤマのラインナップで代表的なモデル、ハイパフォーマンスノーズライダーの「インザピンク(サーフテック社製)」です。
エポキシモールドボードで軽くて丈夫な材質です。
うっすらフットマークと塗装の剥げがございますが、材質の特性上、使用に支障はございません。
マニューバー志向が強く、ロングボードを動かしたいという方、タカヤマファンの方に定番でおすすめの1本です。このお値段はお買い得です。
週末は是非シーコング大阪店にお立ち寄りください。
お待ちしております。
シーコング大阪店
渡辺
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今晩は、篠崎店の平塚です。
昨日、買取のご案内を差し上げたからか
今日は大量に中古ボードの入荷がありましたので
早速ご紹介していきます。
●ブランド:プルメリア
・モデル:オールラウンド
・サイズ:9.4ft
・フィン:シングル+サイドBOX
・付属品:なし
・価格:¥80,000-(税別)
ハワイの巨匠ディック・ブリューワーの集大成と言われるブランド
ブルメリアのオールラウンドタイプのボードです。
デッキに多少のフットマークはありますが、浸水しそうな傷
リペア跡も無く、大変綺麗なコンディションです。
体重の軽い女性やオールラウンドタイプのボードを探している方に
お勧めです。
●ブランド:アビソ・ロスト
・モデル:クアッド
・サイズ:5.7ft
・フィン:4Future
・付属品:フィン
・価格:¥70,000-(税別)
ハイテク、カーボン素材を駆使したアビソ社製ロストのクアッドフィンです。
幅もあってロングボーダーのセカンドボードとしても楽しめそうです。
レールに1箇所、微妙なクラックはありますが、それ以外はキズ
クラックもなく、レールの傷以外は使用に全く問題のないコンディションです。
●ブランド:S Shape
・モデル:スラスター
・サイズ:6.4ft×18 1/2"×2 1/8"
・フィン:トライフィンBOX
・付属品:フィン
・価格:¥12,000-(税別)
千葉エリアを拠点にシェイプされている佐藤伸夫氏のパーソナルブランド
S Shapeのトライフィンショートボードです。
レール周りなど数か所レジンを盛ったままの修理個所はありますが
浸水しそうな傷は全て修理済みです。
デッキのフットマーク、ボトムの凹みは少なく
使用感の少ないコンディションですので、綺麗に直せば
金額以上の状態になると思います。
スタンダードな形状ながら、少しボリュームを持たせた
ショートボードをお探しの方にお勧めです。
●ブランド:ピーターダニエル
・モデル:スラスター
・サイズ:6.2ft×18 5/8"×2 5/16"
・フィン:トライフィン
・付属品:フィン
・価格:¥10,000-(税別)
サニーガルシア、アンディ・アイアンなどそうそうたるサーファーから支持される
ピーターダニエルのトライフィンショートボードです。
若干ボリュームがあり、幅広いコンディションで使えそうな形状です。
レールに2か所ほどレジンを盛ったリペアがありますが
ボトムは大変綺麗な状態で、デッキのフットマークも目立たず
オンフィンながら綺麗なコンディションです。
格安のショートボードをお探しの方にお勧めです。
●ブランド:Wave Tidal
・モデル:ファンボード
・サイズ:230㎝×53㎝×6.9㎝
・フィン:トライフィン
・付属品:フィン
・価格:¥10,000-(税別)
ショートボードを伸ばしたような
パフォーマンスシェイプのファンボードです。
テールに2か所ほどキッチンテープが貼ってありますが
それ以外、汚れは目立つものの、浸水しそうな傷は無く
凹みも目立たない、年代物の感じにしては綺麗なコンディションです。
ロングボーダーの方で、少し板を短くしてみたいという方
短いボードにチャレンジしてみたい方のファーストボード
等に大変お勧めです。
どちらもお買い得となっております。
実物をご覧になりたい方は、是非篠崎店まで
足をお運びくださいませ。ご来店お待ちしております。