昨夜、便利な羽田便で帰国しました。
遅くなりましたが、9月7日からの出来事を写真と共に紹介させていただきます。
その前に、今回の目的のひとつにダノーの工場に行くことがありました。
ご存知のように、ダノーはカリフォルニアでも最も遅いボードビルダーとして有名なのです。
「今年の俺は違うぞ! 最速の男と呼んでくれ!」と豪語していたにもかかわらず、すでに先々週の入荷予定が届いていなかったので
工場で直接確かめようと思ったのです。
先日から、このブログでもしきりに「来週入荷します!」と書いていたのですが、実際行ってみると、
!?!?!?・・・1本もできていない!!!!
「来週には、必ず送るから・・・」というダノーをよそに、工場の隅を見ていると、そこには珍しいダノーのオリジナルフィンが!!
「これ売ってくれる?」
「いいよ。じゃあ今度のボードと一緒に送るよ」
「だめだよ。いつになるかわからないジャン!」
「俺は、約束を守る男だ!」
ということで、持って帰ってきました。
すべてのフィンはダノーの特注によるレインボーフィン社製の1本物です。大変レアです。
◆オールドプレジャー用 10インチ \12,000〜\16,000
◆ノーズグライダー用 10インチ \12,000〜\16,000
☆☆☆☆☆☆☆☆☆ビーチボールも入荷しました☆☆☆☆☆☆☆☆☆
9月7日(水)
●朝からロビーと一緒に『DUCT TAPE』の優勝賞品のボードを届けにグラスショップ「Watermans Guild」に向かいました。今回だけでなく、前回のスペインのサリナスで行なわれた『DUCT TAPE』でもロビーのボードは優勝賞品として贈られています。今やサーファーとしてだけでなく、世界中から厳選されたシングルフィンロングボーダーのスーパースターの頂点にに贈られるほどシェーパーとして価値が認められています。
まもなく日本に届く「Watermans Guild」のラックに並ぶクリームとウェーバー
●午後はサンオノフレで「TOSE ON THE NOSE」に移籍したダレンとそのチームと合流しました。ダレンはロビー、クリス、タイラー・ウォーレンらと幼馴染ですが、現在は建築関連の会社を興しているのでサーフィンが生活のメインではありません。しかしながら、ロビー・キーガルでさえも「サンオノフレで一番うまいのはダレンだ」と言い切るくらいの実力者であるため、最近はオーストラリアのロングボードマガジンの表紙を飾ったり、「TOSE ON THE NOSE」のメインキャラクターとしても活躍しています。
ラグーナビーチにある"Tose on the Nose"のショールームの入り口には地元のスターダレンのポスターが飾られています
●この後、コスタメサのライブハウス“デトロイト”にアレックスのライブを観に行きましたが撮影禁止のため写真は撮影できませんでした。コスタメサ周辺はサーフィンアパレルの集積地で4、5年前はロビーも「1653」というショップを構え、CJネルソン、アレックス、ジャレッド・メルらが夜な夜なこの“デトロイト”、“アバロン”などに出没していましたが現在は新しい活躍の場を自分達の地元に移しています。
9月8日(木)
●朝一でダノーと待ち合わせていましたが、「ジャレッドはすでにマリブに向かい、ターキー・ストップニックは仕事で来られない」ということでダノー、トロイ、ジャックの3人をニューポートビーチの“34ストリート”で撮影しました。ジャックはスポンサーの絡みで今回の『DUCT TAPE』に招待されなかったため、ちょっと悔しがっていました。それほど『DUCT TAPE』に招待されることは誇りであり、若い世代には特に注目されています。
●その後は夜まで時間が空いていたので「せっかくだからサーフィンしよう」ということになりカピストラーノビーチにあるガトヘロイの工場までボードをピックアップしに行きました。街中の信号が赤になっているので変だなあと思っていると、後から大停電の話を聞きました。
●ロスアンゼルスのファッションのメッカ、ラブレア通りにあるフランス人のJPが展開するハイエンドショップ「feal mor」で夜からエントランスバンドのストリートライブがあるということで向かいました。“エントランスバンド”は2010年のガトヘロイの「freakwaive show」にも来日し、当夜にはロビー、アレックス・ノストなども駆けつける注目アーティストです。
次回は、いよいよ『DUCT TAPE』の模様です。
すでに結果をご存知の方も多いと思いますが、ご期待ください。
今回のカリフォルニアトリップの詳細は後日詳しく書きます。