ガトヘロイのロビー・キーガルが「東日本大震災」の復興支援として、アメリカのオークションサイト“e-bay”のチャリティーオークションに出品しています。
出品されているボードは、代表作『スムースオペレーター』と『デイリードライバー』の2本です。
それぞれのボードにはシルクスクリーンによってハンドメイドプリントが施されています。
その図柄は日本を代表するヒーロー「桃太郎」です。
なぜ、「桃太郎」か?
本人が雑誌でも語ったことがあるように、ロビーの幼少時代の家庭環境は決して恵まれたものではありませんでした。カリフォルニアやメキシコの各地を母親と転々としていた時期があります。
そんな中で一時期ロビーの母親はロサンゼルス市内の日本人コミュニティーの中で生活していたことがあります。
幼少のロビーはそこで、“盆踊り”や“お花祭り”に連れられて行かれ日本語も少し習っていたようです。その日本語の教材として使われていたのが“桃太郎”で、当時彼の中では日本のヒーローといえば“桃太郎”だったそうです。
今回の出品の目的が震災の復興のためということで、日本ゆかりのデザインを選ぶにあたって当時のことを思い出したのではないでしょうか。
そしてもうひとつ。以下のウェブサイト『トランスワールド サーフ』でロビーがチャリティオークションに出品していることが紹介されていますが、よくご覧ください。
この映像は、なんと「Windows Phone 7」のコマーシャルなのです。普段は携帯電話を持っていないので、慣れない手つきで操作するところになんとも違和感があります。
ということで、ロビーの注目度の高さに驚くばかりです。