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錦糸町店の藤屋です。今回3年振りにカリフォルニアへ1週間の出張に行ってきました。

滞在中にたくさんの人に会い色々な話ができましたが、今回の出張で感じた個人的なキーワードは“ヴィンテージ”でした。

初日にサンタモニカ空港近くのBarkerHangarで行われたリン・タナカの“インスピレーション“でのショーではまさにヴィンテージと呼ぶにふさわしいバイク、自転車、洋服、サーフボードが展示、販売されておりアメリカンカルチャーを象徴するものが並べられていました。来場していた人たちの格好もグリースで固めたリーゼントヘア風、ロールドアップしたジーンズを着こなした人たちがたくさんいました。

会場の近くをプロペラ音を響かせ小型セスナ機離着陸する象徴的な雰囲気の中で、ガトヘロイのブースだけ異彩を放っていました。”FreakWaive”のロゴがプリントされたキャンバス生地のテント内にプリントをあしらったサーフボード、ウェットスーツ、シャツが展示されていました。いかにも小屋といったテントの中に60年代の古いサーフフィルムを流していて、隣のブースだったクーパーフィッシュのジーン・クーパーのシーンを見ながら当時のサーフボードのデザインについて話が盛り上がっていました。ヴィンテージと呼ばれる古い時代の物に独自のセンスを加え展開するサーフボード、その他プロダクツを見てさすがロビーと思わせるものでした。



ヴィンテージといえばオレンジコーストカレッジで行われたハーバー・サーフボードの50周年のパーティーに行ってきました。展示されているボードはまさにヴィンテージ中のヴィンテージといったボードばかりで、60年初期のビッグスタイルのボード、ワイメアガン、当時未開のサーフポイントだったマウイ・ホノルアベイ用にデザインされた9ft前半のガンなどモノ自体が歴史を語っているサーフボードに触れることができました。


会場を順番に回るだけでサーフボードデザインの軌跡をたどるような展示物に圧倒されました。会場にはリッチ・ハーバーはもちろんハワイのレジェンド・ラビットケカイをはじめ、マスターグラッサー・グレッグマーヅ、メインシェーパー・ティムスタンプスなどサーフボードビルドに関係する人々以外にもたくさんの来場者で会場はいっぱいになっていました。グラスショップのオーナー・グレッグに話をする機会があったのですが、グレッグのたくさんの来場者のうち知り合いは10人くらいしかいなく、他の人たちはどこから来たのかと驚くほどの来場者数でした。シールビーチを拠点とし50年もの間サーフボードを作り続けてきたリッチ・ハーバーの影響力、人脈の広さを感じるパーティーとなりました。


またこのパーティーには40年以上の親交があり、シェーパーとして多大な影響を与えたマイク・マーシャル追悼のパネルが展示されていました。50周年記念パーティーの2週間前に惜しくもこの世を去ったマイク・マーシャルはトラッセル・スペシャルモデルのデザイナーとして有名でニューポートビーチブラッキーズのレジェンドでした。同じブラッキーズポイントを拠点とするダノーの情報によると、マイク・マーシャルが中心となってニューポートビーチブラッキーズの歴史を取材したドキュメンタリーフィルムが近く完成するとのことでした。アレックス・ノストに受け継がれるニューポートビーチハイスクール出身のサーファーを中心に、ハワイから移住した直後にブラッキーズでサーフィンしていたデビット・ヌイーバーなども取り上げられているようです。近く映画館で上映の後、DVDになるとの事で情報が入り次第またお伝えしたいと思います。


出張最終日にはダノーの好意によりボードとウェットスーツを借り、ブラッキーズポイントで1時間ほどサーフィンをすることができました。


借りたボードは11ftホッグモデルで、“ヴィンテージ“のキーワードにふさわしいピッグスタイルのボードでコシ・ハラサイズの波を乗ることができました。ノーズ幅が細く、最大幅がテールよりにあるこのデザインのボードは、パドルがスムーズで小さい波でもどんどん加速してくボードでした。ウッド製のDフィンと呼ばれる大きなフィンがグラスオンされたボードでしたが、細身のノーズで前に重み、浮力が無くフィンの大きさの割には簡単にターンができるといった印象でした。


最近ではこのピッグスタイルが人気のようで、ノーズライダーモデル以上に注文が入っていると事でした。この古いスタイルのデザインのテンプレートを持っていないシェーパーがダノーのところへテンプレートを借りに来るほどじわじわと人気が出てきているようです。9ft弱の長さながらこのピッグスタイルのハーバーヴィンテージボードを近く藤沢店、または錦糸町店に展示いたしますので是非ご来店いただければと思います。


3年振りに訪れたカリフォルニアで会った人たちの口から依然景気は良くないと語られていましたが、景気の反動とともに“ヴィンテージ”古く良いものが脚光を集めているといった印象の滞在でした。今年6月にはデューイー・ウェーバー社の50周年になります。眠っている古くて良いもの・ヴィンテージが50周年を記念してどんな形でウェーバー社より出てくるのか楽しみです。