せっかく藤屋と一緒なのでびっしりと予定です。
12日、到着した足で早速サンタモニカで行われているリン・タナカ氏の「インスピレーション」に行ってきました。
場所はさすがアメリカという感じでサンタモニカ空港の中の格納庫を利用して行われていました。
サーフィン関係が1/4くらいであとはビンテージのバイク、クロージング、レザー、雑貨等などが展示販売されていました。
サーフィン関係ではガトヘロイのロビーのほかに、アンディ・デービス、タイラー・ウォーレン、ミッチ・アブシャーのアート、スコッティのバイク、クリステンソン、クークボックス、クーパーフィッシュなどのブースがありました。いい物、本物、クラシックを追求するサーファーたちが一堂に会しているというような雰囲気でした。
ガトヘロイのブースに注目している、クリステンソン、クリス・ベイル、JP
ガトヘロイのブースでは、2月15日のハワイから始まり日本でのボードシェープ、オーストラリアのヌーサフェスティバル、そして4月の日本でショーと続く約2ヶ月間の「SURF is FREE=Freakwaive Tour 2010」のプロダクツを主に展示し、1960年代のロングボードの真髄を追及するロビーのブースも大盛況でした。
展示されていたボードはハワイのパイプライン、ワイメア用のガンから、アレックス・ノストがヌーサコンテストで使用するNEWアレックスモデル(60年代のピグアウトラインのボード)とボードバッグ、今回のツアー専用のオリジナルのダッフルバッグ、ツアー用ウェットスーツ他、シャツ類などでした。いつもながら斬新なアイデアが満載でヨーロッパからのバイヤーも続々と彼らの製品を手にとって購入していました。これらの実物詳細は是非4月のショーでご覧ください。
翌13日は、「インスピレーション」に午前中お邪魔し、午後はコスタメサのオレンジコーストカレッジで行われていた、ハーバーサーフボードの50周年記念パーティ「HARBOUR CHRONICLES」に行ってきました。会場には約30本のハーバーの歴史を語るビンテージボードの数々に古いフィルムが上映され、中央にはリッチ・ハーバーのシェープルームが再現されていました。会場には優に300人を超える人たちが集まり、「インスピレーション」とはまったく違うところにこれだけの人たちが集まるというカリフォルニアのサーフカルチャーの奥深さを感じました。ただどちらも1960年代の古くていい物が主役のイベントだということがよくわかりました。
上:インタビューを受けるリッチ
下:ラビット・ケカイとリッチ
シェーパーのティムと談笑する、スティーブ・フェアェルとエリック・バレー
14日は朝4時に起きてローズボウルスタジアムで行われていたフリーマーケットに行ってきました。今回はかなり大きいと聞いていたので6時から\2,000という高額チケットを買って気合を入れていたのですが、もともと買い物好きでないためと探していたものが予想の3倍くらいの価格だったので、これなら他のスワップミートに行けばよかったとがっくりと肩を落としかえってきました。
午後はガトヘロイで翌日から始まる「Freakwaive Tour」の準備を手伝っていました。約2ヶ月の長旅でハワイやオーストラリアでサーフィン三昧というのに夕方までサンオノフレでサーフィンしボードが傷ついたため、まずはリペアーから始めることになってしまい、結局朝4時の集合まで荷造りに追われることになってしまいました。
4月のショーで展示予定のバルサボード
ひとつ収穫があったのは、前日のハーバーのショーでビンテージのハーバーのボードに目を奪われていたちょど絶好のタイミングでハーバーの「シリアル番号986」のボードを見つけたことでした。ちょっと高かったので躊躇しましたが、ハーバーの代理店なのに今までビンテージを持っていなかったので、藤沢店にあるジェイコブスのビンテージを手放すつもりで購入してしまいました。藤沢店か錦糸町店に飾るつもりなので、今度見に来てください。
15日はカリフォルニアで最高の品質を生み出す「ウォーターマンギルド」というグラスショップに行って、出荷前のボードのチェックをしてきました。
今後は、アレックス、ウェーバー、ダノーに会い、サウスベイバイシクルのビナウォーク店用の雑貨を仕入る予定です。今回は残念ながらサーフィンをすることはできなさそうですが、次回はまたメキシコまで足を伸ばしてみようと密かに思っているところです。
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話は変わりますが、皆さんもご存知のとおり、千葉の一宮でヘッドランドの工事が始まり、大事な場所が消えようとしています。是非、皆様も以下のページをご覧いただき、署名にご協力いただきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。