今回は3日間というハードスケジュールだったので、駆け足で見て回ったカリフォルニア最新事情をご報告します。
日本も景気が悪いですが、カリフォルニアも相当景気悪そうです。
何しろ1年前ほどまではニューポートビーチ、コスタメサ周辺で毎晩のようにサーファーや自称アーティスト、ミュージシャンが友達の輪を広げるためBARにたむろし、週末はアパレルブランドのフリーパーティで夜を明かすようなまさに「毎日がパーティ」のような感じで、そして中心にアレックス、ロビー、CJ、ピックル等がいました。
ところが今は、アレックスはサンフランシスコへ、ロビーのファクトリーやピックルのアートスタジオはダナポイントへ、そしてCJはサンディエゴへ...アパレルブランドもパーティに無駄なお金を使うことを控えだし...まさに“兵度もが夢の跡”といった感じです・・・が、サーフインダストリーの中心地として常に流行、情報を発信するポジションにいる彼らはすでに次のステップに進もうとしています。
そして、そんなパーティキッズが去ったニューポートビーチでは、やっぱりダノーが元気です。日本の雑誌でも既にフォーカスされているジェレッド・メル(21歳)、トロイ(19歳)、シェーン(14歳)ら次世代のサーフシーンの中心になる彼らは毎日馬鹿でかいシングルフィンの重たいボードを引きずりながら「ブラッキーズ」に現れます。
今回彼らに会った目的は、ウェットスーツの採寸です。何しろ景気が悪いカリフォルニアでも日本製のウェットスーツにカラフルなパターンやプリントを用いたものは大人気です。今や「日本製」の派手なウェットスーツは人気サーフショップの定番アイテムです。
ところが彼らを含めロビーやアレックスもそうですが、サーフシーンのアイコンとして存在する彼らは、今やカラフルなウェットスーツには見向きせず、皆「オールブラック・スムージー(スキン)」を求めているのです。ということでアレックスも新しいウェットスーツブランドを立ち上げたように、ダノーキッズも「ブラック・スムージー」ということになったわけです。
左より、新しいウェットスーツブランド「black wetsuits by alex knost」を立ち上げたアレックス・ノスト、クリス&サミー・ジェーン、まさにとどまるところを知らない奇才ロビー
次週日本に入荷するボードを手にするダノー、ジェレッド、トロイ、シェーン、エリン
次回は、来年50周年イベントを控えている「デューイ・ウェーバー」、新たな方向に向かう「ガトヘロイ」の最新情報をお伝えさせていただきます。
話は変わりますが、サウスベイバイシクルより新しいモデルのお知らせです。興味ある方は是非、お近くのシーコング、LUVBUD、サウスベイ・ビナウォーク店までどうぞ。
◇LANE(レーン):ブラック 700C(27インチ相当) \29,000-
◇LANE(レーン):ブラウン 700C(27インチ相当) \29,000-
◇LANE(レーン):イエロー 700C(27インチ相当) \29,000-
◇PATHFINDER(パスファインダー):グリーン 26インチ \39,000-