シーコング店長ブログ

シーコング各店より毎日お得な情報をお届けいたします。


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シーコングの澤野です。
最後になりましたが、今回はカリフォルニアでも限られたごく僅かな人にしか行き届かない、超人気のドメスティックブランド「DANO」と、ブラッキーズポイントについてふれたいと思います。


前回までに数回ご紹介したニューポートビーチ。その中でもサーフポイントとしてメジャーかつコアなポイントがブラッキーズです。

名前の由来である「ブラッキーズ」


ピアと呼ばれる海に飛び出た桟橋の影響で砂が付きやすく、サイズが上がるとパワフルなブレイクを楽しむことができますが、ウネリの向きには比較的デリケートなので、波が小さかったり、ただのビーチブレイクといったこともしばしばあります。

ニューポートピア


ただしひとたびサイズが上がるとピアの上からエキスパート達のライディングを近距離で見ることができ、楽しい時間を過ごすことができます。

普段とは違ったアングルを楽しめます。


この辺りでサーフィンを始める、もしくは自分のボードを手に入れたいと思う多くの人の頭にはまずダノーが浮かびます。

ダノーの人柄とサーファーとしての知名度、腕前だけでなく、ハンドクラフトにこだわるその姿勢とシェイプ技術、カラーワークで人々を魅了しているのです。


シードリング、スプラウトでお馴染みのトーマスキャンベルは遥か北、サンタクルーズに住んでいますが、ダノーのボードを愛用し、新しいボードを手に入れるときは必ずニューポートビーチ周辺に滞在し、ダノーとサーフィンをするそうです。今話題騒然のガトヘロイのロビー&アレックスもダノーのサポートを受けていたことからもポテンシャルの高さが窺い知ることができます。


今でもローカルヒーローとして慕われているコーディー・シンプキンスや先日オーストラリア版ロングボードマガジンの表紙を飾ったジャレッド・メルをサポートしています。

ブラッキーズ2006年11月


先にも述べましたが、ハンドクラフトにこだわるダノーのボードは正直生産性には乏しく、現在でも需要が供給をはるかに上回っているため、現地でもなかなか手に入れることができません。SEAKONGでも多くのお客様から入荷のお問い合わせを頂いておりますが、次回入荷まで今しばらくお待ちください。


以前ご紹介したガトヘロイのオープニングもそうですが、昨年11月にハンティントンで行われたスティレットショーをはじめ「サーフ」×「ミュージック」×「アートワーク」が融合したイベントがコスタメサ周辺では盛んに行われています。ダノーも先日「White Lotus」というイベントを成功させたそうです。彼自身もバンドを結成しておりボーカルを担当しているそうです。年齢はロビーたちと一回り違いますが、やはり好きなことややることは同じで、名画ビッグウェンズデイをそのまま切り取ったようなカルチャーなんだ、と一人で妙に納得してしまいました。

今回までにウェーバーハーバーガトヘロイ、そしてダノーとブランド別にご紹介してきました。それぞれのブランドが持つ異なったカラーを大雑把に書き連ねてきましたが、カリフォルニアの雰囲気を少しでもお伝えできましたでしょうか。
普段はホームページ上でその時の旬な情報をお知らせするように務めているので、なかなか少し前の話題やこぼれ話をご紹介することができませんが、どのブランドも今回ご紹介しきれなかったエピソードがたくさんあります。今後もこの場を利用して少しずつお知らせしていければと考えています。
また引き続きカリフォルニアの旬な情報を皆様にお伝えしていきたいと考えておりますので、今後もホームページ、ブログともに是非チェックしてください。


今回の連載をお読みいただきありがとうございました。
シーコング 澤野


お知らせ
ガトヘロイのロビーキーガルが9月20日より来日決定!
滞在中のスケジュールはホームページにて後日お知らせいたします。



オマケ

帰国前日、慌てて「海に行こう」とニューポートビーチへ。
パーキングスペースが見つからず「短時間だから」と強引に駐車の図。