シーコングの澤野です。いよいよガトヘロイショールームのオープニング当日。この日の内容は2回に分けてご紹介したいと思います。
普段だったら皆比較的のんびりしているのに、さすがにこの日は朝から準備に大忙し。まずは全て手作りのガトヘロイTシャツをディスプレイするための棚を仕上げる。驚いたことにこのタイミングで黙々と棚にペンキで色付け。そして乾くのを待つ間に床を掃除したり、フライヤーを準備したり、大慌て。
ロビーには欠かせない存在のクリス
どんなに忙しくても必ず全て自分の手でチェックするロビー
ショールームのスタッフを務めるジェシカ(手前)とムーマ
そうこうしている間に足りないものがあるらしく「買出しに行こう」とロビーに誘われ、日本でもお馴染みのIKEA、予め注文していたフレームを取りに額縁の専門店、そして時間が迫っているのに何故か「ここのワッフルは美味しいんだよ」と遠回りしてカフェで遅めのランチをとり、忘れてはいけない酒屋でワインとビールを買い、ようやく会場となるショールームに戻ったのは告知していた3時をゆうに1時間超えた4時。
急いでいるからと言って荷物の搬入口に車を横付けし裏口から入店
この時すでに20人近くの人が会場内に。その中にはアレックス、CJ、ブライアン、コーディーシンプキンスなどをはじめ、コンテストシーンにはあがらずとも、その名前を知らしめているカリフォルニアを代表するロングボーダー達が詰め掛けていました。そして来ていた人たちが自分で出来ること、得意なことを活かしオープニングの準備の手伝いをすすんで手伝っていたのがとても印象的でした。
コーディー&メリッサ・シンプキンス
表側のガラス窓にメッセージを書いたり、来客者がメッセージを書けるノートにコラージュを施したり、バックヤードで行うライブのために場所を整えたり、前日の晩に見た荒れ果てた状態からは想像もつかないくらいに会場らしくなっていきました。もちろんみんな片手にはビールやワインは忘れずに持っていましたが。
カウンターで無料で振舞われたビールとワイン。スタートの掛け声なしに徐々に人が溢れ、そして盛り上がりを見せ、頃合を見計らって始められたバンドのライブで会場は熱気に包まれていきました。この頃になるとバンドのメンバーを含め60人以上は来ていたと思います。今回参加したバンドは、地元コスタメサで熱狂的なファンを持つグロウラーズ、フライングソーサー、そしてロビーも参加し、新たにクリスベイルが加わったジャパニーズモータースの3組。
このクリスベイルはリンコンやマリブでスタイリッシュなライディングを披露し、ビデオなどにも登場しているのでご存知の方も多いかと思いますが、最近ニューポートビーチ近辺に引っ越し、ガトヘロイのクルーに参加が決定しました。
同じ車で会場に駆けつけたアレックス&タイラーウォーレン
こちらも一緒に登場のCJ&ブライアン
日本でもお騒がせしたエドファクターと元ウェーバーチームのマイク
著名なサーファー達はもちろんですが、今回のパーティーに集まった人々の中にロサンゼルスとニューヨークにあるハイエンドセレクトショップの仕入れ担当者やイタリアやフランスのディストリビューターたちの姿があったのがとても印象的であったのと同時に、ガトヘロイというブランドが一サーフボードメーカーではないということをあらためて認識させられました。物凄くゆっくりとしたスピードながら確実にインターナショナルブランドへの道をすすんでいる「ガトヘロイ」が今後どのような成長を見せるのか、個人的にも気になるところです。
パーティーの模様は引き続き次回書きたいと思います。