シーコング店長ブログ

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第2弾:ブランド別の主要モデルの特徴のご説明


ブランド別の概要の次に、第2弾としてさらに各モデルについて突っ込んでいきたいと思います。

ウェーバー・パフォーマーについてです。

初めてのロングボードを買ったときのことを覚えていますか?
初めてロングボードを買うときは、あんまり詳しいことはわからないので、たまたま入ったショップや海外に行ったときなどに、価格や、なんとなく聞いたことのあるブランドのボードを購入したのではないかと思います。
その時、ロングボードの大きさに圧倒され、少しでも動かし易いのではないかという思い込みによって軽めのスタビライザー付きのボードを選んだりしませんでしたか?
また長年ロングボードをやっている方、新しいボードもいつもと同じタイプのボードを選んでいらっしゃいませんか?


そんな皆様、パフォーマーを体験してみませんか?


⇒テイクオフは「えっ!!ここで立てるの?」と絶対に驚くはずです。
それどころか、初めてのゲッティングアウトでパドルをした瞬間「何じゃこりゃ!」とその安定感にびっくりするはずです。
パドリングで両手を動かしても畳の上のように全然左右に揺れないはずです。ボードの失速の第一の原因の横揺れが起きず、ノーズにコンケーブは無く、ボトムもほぼフラット。何の抵抗も無くボードがスイスイと進み、幅広いテールが波の力を最大限に引き出し、驚異的なテイクオフをお約束します。
せっかくの休日、1日10回波に立つよりは、50回立った方が楽しいに決まっていますし、上達も間違いなしです。
ボトム形状


⇒ターン性能は???
横幅が大きく、一見、動かなそうに見えますが、このボードの第2の魅力はコントロール性の良さです。
このボードはテイクオフが早いので、長いボードを選ぶ必要が無いので、通常、お客様のご希望よりも2〜4インチ短めのボードをオススメします。
当然その分、コントロール性がよくなります。
安定したノーズライディングができるのに、ノーズはすごく薄くなっています。これによってターン時に頭が軽い感じがします。
ノーズレール形状



またテール寄りのレールは通常のクラシックタイプのボードより薄くなっているので、ボードにスピード感が出ます。
ショートボードのようにせかせかとアップスンをしなくても、自然に加速していきます。
その感覚はまさにオートマチックの車の感覚です。
スピードに乗った自転車が簡単にハンドルが切れるように、スピードに乗ったボードはターンのきっかけがつかみやすくなります。
テールレール形状


パフォーマーは特にテール幅が広いので、思いっきりテールを踏み込み、一気にボードを回転させる「ピボットターン」が格好よく決まります。※ターンにカーブの連続したイメージを持つ方は『スタイリスト』の方がいいでしょう。
テール形状


⇒ノーズライディングは???
『ノーズコンケーブ』、『分厚い浮力のあるノーズ』がノーズライディングの必需品のように思われている方も多くいらっしゃいますが、パフォーマーはコンケーブも有りませんし、すごく薄くシェープされています。
それでも全体的な重量感、パラレルなアウトライン、薄めのテール(※ノーズライディングには実はテールシェープが非常に影響を与えます)、オートマチックなスピードによって、まさに魔法的なノーズライディングが可能です。
今までどうしてもあと一歩が踏み出せなかった方も、きっとあと3歩くらい前に進めるはずです。
ノーズボトム形状


当店のライダーはこのボードを使って大会でも活躍していますが、波に直角に当て込んだりすることは、ハイパフォーマンスボードやショートボードに任せ、イージーにファンサーフを好む、正統派の週末ロングボーダーにとって最強のボードです。

参考として、当店ライダーのライディングムービーがたくさんありますので、ご参考までにご覧になってみてください。
http://www.seakong.com/ckong/movie/movie_weber.htm

次回は、ウェーバー・スタイリストです。